先月のことですが、1月17日の長崎新聞に次のような記事が載っていました。

(樺島へは私も35年前、長崎勤務だったT氏と一緒に寒い中、太刀魚を釣りに行っていました)



釣り客のマナーの悪さに、地元住民が困っているという内容です。
マナーが悪いのは一部の釣り客なのでしょうが、横暴な振る舞いが取りあげてありました。ゴミの放置、悪質なものはコンビニのゴミ箱に、釣り針、釣り上げた魚、撒き餌のオキアミなどを捨て去るというもので、その後始末に店員が困り果てているとのこと。
この記事を目にしたとき、真っ先に思い浮かべたのは、昨年生月島に行ったときのトイレの貼り紙でした。
その時は、「こんなことをする人がいるんだな…」くらいしか思っていませんでした。

「トイレの手洗い場は手を洗う以外には使用しないでください」?
他に何を洗うの?
さらにその上には

ここで魚をさばく…
ちなみにここは島の灯台見学用の駐車場です。

その真下は絶好の釣り場でもあるようですが

折からのキャンプブームもあると思います。
駐車場にトイレと水場があればサイト地になり得ますが、あとはそこを利用させてもらう人の良識にゆだねられます。
昨年、大崩に行ったとき、車中泊の予定だった祝子川温泉「美人の湯」第2駐車場が車中泊禁止となっていました。そこを使わせてもらう人のマナーの悪さが原因だといいます。
美人の湯は登山者にも最大限の便宜を図ってくださっていただけに、利用者のマナーの悪さは残念でなりません。
最後に、祝子川温泉「美人の湯」の記事を紹介します。
「-前略- なによりうれしいのは2つある駐車場のうち、第2駐車場が登山者に開放されて、無料で幕営できるほか、トイレや給水施設も利用できること。特にトイレに関しては山中に唯一、大崩山荘に地下浸透式のトイレがあるだけで、汚染の可能性もあり、できればここですませておきたいものだ。他の施設では、登山者に対して冷たい視線を感じたことも時折あったが、ここ『美人の湯』は私の経験した中では最も登山者に暖かい施設であった。これは地元の人たちの純朴な気風もあろうが、橋本支配人を中心とした従業員さんの努力の賜であろう。
われわれ登山者も幕営や車中泊で利用させていただく以上、清掃や水の節約の他、他人の迷惑にならないよう、マナーの向上に努めるべきだろう。」
以上「九重 大崩 屋久島」山と渓谷社(2004年出版) 「九重・祖母・傾・大崩の歴史と話題⑤祝子川温泉『美人の湯』」より引用

(樺島へは私も35年前、長崎勤務だったT氏と一緒に寒い中、太刀魚を釣りに行っていました)



釣り客のマナーの悪さに、地元住民が困っているという内容です。
マナーが悪いのは一部の釣り客なのでしょうが、横暴な振る舞いが取りあげてありました。ゴミの放置、悪質なものはコンビニのゴミ箱に、釣り針、釣り上げた魚、撒き餌のオキアミなどを捨て去るというもので、その後始末に店員が困り果てているとのこと。
この記事を目にしたとき、真っ先に思い浮かべたのは、昨年生月島に行ったときのトイレの貼り紙でした。
その時は、「こんなことをする人がいるんだな…」くらいしか思っていませんでした。

「トイレの手洗い場は手を洗う以外には使用しないでください」?
他に何を洗うの?
さらにその上には

ここで魚をさばく…
ちなみにここは島の灯台見学用の駐車場です。

その真下は絶好の釣り場でもあるようですが

折からのキャンプブームもあると思います。
駐車場にトイレと水場があればサイト地になり得ますが、あとはそこを利用させてもらう人の良識にゆだねられます。
昨年、大崩に行ったとき、車中泊の予定だった祝子川温泉「美人の湯」第2駐車場が車中泊禁止となっていました。そこを使わせてもらう人のマナーの悪さが原因だといいます。
美人の湯は登山者にも最大限の便宜を図ってくださっていただけに、利用者のマナーの悪さは残念でなりません。
最後に、祝子川温泉「美人の湯」の記事を紹介します。
「-前略- なによりうれしいのは2つある駐車場のうち、第2駐車場が登山者に開放されて、無料で幕営できるほか、トイレや給水施設も利用できること。特にトイレに関しては山中に唯一、大崩山荘に地下浸透式のトイレがあるだけで、汚染の可能性もあり、できればここですませておきたいものだ。他の施設では、登山者に対して冷たい視線を感じたことも時折あったが、ここ『美人の湯』は私の経験した中では最も登山者に暖かい施設であった。これは地元の人たちの純朴な気風もあろうが、橋本支配人を中心とした従業員さんの努力の賜であろう。
われわれ登山者も幕営や車中泊で利用させていただく以上、清掃や水の節約の他、他人の迷惑にならないよう、マナーの向上に努めるべきだろう。」
以上「九重 大崩 屋久島」山と渓谷社(2004年出版) 「九重・祖母・傾・大崩の歴史と話題⑤祝子川温泉『美人の湯』」より引用