闇に響くノクターン

いっしょにノクターンを聴いてみませんか。どこまで続くかわからない暗闇のなかで…。

Hくんと再会しチョコを渡す

2008-04-06 23:19:08 | 雑記
今日は夕方まで読書とCD鑑賞で過ごし、五時になって、おもいきって伊○丹に行くことにした。

伊○丹ではまず地階の食品売り場でG社のチョコを調達。チョコをもって前回も書いたHくんに会いに行く。ところが売り場に行ってみると、日曜の夕方で混んでいるというのにHくんの姿がどこにも見えない。しばらくうろうろした後、やむをえず近くの別の売り場を覗くと、やはりなじみの女性店員Yさんが、今日はどうしたんですかと声をかけてくれる。
「うん、実はHくんが新宿に戻ってきたというんで会いに来たんだけど、姿が見えなくて…」と私。
「朝、朝礼の時はいましたよ」とYさん。
「もう帰っちゃったのかなあ」とまた私。
「そんなことはないと思いますよ。まだ退社時間じゃないから事務所にいるんじゃないですか」とまたYさん。
「そうかなあ、でもしかたがないから帰ろうかな」と私。
「あら、せっかく来たんだからお会いになったらどうですか」とYさん。
「う~ん、でもねえ…」と弱気な私。
「私が一緒についていってあげるから、もう一度みてくればいいじゃないですか」と強気なYさん。
「うん、じゃあそうしようかな」と、ほんとはすごく嬉しいのに、平静を装う私。
で、しばしのやりとりの後、Yさんがほんとうに自分の売り場をあけて、Hくんの売り場までついて来てくれることになった。
Hくんの売り場に戻ってまたもじもじしていると、「あの、Hさんはもう帰られたんですか」と、Yさんがその売り場の別の店員にきいてくれる。
「いえ、事務所におりますので、よんで参りましょうか」と怪訝そうに首をかしげるその店員さん。
こうなれば、誰がどうおもおうとなるようになれと、開き直った私。Hくんが戻ってくるまで、Yさんと、この売り場はあの商品がいいとか、あれは今いちだとか、さりげな雑談。
「でも、自分の売り場をあけてほんとに良かったの」と、とりあえずは気づかう私。
「大丈夫。店に出てると、結局自分の売り場に来るだけで、隣の売り場とかなかなか見れないから、実は私もけっこう楽しんでるの」と、気をつかってないことを強調するYさん。そんなさりげな会話をしているうちに、なつかしやHくんの姿が!
Hくんに会ったら言いたいこともたくさんあったはずなのに、「やあ久しぶり、元気そうだね」とか、どうでもいいようなことしか言えない私。ともかくチョコを手渡して、「じゃあまた来るね」と、後ろ髪を引かれながらそそくさとHくんの売り場を後にする。
新宿に来た目的を達成したようなしないような曖昧な再会だったが、とりあえずHくんが戻ってきたのは確認し、向こうもこちらを覚えていてくれていちおうチョコも受け取ってくれたから、まずは良しとすべきか!

それから、ぷらぷらと淳○堂書店と紀○国屋書店をのぞき、もう一度伊○丹に戻ってポール・スミスで懸案のネクタイを買い、それから地階へ引き返して今度は自分の夕飯の総菜を購入し、おとなしく帰宅した。