TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

諫早の眼鏡橋あれこれ

2017年09月28日 | 諫早
諫早の眼鏡橋は長崎のそれを参考にして造られた「永久不壊の石橋」です。
その「永久不壊」が原因で悲しい出来事もありましたが、それを乗り越え現在は諫早公園に移設されています。



長崎の眼鏡橋は半円ですが、諫早のそれは1/3円です。
ですから水に映った眼鏡はまん丸眼鏡ではありません。




眼鏡橋 -春-



眼鏡橋 -秋-



眼鏡橋 -冬-



眼鏡橋 -夜-



諫早公園の眼鏡橋は今では諫早市のシンボル的存在で、四季を問わず多くの観光客が訪れます。
ところで、眼鏡橋はこれ以外にもあります。



諫早公園の道向かいにある「ミニ眼鏡橋」




本物と見まごうほどの精巧さです。
それもそのはず。このミニ眼鏡橋は、昭和32年の諫早大水害の後、現在の場所に解体復元するにあたり、本当に復元できるのかテスト版として実物の1/5のスケールで作ったものだそうです。勿論、使われている石は実物と同じ約2800個で、その一つ一つが1mmも違わない精度だそうです。


眼鏡橋


本明川に架かる「高城橋」と「新橋」の間にある橋が「眼鏡橋」です。この橋は以前石造りの「眼鏡橋」が架かっていた場所の近くに架かっていています。ふだんは普通の近代的な鉄橋ですが、「万灯川まつり」の時だけはイルミネーションのアーチ橋として浮かび上がります。「万灯川まつり」は諫早大水害の慰霊祭で、毎年7月25日に行われます。


川まつりの様子




実は…、これも眼鏡橋です。分かりますか?


場所は現代の眼鏡橋(鉄橋)のすぐ近くにあります。
石造りの眼鏡橋が移転した跡に石を並べた飛び石ですが、その石を眼鏡状に並べてあります。ここに「眼鏡橋」があったという名残です。


本明川にはここ以外にも飛び石がありますが、よく見ると眼鏡状に石が並べられたものがいくつかあります。諫早公園の前にも


コメント