闇に響くノクターン

いっしょにノクターンを聴いてみませんか。どこまで続くかわからない暗闇のなかで…。

またまた求職活動

2010-05-23 01:13:29 | 求職日記
今日はなんとなくあわただしい一日だった。

私の現在のアルバイト先の仕事が減ってきて、それに応じてアルバイト時間が削減され、なかには辞める人間も出てきたことはすでに書いたが、今週、六月いっぱいで業務そのものが打ち切られるということが、会社側から全アルバイトに通告された。要するに、解雇通告である。これにはさすがに私も驚いたし(それまで、多少時間がたてば、また仕事が増えることもあるかと楽観視していた)、職場全体が動揺している。
とはいえ、仕事がなくなるということ自体はどうあがいても動かしようがないので、みんな新しい仕事を見つけなくてはならない。
会社からは、会社そのものがなくなるわけではなく、会社自体は他の業務も行っているので、もし会社との関係を継続する意向があるならば、アルバイトと派遣社員の登録センターに問い合わせ、そこで自分に合った新しい職場(派遣先)が見つかったら、センターに申告したうえで新しい職場の面接を受けて欲しいという示唆があった。ただしその場合も、現在のキャリアと離職の事情は尊重するが、各職場には職場なりの事情や都合があるので、新しい職場で面接を受けたからといってその職場で採用される保証はできないということも了解して欲しいという。要は、会社をあてにするなということだ。もちろん、現在の会社に頼らず、自力で外の仕事を探したい人に対しては、それを妨げないともいう。
とはいえ、現在の会社と完全に縁を切ってフリーの立場で仕事を探すことの難しさ、つらさはこの二、三年いやというほど味わっているので、私は、まずは現在籍を置いている会社経由で仕事を探すことにした。それも早く手を打たなくてはならない。
そこで午前中、まず登録センターに連絡をいれて、事情を説明したうえでこちらの希望を伝える。そうすると何カ所かの候補が出てきたので、そこからまた比較的自分にあっていそうな仕事を選んで、その仕事に応募したいという旨を申告する。現在の職場との簡単な確認等があったのち、応募が受理され、面接予定日が決定する。
これだけで、精神的にけっこう疲労困憊してしまった。
そのうえ、上にも書いたように、面接を受ければフリーパスで勤務ができるというわけではなく、不採用になる可能性もあるのだが、今はそこまで考える余裕がない。ぶじ採用になるよう祈るばかりだ。
また、採用になったらなったで、また新しい業務を一から覚えなくてはならないが(50歳を過ぎると、正直いってそれはけっこうつらい)、これからどんな職場にいくにしてもそれはあることなので、そのことでは一切悩まないことにした。

自分の将来を考えたとき、現在、いずれはフリーの翻訳者としてやっていこうとおもっているし、そのための大きなきっかけとして、毎日『人間の精神について』のテクストと向き合っている。だから、どのような内容にせよ、アルバイトはそれまでのつなぎの役割を果たしてくれさえすればいいというのが私の考えで、自分は、他になんの目的もなくアルバイトを続けている同僚たちよりましな方だとおもってはいるのだが、それにしても、アルバイトが安定して、それに応じて生活も安定してくれないことには、落ち着いて翻訳作業をすすめることができない。

今の職場がなくなることをくよくよしても仕方がないので、ともかく早く新しい職場(仕事)が見つかって欲しいとおもっている。

(夕方は、気散じに渋谷の某画廊をのぞいてきた。)