天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

帯からお念珠入れ

2007-10-07 19:53:43 | 天真寺
今朝は日曜礼拝の日。お参りは朝7:00より始まります。お勤めは正信偈六首引、御文章、そしてご法話です。

お参りの後には、お茶を飲みながらの皆さんとのお話タイムがあります。
これが、人生経験が豊かな人たちが集まっているため話題に事欠きません。

今日はご門徒Iさんのお念珠入れが話題の中心になりました。






(お念珠入れ)

一見普通のお念珠入れですが、これはお姉様のタンスに眠っていた帯で手作りされたものだそうです。

海外生活が長かったIさんによれば、外国では帯が重宝されているとのこと。
大使館などでは、テーブルクロスやタペストリーとして使われ、オシャレに飾られているそうです。
工夫次第で使われなくなったものも、光り輝くことがあるのですね。

そして、「丸帯から打敷を作った」という本願寺新報のお話に。

http://d.hatena.ne.jp/akinego/20070922

調べてみると、先日のサッカー大会で知り合った方のお寺の婦人部の方々の作品でした。

このお寺の副住職さんは春秋会新聞の中心メンバー。
↓ 
http://www.shunju.net/

こちらのサイトも面白いです、ご覧下さいませ。


以前、日本人の心にある「もったいない」という番組で、アロハが最強のリサイクルだと紹介されていました。

着なくなった着物から切り貼りしてアロハを作っていたそうです。

天真寺でもタンスに眠っている帯から何か作ろうかと考え中です。


(龍)