喜びの種☆

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天の数歌

縄文カレンダー2020はじまりの満月(旧シモツキナカ・2019.12.12)

2019-12-09 23:32:38 | こよみ
 
冬の至りの満月は凛と冴え、長い夜を照らします。
シモツキ・ナカ(旧暦・和暦十一月望)より、ヱの季節に入ります。
 ※冬至から節分頃 
  シモツキナカからシワストシワケ・2019.12.12~2020.1.24







「ウヰナメヱ」はじまりの為し行くめぐり、
 ヲカミ(温の働き)の再来を祝う、縄文の年度始めに当たります。

ヲシテ時代、大嘗祭は『オオナメヱ』として、冬の至りに行われていました。
伊勢では、ご来光が神宮宇治橋の鳥居を潜って登り、
満月が二見浦の夫婦岩を潜って登ります!







即位礼正殿の儀の天皇陛下のおことば(令和元年十月二十二日)

『さきに、日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承いたしました。
ここに「即位礼正殿の儀」を行い,即位を内外に宣明いたします。
上皇陛下が三十年以上にわたる御在位の間、常に国民の幸せと世界の平和を願われ、
いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その御心を御自身のお姿でお示しになってきたことに、
改めて深く思いを致し、ここに、国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、
憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。
国民の叡智とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、
人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします。』




※ウイナメヱ・オオナメヱ(令和大嘗祭)はコチラです。
https://blog.goo.ne.jp/ten380445/e/2efb0d5bfb2b5ae152e33bb0b26ecf17



●ウイナメヱ・オオナメヱ【シモツキ・モチ(2019.12.12)】

ウイナメヱは、「為しゆくめくりのはじまり」の意。
冬至を越え、ヲカミ(一温)の再来を祝い、
大宇宙の中心と季節のもたらす恵みを祭り、祖先を祭る行事。

また、オオナメヱ(現大嘗祭)は、アマカミ(天皇)の位についたことを
モトアケのモロカミ、アメツチのカミに報告し祈る祭りで冬至る日に行れます。

二代アマカミ・クニサツチ時代の「コホシ(九星・九座)マツリ」に由来します。
コホシ(アウワ・トホカミヱヒタメ)を祭り、ヲガミの再来を祝います。

三歳児は髪置きの儀、五歳より言葉を習うアワウタを教えるようになります。
男児は袴、女児は被衣、正装での儀式です。
七五三の起源、縄文の年度初めです。


ゑはねのみつの
ひとをかみ ひのみちささけ
ねにかゑす ひとをふせても
あめはゆき とのかみおして
うゐなめゑ
 トシウチニナスコトのアヤ



ゑのなめはねに         
しものなか ひうおまねけば   
かづめかみ かぢおねにひき   
ひおむかふ このういなめは   
いまののと こほしまつりて   
をめくりに くろまめゐひの   
ちからそふ
 ミカサフミナメコトのアヤ


ヱのナメ、冬の至りのシモツキ・ナカより、ネ(北)の守りです。
メカミ(冷たさを為す働き)の極まる(ウメ・冷四)『冬至』を過ぎ、
ネ(根・固める働き)に一本のヲ(ヒウ・温一・温かさを為す働き)を招きます。
ヒトヲカミ(一温)のもたらしに地中は潤いますが、
ミメカミ(三冷)の及ぼしに雨は雪と凍ります。
下弦から新月に向かい、物質形成の働きが最も強まる時期、
黒豆や薬草の粥で身体に力を備えるようにします。

志摩の南張では、この季節にクロササゲという黒豆でおこわを作るそうです!
伊勢志摩の風習の中に、ホツマの教えが芳しく香っているようです。
現代、冬至の養生として、黒いもの(黒豆・黒砂糖など)を食べるのがよいと
紹介されています。
縄文の叡智、恐るべしです!


参考文献・参照資料
◎ヲシテ文献の世界へようこそ:日本ヲシテ研究所
「ヲシテ文献・大意」http://www.zb.ztv.ne.jp/woshite/
◎ホツマ辞典:池田満著・展望社
◎よみがえる日本語:青木純雄・平岡憲人著・明治書院
◎よみがえる日本語Ⅱ:青木純雄・斯波克幸著・明治書院
◎ホツマツタヱ勉強会(いせの会)池田満先生講義資料。
※ヲシテフォントの商標権、意匠権は、日本ヲシテ研究所にあります。




『縄文カレンダー』トホカミヱヒタメ暦~ヲシテ文献から読み取れるコヨミ~
『縄文カレンダー』2020年度版 
2019年12月12日から2020年12月29日
*閏ウツキの十三月の巡りです。

縄文カレンダーの一年は、冬の至りの満月からはじまります。
A4判カラー・竹紙20頁の冊子形で、携帯にも便利です。
日々の暮らしの中に、縄文から伝わる響きを感じていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

『縄文カレンダー』2020年度版
一冊1500円でお分けしています。※送料別途。※10冊以上は1000円。
ご希望の方は、送り先のご住所、お名前、希望冊数を下記までメールにてお知らせください。
送料は冊数により異なりますので、折り返し金額と振込先をお知らせします。
どうぞよろしくお願いいたします。

冨山喜子
【メール】yoshico1018@yahoo.co.jp
【ブログ】喜びの種☆:http://blog.goo.ne.jp/ten380445
◎構成・デザイン:きくデザイン制作室 http://kikudesign.jp
◎発行:喜びの種 http://blog.goo.ne.jp/ten380445


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