不思議なことがあるものだ。
NYからT社の返事を待っていたところ、それより先に、ポーランドでの展覧会の話が飛び込んできた。
実はこのポーランドでの展覧会の企画は急に起こったものではなく、去年の秋に、ポーランドから日本の現代のアーチストのグループ展を行いたいという話が伝わり、参加の方針で友人もその準備を手伝ったのだが、途中から、展覧会をやるためにはポーランドが準備した予算ではまったくたりない(作品が運搬できない)ことがわかり、流れていたものだ。
したがって、友人も私も、この企画はなかったものとおもっていたところ、ポーランド側はどのようなかたちであれ、日本とポーランドの交流を示す展覧会を開催したいたしという意向を現在ももっており、複数の日本のアーチストの作品を紹介することが予算的に不可能なのであれば、友人の作品だけに的をしぼってなんとか展覧会を実施したいという情報が伝わってきたのだ。
参加を見送った他のアーチストにはもうしわけないが、逆にこちらとしては実質の個展ということで願ってもない企画なので、仲介者をとおし、受諾可能という返事を出した。
予算も時間もないうえに、習慣のまったく違うポーランド人スタッフと接触するのは不安だが、私としては、友人のためにもこの企画がうまくいけばいいとおもっている。
そして、この企画をすすめることは、当然のことながら、ミラノのT社と話をするときにも、こちら側の有力なもち札として使えることはいうまでもない。
このあたり、ゲイはしたたかなのだ。
NYからT社の返事を待っていたところ、それより先に、ポーランドでの展覧会の話が飛び込んできた。
実はこのポーランドでの展覧会の企画は急に起こったものではなく、去年の秋に、ポーランドから日本の現代のアーチストのグループ展を行いたいという話が伝わり、参加の方針で友人もその準備を手伝ったのだが、途中から、展覧会をやるためにはポーランドが準備した予算ではまったくたりない(作品が運搬できない)ことがわかり、流れていたものだ。
したがって、友人も私も、この企画はなかったものとおもっていたところ、ポーランド側はどのようなかたちであれ、日本とポーランドの交流を示す展覧会を開催したいたしという意向を現在ももっており、複数の日本のアーチストの作品を紹介することが予算的に不可能なのであれば、友人の作品だけに的をしぼってなんとか展覧会を実施したいという情報が伝わってきたのだ。
参加を見送った他のアーチストにはもうしわけないが、逆にこちらとしては実質の個展ということで願ってもない企画なので、仲介者をとおし、受諾可能という返事を出した。
予算も時間もないうえに、習慣のまったく違うポーランド人スタッフと接触するのは不安だが、私としては、友人のためにもこの企画がうまくいけばいいとおもっている。
そして、この企画をすすめることは、当然のことながら、ミラノのT社と話をするときにも、こちら側の有力なもち札として使えることはいうまでもない。
このあたり、ゲイはしたたかなのだ。