SICKO

見てきましたよ～マイケル・ムーア監督作品「SICKO」

この映画、まだ始ったばかりですが、地元TOHOでは今週すでに終わりそう
だって、９：４０開始（土日のみ）と１５：４０開始（土日なし）だけですもの。
じゃあああああ行かなくっちゃ！！
てな事で、自転車こいて行ってきたわけです。

マイケル・ムーア監督作品は今のところ全て見ています。
するどいところをグッと突っ込むし、皮肉たっぷしだし、ジョークもありで、作品としても私は好きですね。

今回の映画は、アメリカにおける医療問題について突っ込んでいきます。
映画の始まりからひどい現状が幾つもでて、正直ショックです。医療保障・保険がよくないのは知っていましたが、なんて愚かな・・・と考えさせられます。
一部の裕福層が富を得るために試行錯誤して国民を苦しめているんですよね～信じらんれない。人の健康・命よりも金なわけです。
くっそ～あいつらめ、
何さまのつもりだ！！

そしてムーア監督お得意の他国との比較が始まります。
まずは恒例、お隣のカナダ。ハッハ～アメリカとは違いますから！←もちろん私はカナダ寄り
カナダでは医療費必要ありません。その代り税金高いけど・・・でもそれはちゃんと国民に生かされてるわけです。
続いてイギリス・フランス・そしてあのキューバまでも取材し、それらが国民皆保険制度をとり、国民がHAPPYに人生を謳歌していることを伝えるんですね～

で、アメリカでの現状へ戻り問題提起と。
アメリカ。いわゆるかの大国は銃規制や大量破壊兵器問題、そして医療保険など常に国民を悩ませているんだな。苦しめてるよ。

この国を良くする（ましにする）方向に進めることができるんだろうか。
私は難しいと思う。どんなに優れたリーダーが出てきても、こんだけ悪が広がっていちゃ～潰されるよ。もう悪は止められないんじゃないかな。」
リーダー的存在の国だけど、真似しちゃ～いけない反面教師ってやつだね。

そしてこの映画見ながら皆が思っただろう・・・
日本はどうだろう？

自分の健康を保つために一生働かなくてはならないアメリカ人・・・決して人ごとではないよね。おバカな役所のミスで年金もらえない多くの日本人もホント路頭に迷うかもしれない瀬戸際だろうし、私たちの老後も？の状態。
そんなところはアメリカに似て欲しくないし、お手本にしてほしくないよね。


アメリカ国民はこの映画を見てどう思ったのかな。