闇に響くノクターン

いっしょにノクターンを聴いてみませんか。どこまで続くかわからない暗闇のなかで…。

部屋探しがまた振り出しに戻る

2009-08-04 01:27:11 | 住めば都
帯に短し襷に長し、こちらの条件やイメージにあった賃貸住宅はなかなか見つからないものである。今日は友人と一緒にUケ丘とK堂の2件の物件を内見したが、いずれも決定にはいたらなかった。
まず最初に見たのがUケ丘の物件。こちらは、駅から緑道をとおって行くという物件までのアプローチもよく、また窓から桜の大木が見えるなど、立地は雰囲気があって最高だったのだが、現地に到着してみると、われわれの前にすでに先客がいて、同じ物件を内見している。少し待たされて、われわれも内見し、こんないい環境の物件は意図的に探してもなかなか見つからないからこれにしようと決め、物件を出たところでさっそく申し込みしようとしたところ、先客がすでに申し込みした後だと断られてしまった。がっかりである。
気を取り直してK堂の物件に向かったが、逃したばかりの物件の陰がちらついて、この物件はどうも安っぽく見える。もともとK堂の物件の方が築年数も古く家賃も安いのだが、それを割り引いても全体の雰囲気が、たとえばもともと和室だった部屋の床にリノリウムを張って外観だけ洋室にしてあるなど、細かい部分でいろいろと気になる。
われわれのために午後の時間をかなり割いてくれた不動産屋には気の毒だったが、この物件は当方から見送りということになった。
ということで、時間をかけて2件の物件を回ったおかげで、小田急沿線の街の雰囲気の違いや賃貸住宅の状況はなんとなくつかめてきたが、部屋探しはまた振り出しに戻ってしまった。