喜びの種☆

yoshicoの徒然日月
ひとふたみよ
いつむゆななやここのたり、、ももちよろず
天の数歌

夏至!

2023-06-16 18:09:16 | ナメコト(行事)
夏の至り!
サツキナカ(旧暦五月満月・西暦2022.6.14)よりの季節に入ります。

ヲカミ(四温・太陽)極大の夏至を過ぎ、冬へと向かう折り返し点、
月よりヒメ(一冷)が降されて、サミタレ(梅雨)が地中を潤します。


「夫婦岩と王冠富士」
(2019.6.13am4:46・伊勢市二見町興玉神社・夫婦岩にて志摩のカメラマン泊正徳さん撮影)

伊勢二見浦では、太陽のエネルギーが最も溢れる夏至のご来光が夫婦岩の間から上ります。
夫婦岩の間、遥か二百キロ先に富士山が位置し、
天候が良ければ富士山の背から昇る朝日を拝することができます。
夏至のご来光♡アマテルカミが現伊勢志摩をミヤコに選んだ一因に思えます。





の守りは太陽の南中する正午前後の時間帯、
サツキナカ(夏至頃)よりミナツキスヱ(立秋頃)、季節は夏の盛りです。
日中の光と雨のもたらしに最も潤い栄える季節の方位にあやかり、
トよりのノト(祝詞)、トホカミヱヒタメとノリます。
※ヱが兄でトは弟、ヱトとはヤマトコトハで兄弟のこと。
  ヱはネ、根、北、冬至の方位
  トはサ、栄え、南、夏至の方位




(タ行父音):「たす・集める・まとめる・協力・尽す」など、
*複数のモノ・分散しているモノなどを受ける。
*合わせて繋ぐ(縦線は一種の収束線でもあります。)などのイメージ。

(ハニ・オ母韻):「固い・足元の大地・クニ」など、
*「安定・定常状態・成熟・完成・最終プロセス」などのイメージ。
春分の「タ」の季節は、ア母韻○(ウツホ)で空気はポカポカ温かくなり、
夏至の「ト」では、オ母韻□(ハニ)地面の中まで十分に熱くなるイメージですね。





夏至の満月は、
太陽と正反対の軌道を通る月が出ている時間が一年で最も短くなり、
夕日の赤を月が近い位置で受けて映る夕焼け色の満月♡
これをネイテイブアメリカンの人々はストロベリームーンと呼ぶそうです。





サツキナカ(夏至)からミナツキスヱ(立秋頃)

とのなめは はにみつうるふ  
さつきなか ひかりとほれは  
かつめかみ みちおかえして  
ひおこえは みひきおまねき  
しらみちの ひめおくたして  
はにふせは きそひのぼりて  
さみたるゝ あおばしげれは  
ながらえの さのかおりうく
  (ミカサフミナメコトのアヤ)


【サツキナカ:旧暦五月中】
トのカミは、サ(南)の守りです。
ヲカミ極大の夏至を過ぎ、
ミツヒカリ(三温・タ行父音)のもたらしは、
ハニ(大地・地面下・オ母韻)まで届いています。
月(メの象徴)満ちて、シラミチ(月の巡る軌道)よりヒメ(一冷)が降されて、
水底に伏していたメカミ(一冷)が起き立ちます。
キソヒノホリテ サミタルル(五月雨・梅雨)、
大地に光と水の潤いがもたらされ、万木のアオバが風に香ります。




夏至祭@安乗

灯台カフェにて、
縄文の先人たちが見ていた景色そのままに
夏至の夕日にみんなでアワウタを響かせて~
時空を超えて響きあいましょ~✨
ヲシテ文献より、日本人が知っておくべき縄文の叡智を
ご紹介させていただきます✨感謝✨

令和4年6月21日(火)15時半より、
安乗神社及び安乗岬





参考:
◎『ホツマ辞典』池田満著・展望社
◎ヲシテ文献の世界へようこそ-日本ヲシテ研究所「ヲシテ文献・大意」
◎『記紀原書ヲシテ』上・下巻 池田満著・展望社
◎『よみがえる日本語』青木純雄・平岡憲人著・明治書院
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キツヲサネ(東・西・中・南... | トップ | 夏越の祓・旧暦ミナツキスヱ... »
最新の画像もっと見る

ナメコト(行事)」カテゴリの最新記事