本年も余すところあと数時間となってしまった。
今日は寓居を少し片付け、今、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を聴きながら、ことし最後になるであろうこの記事を書いている。
さてことしは、転居に転職がかさなり、なにかとあわただしい一年だったが、個人的には、昨年着手したフランス語の著作の翻訳に出版の可能性が出てきたことが一番大きな収穫だった。このところ私事に取り紛れ翻訳の進行は遅れ気味だが、年明けからは精力的に訳をすすめたいとおもっている。
またいきあたりばったりのこのブログにとっては、年末に大塚隆史(タック)さんの著作『二人で生きる技術 幸せになるためのパートナーシップ』(ポット出版)が刊行され、それをめぐるシンポジウムを聴き、この本を読んだことが大きなターニング・ポイントとなった。大塚さんの『二人で生きる技術』は、ものごころついてからの彼の人生、これまでパートナーとしてつきあってきた(つきあっている)人たちをふり返り、「二人で生きる」という理想を実現するには、どのような意思的展望と配慮が必要なのかを、具体的に明らかにした著作だ。大塚さんは、この本を自分がそうであるようなゲイのために書いただけでなく、男女等を含むあらゆるカップルのために書いたという。
ただそのなかでは、自分を含めた「ゲイ」の生き方を問うということが太い柱となっているのは事実だとおもうし、実際、この本は、とあるゲイのカップルたちがどのように生きてきたかの貴重なケーススタディとなっている。
その大塚さんの執筆姿勢をきちんとうけとめるためには、具体的なケーススタディ、特に失敗談をもっと増やす必要があると感じ、先日来、恥ずかしながら自分がどのような男たちとどのように知り合い、どのように失敗したかの反省記をこのブログに書いている。それがうまくいっているかは読者の判断にまかせるしかないが、私としては、自己満足に終わらせないよう、精一杯書いたつもりである。
以上、本年も小ブログにお付き合いいただき、どうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日は寓居を少し片付け、今、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を聴きながら、ことし最後になるであろうこの記事を書いている。
さてことしは、転居に転職がかさなり、なにかとあわただしい一年だったが、個人的には、昨年着手したフランス語の著作の翻訳に出版の可能性が出てきたことが一番大きな収穫だった。このところ私事に取り紛れ翻訳の進行は遅れ気味だが、年明けからは精力的に訳をすすめたいとおもっている。
またいきあたりばったりのこのブログにとっては、年末に大塚隆史(タック)さんの著作『二人で生きる技術 幸せになるためのパートナーシップ』(ポット出版)が刊行され、それをめぐるシンポジウムを聴き、この本を読んだことが大きなターニング・ポイントとなった。大塚さんの『二人で生きる技術』は、ものごころついてからの彼の人生、これまでパートナーとしてつきあってきた(つきあっている)人たちをふり返り、「二人で生きる」という理想を実現するには、どのような意思的展望と配慮が必要なのかを、具体的に明らかにした著作だ。大塚さんは、この本を自分がそうであるようなゲイのために書いただけでなく、男女等を含むあらゆるカップルのために書いたという。
ただそのなかでは、自分を含めた「ゲイ」の生き方を問うということが太い柱となっているのは事実だとおもうし、実際、この本は、とあるゲイのカップルたちがどのように生きてきたかの貴重なケーススタディとなっている。
その大塚さんの執筆姿勢をきちんとうけとめるためには、具体的なケーススタディ、特に失敗談をもっと増やす必要があると感じ、先日来、恥ずかしながら自分がどのような男たちとどのように知り合い、どのように失敗したかの反省記をこのブログに書いている。それがうまくいっているかは読者の判断にまかせるしかないが、私としては、自己満足に終わらせないよう、精一杯書いたつもりである。
以上、本年も小ブログにお付き合いいただき、どうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。