ＤＯＤＯＵ !!

やっとわかった！
しかもこんな身近な人の一言で解決するなんて思いもしなかった！！

みなさん覚えていますか？私がチェコ旅行で解決できなかったあの剥製。
そう、ストラホフ修道院の図書館のキャビネットにあった剥製、ＤＯＤＯＵ（ドウドウ）！！

なんとあれ、「不思議の国のアリス」というあの有名なお話に出てきてるらしい　←私はトランプの兵隊しか記憶にないんだけど(笑)
先日遊びに来てくれたお友達にチェコの写真を見せながら話してたら、サラッと「不思議の国のアリスに出てきたドウドウ鳥の事？」なんて言うもんだから驚いちゃってね～しかもその登場場面を細かく説明できるんだから凄いよ。

で、ネットで調べてみたわけ。
そしたらさ～なんと・・・実在した鳥（ただし既に絶滅）だったの！

東インド洋にあるモーリシャス島　に生息していた鳥で、　白鳥ほどの大きさで、醜い顔に、不器用な足、小さなしっぽに小さな羽の翼の鳥だとか。

剥製そっくりじゃーんっ！！間違いねーっ！！

しかもこれ、はく製として残っているのは珍しいみたいよ。モーリシャスにはあるみたいだけどね。

因みにこのドウドウ鳥が絶滅した理由は、もともと外敵のいない小さな島に住んでいたことから警戒するという事を知らなかった為、オランダ人が入植してきた時に、

人を警戒しない + 飛べない = 食用にされる　＆　連れてこられた他の動物の餌食になる

という事が繰り返され、気がついたら絶滅していたとの事。
まったく、人間ってのはロクなことしないよな～


で、多分収集好きのプラハ城主の誰かがその剥製をモーリシャスか何処かから手に入れたんじゃないだろうか。うん、確かにあそこのキャビネットは本当にいろんな剥製（オウム貝とか兜ガニ、見たこと無い魚やら）沢山あったし、中国の品物みたいなのもあったしね・・・レアな品物でいっぱいだったから、絶滅した＆童話に出てくるような物があってもおかしくはないだろう・・・

それにしても実在していたとは。あのとき一生懸命説明してくれたおばあちゃん達が本物だって言い張ってたのも正しかったんだね～そしてブッタから想像させようとした辺りが「伝説の鳥」って感じでこれまた正しいと思う


は～っ　スッキリした♪納得したよ～納得！！

あ！Matt（英語の先生）に報告しなくっちゃ！！
マット～謎が解けたぞ～！！

日本帰国

日本到着後、すんなり事が進みバス乗り場へ。
ラッキーな事に浜松行きバスがちょうど到着。それに乗ってこれまたすんなり進み、お昼ごろには帰宅できました。
いや～浜松は暑いね！

自宅では妹がお昼を用意して待っててくれました。感謝！！
嬉しい事にネバネバうどん！特に母は喜んでいた様子。ご飯食べて軽く旅話をして栗を湯がいて食べて・・・お昼に帰宅し終了した旅行はあっと言う間に遠い過去に感じ、日本のノーマルな生活が時間が始まっていました。海外旅行って国内旅行よりも過去になるのが早い気がする。だからまた海外に行きたくなるんだろうな～次はどこに行こうかな～なんてね。


とにもかくにも楽しかった９日間。素敵なチェコ旅行。初のヨーロッパ。２年ぶりの海外旅行はとてもしみるものでした。
次はいつ・・・どんな期間で・・・誰と・・・どこへ・・・行くのかな？？
新しいパスポートにはまだ沢山の余白。
色んなスタンプを増やしていきたいな～
１０年後（１０年パスポートなので）に「もう押す場所がないよ～」なんてなってたら面白いよね

移動日 リンツ → フランクフルト → 名古屋

今日で旅がほぼ終了。あっと言う間だったわ～
ホテルで予約したタクシーに乗っていざ、リンツ空港（ブルー・ダニューブ空港）へ。空港へは約３０分（３０ユーロ）　

ちっちゃい空港～　ホテルの人からも「小さいからチェックインタイムにホテル出ても問題無い」ってたのわかるよ。

チェックインカウンターで座席をとる。
リンツ⇒フランクフルト間は窓側２席とれるけど、フランクフルト⇒名古屋間が窓２席取れず離れて座るか、真ん中２席（しかも通路側ではなくど真ん中）との事。母が一人っていうのも心細いだろうという事で真ん中席にて決定。

時間があったので外に出て畑沿いを生えてる草や花を見ながら歩いたり（変なアジア人だな）、空港の屋上に行ったりした。滑走路にあるはどれも小さく、どの飛行機に乗るのかちょっとワクワク　結局は停まっているどのでもなく、小さめのルフトハンザ機になりました

飛行機は若干出発が遅れたけれど大きな揺れもなく間もなくフランクフルト到着。
乗継ゲートまでちょっと迷いましたが、時間に余裕ありで無事到着。
さ～次の飛行機を乗ったらもうヨーロッパとさよならよ～なんて思っていたら、
母が「のどが渇いた。何か飲みたい。珈琲でもいい」と訴える。
母は水分補給しないと健康上良くないので（飛行機内も乾燥するので水分補給は大事）水を探すが・・・ない。あっても大きなペットボトル。出発までに飲みきれないし・・・なんとお金がない！！
実はうまいことお金を使いこなしておりまして・・・手元には小銭のみ
し、しかも～実は～
コインを集めたかった＆友達からもコイン土産の希望があったで、手元には各セント＆ユーロコインが揃っていたのーっ
でもー、でもーっ、母は水分補給が必要だし、飛行機まだ出ないし、出ても機内サービスまで時間かかるし。・・・買うさ、コーヒー

出店前で小銭を集める変なアジア人telur
コーヒー代が２．８ユーロ・・・
小腹すいた・・そのクッキーかマフィン買えない？
母ちゃん・・・でも（小銭確認）・・・わーったよ買うよ。
かくしてコインコレクターのごとく小銭を手にしＨａｐｐｙだった私は、とマフィンによりスッカラカンもう絶対に何も買えない状態になったのでした。（ってな訳です。友達よごめんね）
コーヒー飲んでマフィン食べホクホクの母。私も一息つけて、まー良かったけどね


も出発してみると、あら不思議。席に若干の余裕あり。しかも、窓側に２席に一人ってのが幾つも＆真ん中の通路側空いてる席幾つもあり。あれ～？チェックインカウンターでの話とちょっと違う
でもね、これがついてる事に、母の隣通路席が空いてたの！ラッキーこれなら母も席２つ使って眠れるし、トイレも気にせずバンバン行ける！　←これが一番大事だよね

いや～良かった良かった。
さて～帰り便の映画を念のためチェックしてみるか。行きの時に確認したけどまぁまぁだったんだよね～
そうそう・・・スパイダーマン３ね！これはもう一回見れるからうれしいや
あとは・・・サンドラ・ブロックの映画！ほほぅ・・行き確認したのと内容変わってる。
・・・（次ページの　オセアニア⇒日本便の映画予定を見る）

シンプソンズムービー ！！！！！
チェコに行かずにオーストラリア行っていれば、今頃シンプソンズ見れたのにぃ！！　←　バカ

ペラ！ペラペラ！！（他ページも確認）・・・あ・・あ・あ・・・

日本⇒フランクフルト便で シンプソンズ やってるしーっ！！！

や、やられた。なんでなんだよルフトハンザ。私に何か恨みでもあるのかルフトハンザ。無念　← 凹みすぎやろ
そんな残念な出だしだった帰国便。ま、お酒飲んでスパイダーマン見て間もなく気分良くなったんだけど(笑)
途中、映画を見ている最中に機長から「Docter・・」とアナウンスが入る。
ひょ、ひょっとして・・すると日本語で「お客様の中でお医者様もしくは看護師の方いらっしゃいましたら後方まで来て頂けますでしょうか」とアナウンス。

ま、まじで？・・・こんなの初めてだ。後方みるとグッタリした男性。大丈夫～？？
私の隣にいた添乗員さん動く！そして他会社添乗員達に声をかけて男性の担当添乗員を探す。フライトアテンダントがバタバタ動く。頭上にある荷物置き場から何やら取り出しては後方へ動く。うわーっどうなのよ状況は！あー私が医師免許持っていれば！！← 商業科出身のくせに　緊急着陸なのか？シベリアに上陸なのか？
・・・だ、大丈夫みたい。よかったー
飛行機乗っている時のこういう状況ってドキドキする。他人事に思えなくって、どーしよどーしよ！って。これじゃフライトアテンダントにはなれないな。

そんなこんなのフライトも無事終了。翌日付けで名古屋空港に到着しました。
飛行機を降りて通路を進むと点滴をつけて車いすの男性。多分具合が悪くなった方だろうな・・・早く病院に行って治療してもらってね。

リンツ散策

リンツ駅から歩いてホテル Shillerpark へ。
徒歩５分くらいなんだけど、途中の公園で栗が落ちているのを発見し拾う私たち親子。

チェックイン後、リンツ散策へ。とりあえず Tea time としましょ
教会そばにあった　Heuschober　というところで、エスプレッソ、ウィンナーコーヒー、リンツァートルテ（Linzertorte）を頂く。
チェコ・オーストリア共にそうだったんだけど、「普通のコーヒーある？」って聞くと、「エスプレッソ」って答えが返ってくるんだよね。これ、こちらでは普通なん？ちょっと不思議。
リンツァートルテはスパイシーなビスケット生地にレッドカランツかラズベリージャムを詰めたリンツの銘菓。そりゃ～頂かないと
これ甘いけど私は好き～ナッツとかも入って濃厚なの。大人のタルトですな～


さ、都会をウィンドーショッピングしながら歩きましょ。

メインストリートをトラムが行きかう都会なの、ここ。
クリスマスを見越してか、このトラムは小人のようなサンタさんがいっぱい描かれてましたよ。


街並みもお店もチェコとはまるで違うな～。いわゆる「都市」だよね。
建物はクラッシックだけど中身は違うのよ～面白いな。

ブランド店でしょ～　スポーツ店でしょ～洋服屋さんに～キャンドル屋さん。
・・・チョコ専門店だ！！
お母さん！ここ入ろう！
お母さんあっちがいい。

何よ、あっちって・・・
ＳＥＡＦＯＯＤ屋さんだ！（NORDSEE)
オーストリアって海に面してないから私は驚いたわよ。あってもマス位だろうと思ってたのに品揃えがいい。もちろん加工品（マリネっぽい）多いけどさぁ　驚いた～さすが都会
これ食べたいっ！二人で一つ食べよ～

Bismarck Baguette （にしんの酢漬けサンドイッチ）

母ちゃん・・気になるけど、気になるけど、、っま～　チャレンジじゃ！！

これ、食べてみると・・・美味しいの！
最初、お酢がきついな～と思うけど、他の玉ねぎやピクルスと合う！
そして食べながら思う・・・飲みてーっ
ビールとの相性ばっちりだと思うよコレ。

で、隣には仲良くシーフード食べてる老夫婦。
その海老もおいしそうやねぇぇ・・・ビールと一緒にか。いいなぁ。
でも私たちはさっきお茶してきたわけで。
夕飯も食べるわけで。
とその他シーフードはやめておきました。

そのあと通りを直進し、ハウプト広場に着く。

広場にはカフェや宝石店が並び、大きなチェスをする人たちもいれば、三位一体の柱そばでくつろぐ人たちもいる。
三位一体のそばで遊ぶ子供達。
いいのか、そこに座って？　柱の柵だからいいのかぁ・・・なんか子供たちが座っている石自体スマイルしてるし(笑)

ここリンツはキリスト色が強い気がするな～教会が多いの。
三位一体も・・まぁプラハにもあったけどね、なんか宗教色強く感じる。

ドナウ川も行ってグルッと廻った感じがしたので、夕飯どうする～なんて話しながらも母の足は自然と公園の方へ。

母よ・・・私はもうわかっておるぞよ。あそこへ、あれを採りに向かっておるのじゃな。そうであろう・・・あの左側にある、あの木のもとへ・・・


やっぱりぃ　栗拾い目当てですよ、拾い～

でもなんとそこには先客あり！
リンツ市民親子が棒を木に向かって投げつけ栗を落としてます！
プラハ・ストラホフ修道院の果樹園・・・フラッシュバーック
もの凄く早いテンポで栗狩りが繰り広げられています(笑)
２・３時間前にはポコポコ落ちてたのに、ほとんど無いし！

でもtelur親子も負けません。
とは言え、投げるような物は辺りにないので、落ちているイガ栗や芝生の上を隈なくチェック！　チェック！　チェック！　チェーック！！

ふふふ、あるもんですよ。　←　ほんの少しだけどゲット
ちゃんと日本に持って帰って食べてみようね♪
　　↑
日本帰国後、真っ先に茹でて食べましたが（早くしないと旨味が減る）、これが美味しいの！！小ぶりの栗だったからか味が濃くてパサパサしない。その辺のスーパーで売ってるのとは比較にならないわ　チェコ一番の収穫だ！と母は言っていました。　　ねぇ・・他の思い出とかはどうよ


夕飯はホテルに併設されているレストランで、魚（マス）、チキンとオーストリアンビール（Zipfer　と　Kaiser）を頂きました。オーストリアビールも美味しいね　リンツはチェコと近いから同じようにビールが美味しいとか。


気がついたら夜。
長いようで短かったチェコ旅行も今日で終わり。あっという間だったな～
いや、違うぞ！遠足は、家に着くまでが遠足です！
これを忘れちゃ～いかんがな！
大体、何のために外国のを選んだと思ってるわけ？日本着まで海外旅行でいたいからじゃん！まだ何が起こるかわからないしね！
気を引き締めていきますかーっ！

なんか面白いことでも起きないかな～♪　←　本心だ

移動日 チェスキー・クルムロフ → リンツ（オーストリア）

チェスキー・クルムロフの裏門：ブディェヨビッツェ門 そばにあるバス停 Spicak を９：０２発。
早めにホテルをチェックアウトし、バス停にて最後の鐘＆トランペットの音を聴く。（朝9時と夕6時にあり）
これでここともサヨナラ。今日はチェコともお別れなんだな～と音を聞きながらしみじみ。


　は案の定混み合っていたんだけど、無理やり乗って通路に立ってました（母は座席確保）。ここからチェスケー・ブディェヨヴィツェまではおよそ40分。通勤の人たちや子供連れの家族達。アジア人は私たちだけで、やはり注目されぎみでした。特に子供は見てましたね～「なんだ、あのお猿２匹は？」でしょうか(笑)赤ちゃんに近い子供と「いないないばぁ」的な遊びを繰り返し、あっという間にチェスケー到着です。

チェスケー・ブディェヨヴィツェバス停は建物の3階に位置しているのですが、その下がショッピングモール。時間に余裕があったのでブラブラしながらショッピング。ははは～旅人が沢山寄っている駅なのに英語通じないや

さ、徒歩で5分。目の前にある鉄道駅に行って、まずは先に購入したチケットが正しいか確認しなきゃ。

ＯＫ　これは正しかったか、良かった！
あとはお昼ご飯を買って、残りのチェココルナをユーロに両替。駅の向かいに銀行があるから便利だね～レートもそんな悪くないし


１２：０９発の列車が・・・発車しません。やっぱりねー
でも英語案内があるわけもないので、おとなしく車内にて待機。20分後に出発しました。

６人掛けの個室を２人で占領　今日は平日で全然人がいなかったんだよね～　
駅で買ったサンドイッチをほおばりながらリラックス。外の景色を眺めてました。これが全く飽きない。

♪　タラッタッタ～タ～タラッタッタ～　♪　←　世界の車窓から ａｇａｉｎ

やっぱり鉄道の旅って楽しいな～


チェコの田園風景って、ちょっと寂しげというか、そんなに豊かな大地って感じじゃないんだけど、それが逆にチェコを感じられる。なんとも控え目な素朴な国だったよな～
途中の駅で列車に向かって手を振っていた幼稚園児たち
可愛かったな～　こっちも思わずニコニコ顔で手を振り返したんだけど、「先生、バイバイしてくれたよぉ」ってピョンピョンはねながら喜んでたっけ。
思わずさらに大きく手を振ってしまいました



出発して約１時間ほどした辺りにある Sammerau 駅にて列車が停まる。
ここはチェコとオーストリアの国境の駅なんですね～

まずはチェコのイミグレスタッフが登場
「（もちろんチェコ語で）パスポート拝見！・・・ドガッ（出国印を押す）」
怖い二人組だったね～
続いてオーストリアイミグレスタッフ登場
「（英語っぽい）パスポート見せて！・・・ガゴッ（入国印を押す）」
・・・お、終わりか？

ガタンゴトン・・がたんごとん・・・
列車が動き出したよ～無事にオーストリア入りだね！　　ホッ
それにしても、ユーロ入国スタンプって簡素だねぇ。汽車マークに矢印、それとオーストリアの「Ａ」、駅名と日にちだけかぁ
もう少しこう・・・モーツアルトがドーンと載ってるとかさ。面白いハンコにすればいいのにね。


オーストリアに入って田園風景が変わってきた。
国によって雰囲気っていうのはこうも変わるものなのねぇ・・
よくよく考えると大陸国境越えは今回以外では、カナダ　⇔　アメリカ　だけ。そりゃ～確かに雰囲気違うけど・・・独特な文化も歴史もしょってない２か国（失言？）だから基本は似てるっていうかね。その辺がヨーロッパは違う気がする。

オーストリアの田園は豊かに感じるな～お天気や気候の違いも若干あってそう感じるのかもしれないけど。も違うな～
チェコは黄色っぽい白壁にオレンジの屋根だったけど、オーストリアは白壁にグレーもしくは黒の屋根なんだよね。
で・・・んーやっぱり気候が変わってるからか？緑の草が映えてると思えば紅葉してる部分もあるし、何故か菜の花畑あるし・・（右の写真。手前から紅葉、緑、菜の花、緑、菜の花と続いてる）なんじゃ？秋にも菜の花咲くのかしらここは？？と不思議な感じがしました。


チェスケー・ブディェヨヴィツェ駅を出発して２時間３０分。
オーストリア第３の都市：リンツ（ＬＩＮＺ）に到着。
あっという間の鉄道旅行だったな～　もっと乗ってもＯＫなのに
・・・次の鉄道旅行は長距離にしよう
そう思う私なのでした。

チェスキー・クルムロフ 2日目

今朝は少しがち。そして夜明けも遅く、すっごく寒い！このひんやり感は冬の朝そのもの。息が真白になってます。
今日1日、この小さな村で過ごせるのでものすごくリラックスムード


朝９時。
ディンゴーン・・・ディンゴーン・・・　　♪　パッパ～パパパパパ～　♪
おぅ・・・朝から鐘とトランペットの音が鳴り響く・・・
どっかに　パズー　いるんじゃない？だってこの村に朝からトランペットが鳴り響くんだよ～　ラピュタ　だよ、ラピュタ　！！


まずはメインであるチェスキー・クルムロフ城を訪れる。
お城の入口付近ではクマが飼われているらしいんだけど・・・いないな。
ではまずお庭を回りましょう

まだ芝生も青いしバラも咲いてるね。しかも薔薇は私が好きなオールドタイプあぁでも紅葉が始まってるよ。黄色く変わってきた木々とその落ち葉達が奇麗だな～青い芝生の上に散らばってる落ち葉って素敵
リス達もあちこち歩いてる。茶色いの黒いの・・・ドングリ持って胡桃を持ってヒョイヒョイっと木に登っていっちゃうよ

11時からの城内ツアーに参加すべくチケット売場へ。

・・・え～っと、私の前に並んでるフランス人らしきカップルが受付のおばちゃんとエラクもめてるんですけど・・・女の人激し～な～男の人が落ち着かせて・・海外でよく見るパターン・・・　を！女の人こっち振り返った！
ちょっと～聞いてくれる！！この おばはん・・・
ははは・・私の切符事件と同じ事が起きてらぁ。10時からのツアー券を買ったのに美術館入場券だったから入れない。払い戻せ！！って言うのに、おばちゃん、ミスを認めず払い戻し受け付けず逆切れ！　だって。
彼女のミスならお金を返してもらうべきよ！と言いましたが結局ここはおばちゃんの勝ち。（ってーか、彼氏がこの状況＆彼女のブチ切れを終了させたかったんだね。でもわかる～　せっかくの思い出を後味悪くしたくないもの）
次の番である私は無事、ツアー券をゲットしました
城内は撮影一切禁止なのが残念だけど、プラハとはまたちょっと違うものでしたね。内装が彫刻とか彫物デコレーションではなくて、手書きの絵なんです。それがほんのちょっぴり　ちゃちぃ　と思ってしまったわけで・・でも他の展示物は歴史が感じられて良かったですけどね。ま、なんせ当主が何度も変わってきたお城ですから、それぞれ手を加えていったって感じかな。それにしてもとても質素なお城でした。

さてお昼をまわったけど、 たし、塔があるからそこに登りたいのよね～　ＬＥＴ’Ｓ　ＧＯ

ここはプラハ城ほどきつくないわね～　よいしょ　コラショ　よいしょ
ＨＥＬＬＯ！　上からの景色すっごくいいよ～！！
あ、昨日バスで一緒だった台湾人カップルだ！
まったね～！楽しんで～！！
なんか出会いっていいよね～なんだかもうスッゴク仲良しさんみたい(笑)
そうなんだ～上からの景色キレイなんだ～どんな感じかな～
おおおおおぅ　　いや～素敵～　

登って正解！　可愛い街並みだな～ここ♪
降りて街を散策しよう

街におりて歩いてると甘～い香り

これはチェコの焼き菓子。

チクワのように棒にパン生地を巻いて焼き、トッピングでお砂糖をまぶしたもの。
私はクルミ味をチョイス。それを持って、お城横を流れる川沿いのベンチに座り頂きました。
出来立てをもらったのでとっても美味しかったですよ


さて村の迷路を歩く歩く
ほんとあちこちにつながってるね～
可愛いおもちゃ屋さん（雑貨屋？）もあるし、川向うからの教会の姿も素敵　チェスキー城で渡った橋はこうなってたんだ～　と発見もたくさん。おっもしろ～い！やっぱり丸一日ここＳＴＡＹで正解だったな。


クルクル回りながら到着した Krcma Barbakan にてランチ。
スモークポーク、サラダ、ダークビールを頂きましたオープンテラスで景色も綺麗でご飯もおいしくて良かったわ♪


時間があるので、明日出発するバス停を確認することに。
こちらに到着した時は下り坂を進んで35分だったんだけど、明日はさすがにきつそうなのね。だからホテルで近道を教えてもらったんだけど・・・
　　無理！　だって人が一人通れる野道（しかも上り坂）をあのスーツケースは通りません！　では・・迂回路・・ちょっと歩いて時間計ってみるか。　おいっちにーさんーしー
あ、あそこで果物売ってるみたいだよ。行ってみよっ！　母、個人で出してる果物屋発見。
（普通 kg 買いだけど・・・）お母さん、何買うの？
洋ナシ ！！　←　まぁーだ、こだわってたかっ！(笑)
キロ買いなんだけどさ・・・いくつ買おうっか？
１つ　！　かじりながら歩くから！！
聞いてみたところ、１個だけ買ってもいいとの事だったので購入。
ガブ・・・ガブガブガブ・・・　←母、夢中。
お母さん、美味しい？
おいっし～ぃ　
よかったね～　これで思い残すこと無く楽しいチェコ旅行だったと言えるねぇ(笑)

迂回路もいまいちだったので、違うバス停から乗れるバスが朝にないかインフォメーションで確認。朝９時２分発がある！！乗れるかどうか心配だけど（始発でない＆普通の市バス）私はもうそれに決めた。なぜならそのバス停、ホテルから歩いて5分だから。そりゃ決定だべさ！

ホテルで1時間ほど休憩し、再び街へ。
途中お茶をしたりしながら夕飯をどうするか考えていると、昨日写真を撮ってもらった日本人男性に遭遇。彼は今日違う街へ行ったそう。（帰りのバスが少なく、ヒッチハイクしてメインバス停まで進んだらしい）そんな話もし、一緒に夕飯をとることにした。
今晩は、Restaurace Eggenberg という地ビール、エッゲンベルグ直営ビアレストランで夕食をとることにしました。
ポークとポテトとザウアークラウトの１皿とサラダ、ビール（Eggenberg 4% と dark）
ここのビールはちょっと変わった味がしました。何だろうあの香り。コクがあるとはまた違ってねぇ・・・ホップの香りなのか？でも、それはそれで美味しいんだけどね。
この男性とお話をしてみると、案外地元が近かったので驚いちゃいました。
静岡市在住で袋井市に勤めているんですって。実家は天竜（現浜松市）で、妹さんが入野町在住。・・・って・・・世の中狭いよな～チェコで、チェスキーで会うか？？

夕飯も終り、夜景を撮影しに行くことに。
撮影ポイントといえる広場で写真を撮っていると、ガイドさん付き日本人に遭遇。なんでも２５人ツアーで４か国回っているんだそう。ハ、ハードだ　　でもお客さんは凄く楽しんでたからＯＫ！逆に「なぜチェコ１か国？」と不思議がられたっけ。個人旅行だもの～ゆっくりよ、ゆっくり
そのままガイドさん達と井戸端会議(笑)あーだこーだ話して気が付けば９時。明日もあるので解散としました。こんな出会いも旅の醍醐味なんだよね～


さ、明日はチェスキー・クルムロフともお別れ。最後の移動日です。
無事にリンツ（オーストリア）に到着できるかな～

無事に移動

やっとこさバスに乗り、3時間半の旅が始まりました。

高速道路を通って行くので、今まで感じた中世ってのが遠く感じるの。
ティーン教会が・・・プラハ城が遠のいていく～
プラハ、楽しかったわ～でもお別れね。

高速道路にはチェコ産自動車シェコダが沢山走ってる。って言うか、チェコ産の車があるとは思わなかった。

　　　　　　　　　　　　　　シェコダの新車らしい　　　　　　　　　　　　ロゴ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ボヘミアの田園風景がまたヨーロッパなものだから見てて全然飽きない！
母も私も寝ずに外を見ていました。

♪　タラッタッタ～タ～ララッタッラ～　♪　ｂｙ　世界の車窓から

3時間半もあっという間にすぎ、チェスキー・クルムロフに到着！
おぉぉぉ　とうとう来たよ、チェスキー！おとぎの村、チェスキー！世界遺産の村！！
お！木の隙間から見えるわよ～

紅葉にマッチしてる～！！　　 あぁ、やっぱり可愛い村じゃな～い



街並みを見ながらチェスキーでの宿泊先、U Mesta Vidne へ歩く。
村の入り口から遠いんだよね～

ゴトゴトゴトゴトごどごどごどゴドッ・・ゴドゴド
いや～ここの石畳はプラハと違って一つ一つが大きい＆高低があるんだね～スーツケースの車輪がとれちゃいそうだよ。
でも私、このゴトゴト音が好きだな～
チェコに来て毎日聞く音なんだけどね、決して耳に障る音ではないのよ。
だから車が通るたび何か可愛いな～なんて思っちゃうんだよね。
今は自分が音を出しているんだけどー


ゴトゴトゴト・・・歩くこと35分。ホテル到着。
いや～プラハのホテルがちょいと暗くて狭くて不満だったからかもしれないけど、ここは良い！ベッドもフワフワだし、窓も開けれる♪見れるTVチャンネルも多いし♪気に入ったぞ～

さ、明日の天気もわからないし、夕方のチェスキーを散策してみよう。
小さな村なんだけど横道が幾つも広がっていて迷子になりそう。（多分なっても大丈夫なくらい小さな村なんだけどね）
で、適当に道を入っていき辿りついたのが、モルダウ川沿いにあるカフェ Dve Vdovy 。もちろん川沿いのオープンテラスでお茶しました！
こちらで人気のアップルシュトゥルーデル（アップルパイ）も頂きました。これすっごく美味しいの！ただただ甘い外国のケーキってのじゃなくて、パイ生地の中には林檎・胡桃・シナモン・黒砂糖などが入っていて大人味なのね。それに生クリームつけて食べるとまたこれが・・・うんまいっ
すぐ横ではカモたちが川を泳いでるしさ、花もまだ咲いていて・・・

ディンゴーン・・・ディンゴーン・・・
おおぅ・・・教会の鐘が鳴り響く（低音ぎみの鐘の音）・・・

♪　パッパ～パパパパパ～　♪
おおおぅ・・・鐘の音と共にトランペット（これまた低めの音）が鳴り響く～　うっとり
ここから動きたくないくらいだわ。


気が済むまでそのカフェでチェスキーを満喫し、村の入口方向にあった絶景ポイントへ。
写真を撮って～っと。・・・あれ？私たちが乗ろうとした朝バスに乗ってた日本人男性だ！　写真撮ってもらおう！
その男性と今日の戦いを軽く話し、夕飯もあるから別れることに。

今日の夕飯は、お茶したカフェのちょうど向かいにあるレストラン Krcma Parkan にて、Pstruh smazeny（マスフライ）とチキンソテー、Kozel（黒ビール）を頂く。久しぶりの魚で母もほっとしているみたい。それにこの黒ビール！びっくりするくらい美味しいのだから大サイズ２つオーダーしちゃった(笑)いや～夜景を見ながらのご飯・・素敵じゃ～ん♪


御飯のあと、本当はもう少しブラブラしたいんだけど、疲れちゃってもいけないし、母が夜の散歩を怖がってるんで素直にホテルへ戻ることに。
オレンジ色の街燈が小さな村の通りをボンヤリと明るく照らして映画の世界みたい。通りの向こうから馬車でもやってきそうな感じなのよね。
ほんと、中世から時が止まってしまってるみたい・・・




明日丸一日ここにいるんだよな～
朝・昼の村はどんなだろう。晴れるといいな～
　
そう思いながら今日は終わるのでした。

移動日 プラハ → チェスキー・クルムロフ

今日は移動日。早起きして（夕方から爆睡で勝手に目が覚めただけじゃん）チェスキーに向かうべく、Florenc 駅へ。荷物が確実に重くなってるんですけどー２０kg超えてるなこりゃ
そして今日は戦いで始まるのであった・・・

フローレンス駅バス乗り場に1時間ほど早く到着しバスを待つ。
そしてバス到着。乗り込みますか～　運転手さんに切符を見せてっと・・・

・・・☆＄＆’％、”＃！□）＆◎・・・！ＮＯ！！
え？ＮＯって言った今？何なに？？
これじゃダメだ、乗せられない！降りてくれ！
なんでなんで！だってこれ、私きのう駅の窓口で買ったんだよ！バス2人分！
これはバスチケットじゃね～よ。列車だよ列車。わかるか？（列車ジェスチャー）
いやいやいや、私はちゃんとバスチケットを購入して何度も確認したんだ。
だから～違うんだよ、これは！降りて！　はい、次の人！！
納得いかね～！次にいかせるもんか！
じゃあ、このバス料金いくら？運転手から直接買うことができるでしょ？このチケットの金額と照らし合わせて差額分払うから乗せて！　←今思うと無茶言ってるな(笑)
出来ねーよ、んなこと！直接支払いで乗せないし！ちゃんとチケット買ってこい！
おい、誰かこいつに説明してくれ～
信じられない！信じらんない！やっぱりあの窓口の女間違えてたよ！もー！フローレンス駅でなんとかならないんか？？
そこでチェコ女性が相談にのってくれる。事情を話してみると、プラハ駅員はミスが多いことと、切符はフローレンス駅ではどうにもならないこと、このバスには乗れないこと、返金は難しいこと等を申し訳なさそうに話してくれた。

渋々そのバスを降り、プラハ本駅へ戦いに行くことに。
くっそーこの20kg超のスーツケースを持って階段上り下りはキツイんだよー！

＜プラハ本駅　切符売場＞
チッ　昨日の駅員いないぜ。
すみません、昨日ここでバスチケットを買ったんだけど、これ列車チケットなんですって？
・・・列車ね、これは。
はぁ・・・わたし昨日、わざわざ紙に書いてチケット買ったわけ。バスって書いてね。
で、今フローレンス駅でバス乗ろうと思ったら乗れなかったわけ。このチケットが違うから！
何でバスだっていうのに列車チケット売るのよ！
誰が売ったんですか？
きのう隣の窓口にいた人！今日はいないみたいね！
じゃあ駄目ね。
駄目だとぅ！！
列車チケットあるんだから列車使えば？チェスキーまで行けるから。
・・・じゃあ、その時刻教えてよ。
ここはチケット売り場！時刻表は2Fへ行って調べて！ここでは分からない！
そこにパソコンあるやないかーっ　調べんかいっ！
これはチケット発券用なの！２Ｆ！！

キィィィィィィィィィィ！！！！！！！！

２Ｆ　：　時刻表が分かりにくいので案内所へ。
列車でチェスキー・クルムロフへ行きたいんだけど、スケジュール教えてくれない？
・・・ガガーガガガガ（スケジュールプリントアウト）・・・はい、これ。
（スケジュール確認）・・・ねぇ、これは・・・無理でしょ。
乗換えが３回あるけどさ、ここよ、ここ。列車からバスの乗換えに１分しか余裕無いじゃない。これはどう考えても無理だし！
たぶん大丈夫。バスは遅れるから。問題ない。
いやいやいやいや！列車だってオンタイムじゃ出ないでしょ。遅れることあるでしょ？バスの遅れを見越してコレ出すのはおかしいよ！
乗るかどうかはあなた次第じゃない。

他の時間帯でないわけ？
無い！今日はこれだけ！　←　絶対うそだ！　面倒くさいだけだ！
わーったよ！
これはもう、払い戻ししてバスチケットを購入するしかない。
荷が重いのでスーツケースと母を２Ｆに待機させ、私は再度１Ｆ窓口へ。

１Ｆ　：　再度同じ窓口　駅員「また来た」と露骨に嫌そうな顔。
２Ｆに行ったんだけど、列車じゃ行けないんだよね！でも私は今日中にチェスキーに行かなくてはならないわけ！
これ、払い戻ししてよ。もともとはそちらのミスなんだから！
ＮＯ！それはできない。あなたもうその切符買ってしまったんだから無理。

あのねー！私は昨日、このメモを見せてバスチケット買えるか確認したわけ。
わかる？ここ！ＡＵＴＯＢＵＳってチェコ語で書いてあるよね！私は確認を何度かした！そしたら彼女はパーフェクトと言ったんだ！そしたらそれ信じて購入するのは当たり前でしょ！
でも払い戻しはできない！
そっちが間違えて売っておいて出来ないだとー！払い戻しだ！金返せ！チケットが窓口の隙間でこちらとあちらで行き来してる。

ちょうどその駅員の後ろを上司らしき人が通る。
ちょっとすみません！
を、気づいた！
この切符の返金をしたいんだけど、彼女がしてくれない！
・・・＆＄％◇）＆○、☆”（＄Ｊ□（（”＃・・（駅員説明中）　そして私は窓口で簡単に状況を勝手に話し続ける。　←　いや～このしつこさ一体
荷物移動がきつかったせいか、テンション下がりゃしねー
（話し合いが終わり）・・％’（＄％）！・・・（どこかに電話してる）
あっちで手続きして。
あっちって。払い戻ししてくれるんでしょうね！タライ回しじゃーないよな！あっちてどこ！
あっちだって言ってるでしょ！（右手で奥を指す）
あっちで指してる方向が半端なんだよ！まっすぐか！ここまっすぐ行って右曲ったとこか！
あっちだぁぁぁ！
わーったよ！！あっちだな！
「あっち」へ進み、一つだけ開いている窓口に並ぶ。
この切符の払い戻しをしてほしいんだけど。
・・・（専用用紙に何か記載している）・・・サインして！
（お前は説明もなしにサインさせるんか！）　説明してくれなきゃサインはできない！
このチケットが○○○kc（もう金額忘れた）、払い戻しできるのはこの金額！サイン！
そちらのミスなのにこの金額ね。ＯＫ、サインしたるわ。
・・・無言でお金をよこす。
Ｔｈａｎｋ You sooooo much !!

ようやく２Ｆへ戻ると母が不安そうにスーツケースと共に立ち尽くしてる。
母ちゃん悪かったな～心細かったろうに。
とりあえず再びフローレンス駅。窓口でチケットを購入し、１時間３０分後出発のバスを待つことに。
駅の階段でスーツケース運んでくれたチェコ男性、案内所近辺で助けに入ってくれたチェコ女性、フローレンスのチケット購入窓口で順番を譲ってくれたバックパッカー２人、バス乗り場で話を聞いてくれたチェコ女性、ヨーロッパ人男性、台湾人カップル、皆さん本当にありがとう！ほんと感謝でいっぱいです！！


⇒つづく

プラハ ３日目

今日も遅い出発。
今日がプラハ滞在最終日なので、ホテル近くの miru広場にある教会を訪れてみた。外観はだいぶ黒いんだけど、ステンドグラスの細工も良さそうだし建物自体も凝ってるので気になっていたのよね。遅い出発のおかげでミサも終り、中に入れるみたい。

思った通りっていうか、想像以上に内装がきらびやか！
柱から天井にかけてカラフルにデザインされている。祭壇もしっかりしてるしね～

そういえばこちらの教会って、教会内にキリストさんが十字架に打ちつかれて亡くなるまでを番号付けて絵画や彫刻にして飾ってあるんだよね。カナダの教会では見たことなかったな～（もちろんカナダで見たのは小さい教会だけだけど）

ここ・・・結構有名な教会だったりしてね。　←ってーくらい立派だ



さてまず今日は、今後の移動手段であるバス・電車のチケットを買わないと。

電車の切符を売っているのは・・・プラハ本駅。国際線も入っている大きな駅だから多分バスも買えるんじゃないかな～？？聞いてみよう。

じつは昨日の晩、バスと電車のチケットをスムーズに買えるよう、それぞれ紙にチェコ語（単語）で　日付・電車（バス）・出発駅・到着駅・時間　を書いておいたんだよね～なんとかなるだろう。

＜プラハ本駅　切符売場＞
まずは・・・電車について聞こう。

すみません。電車の切符を買いたいんですけど。
メモを見せる。
・・・１　or　２　？
２人で！
・・・ひとり　４５９kc！

ガガーガガガガー（プリントアウト）　・・・（無言で切符を渡す）

すみません、もう一つ！　ここでバスチケットは買えますか？
・・・どこまで？
メモをバス用と取り換え、
フローレンス駅からチェスケー・クルムロフまで。チェスケー・ブディヨヴィツェ乗換えてもＯＫ！
・・・（無言でメモを読む）
大丈夫かな・・・買えるのかな・・・
あの～バスね、バス。ここに書いてあるでしょ。明日出発。ここで買えますか？
・・・ガガガーガガ（プリントアウト）・・・（無言で切符よこす）
よかった。ここで買えるんだね。ありがとう！
いや～メモ書いてきてよかったよ。
・・・（内容を確認）
・・・なんか、なんとなくこのバスチケットが違う気がするんだけど。駅名と日付はあってるんだけど、何か違う気がする・・・
念の為もう一回確認してみよう　⇒　さっきの窓口へ
Hello　Again！　たびたびごめんなさいね。もう一回確認させて。
（メモと切符を指さしながら）こっちが電車で、こっちはバス。で、合ってるよね？
パーフェクト！　
パーフェクト！ならいいよ。大丈夫なんだね。
さ、じゃあ明日のバス乗り場確認にフローレンス駅に行ってみようか。


いや～来てよかった。変な出口から出たからビルの裏側にあるバス乗り場が探しにくかったよ。助けてくれたチェコ女性と男性（この人かっこよかった～）ありがとう！明日は早めにホテルをでようね！

午前中の内に明日の移動準備をすまし、午後の予定を考える。
せっかくプラハにいるんだし、昨日はゆっくりだったし、何かツアーに入ってみたいよな～と思い新市街地の案内所を目指していると、昨日しまっていたハヴェルツカー市場が開いてる～んやっぱり旅に出たら市場行かないとね！

スパワッフルに～マリオネット達～木のおもちゃ達に～アクセサリーに～果物だ！！
母ちゃん果物だ！洋ナシあるよ、買う？私はあのパックに入ったベリー達（木イチゴ・ラズベリー・ストロベリーなどのMIX）を買って食べ歩きたいな！どう、どう？
いいよ、洋ナシなんか。ベリーだってあんなに食べれないよ。きっと酸っぱいだけ！
えええええ～つまんな～いっ！！
買おうよ。一緒に食べればいいじゃん。
お母さん食べない！
・・・
結局ベリーも洋ナシも買わず、案内所に行きましたわ。


午後からの軽いツアーっと。・・・お！これいいじゃん。2時間弱だし、これにしよう！
モルダウ川クルージング（お茶付き）
母も面白そうとの事で決定。じゃあ昼ごはんとりましょ。
エステート劇場そばにある　U ZAVOJEのオープンテラスでイタリアン。それともちろんビール（ピルスナー）　天気いい日に外でご飯＆昼ビールってのは幸せやね～


さて、旧市街広場の時計台の裏あたりに集合していざクルージングへ！
まずは船内でコーヒーとケーキを頂きましょ
なんて優雅なひととき・・・ガタガタガタ・・・あら～みなさんもう船上に上がるわけ？ま～いい席をとりたいんだろうけど。
私と母はティータイムが済むまでゆっくり過ごす。
今回の旅は個人旅行ってのもあってか、割と周りの視線を感じたよね～なんて話しを母とする。自分が外国人の立場になったんで母は不思議な感じがしたようだ。チェコは団体客以外にそれほど日本人を見かけない気がする。韓国は今チェコブームだから個人旅行者もみかけるけどね。
チェコの物価もどんどん上がってきてるし（物価は10年前の3倍。1kc=6.5円程）いま来てよかったかもね～
さ、私たちも上にあがろう！
いや～良い眺めだねぇ
カレル橋も今日は観光客でいっぱいだよ。

大道芸人（音楽奏でる人）もいるみたいだよ～


おーいっ　

手振り返してくれる～

国民劇場側も綺麗だな～

あ、あそこ段差があるから船はUターンだね！

風が気持ちいぃ～



船着き場に到着～　元のユダヤ人地区辺りだ。
じゃ～モルダウ川沿いに歩いてみよっか。

白鳥もいるし・・・デカッ
子供達もいるし
カップルもいて晴れの日を楽しんでるね～みんな。やっぱりそろそろ太陽が見えなくなってくるからかな。


さて公園で一休み。バラも芝生も紅葉し始めてる木々もモルダウ川もプラハ城も何だか絵葉書のごとく奇麗なの。私たちの視覚にはフレームインなの

また歩きつつ、マリオネット見れないかな～と劇場を訪れるが開始がやっぱり２０時からだったりするのよね。
すると母、
今日は一度ホテルに帰って休憩しよ。
と珍しくいうので、そうする事に。
この３日間、わりと緩く動いたつもりだったけど、彼女には辛かったのかな～　と反省し、ホテルへ。

少しだけ休憩ね。と言って寝出す母。うん、寝た方が良さそう。無理しちゃいけないからね。

私もチェコテレビを見ながら、明日の予定等考えているうちに・・・爆睡！！

夜に一度目が覚める。
２３：００
・・・このまま就寝続行！


次に目が覚めたのは翌日の６時。
私たちやっぱり疲れてたのかもね～　ほぼ１２時間寝っ放しでした

プラハ ２日目

今朝は朝寝坊 + シャワーでゆっくりスタート。昨日は頑張ったからね～　そして今日は　いいぞ～

今回の旅はいつもと違い、ホテルで朝食をとることに。ま、ホテル近辺に朝食がとれる場所もないんだけどね。
こちらの朝食は、数種類のハム・ソーセージとチーズ達。ぱさぱさパンに、あの海外独特の小さな林檎。そんな感じだね～
ハムよりもソーセージが美味しいの。やっぱりドイツの隣国だから？あとチーズも毎朝違うんで楽しめます。
そして朝から食欲満点の母。・・・あなた、ちょいと食べ過ぎでは？？


今日は新市街とユダヤ人街がメイン。旧市街も入る予定だったけど、何せ迷子になってる間にかなり旧市街観光できたんで・・・必要なし(笑)

さてまずは、新市街にあるミュシャ美術館へ。こいつを後回しにするわけにはいかない。
ミュシャ美術館は小さな美術館であっという間に見て回れてしまうんだけど、ミュシャ好きには楽しいところです。チケット（240kc）を購入し、最初に声をかけてくれるコンシェルジェのような方がとても紳士的でカッコイイ白髪が素敵日本語で挨拶してくれましたよ。
母にとっては「ミュシャとは何もんじゃい！」でしたので、この美術館はそれほど興味を持たなかった様子。ま・・そうだよね～しかも説明もビデオも英語だし。説明したけど「ふーん」てなもんです。
さ、次は新市街散策。

ヴァーツラフ広場（見た目は大通り）に出てきてブラブラ歩く。ここいらは急に街中だよね～新市街ってなだけあって、昨日までとは感じが違う。ましてや今日は晴れて人が多い！母ちゃん、スリに気をつけてくれよ～
お昼でなんとなく小腹がすいた私たち。お昼はなんにしようかと母に尋ねると、

お母さん、チェコ料理もう飽きた。もう食べたくない。

とな。ええええ！昨日のお昼一回でもう参っちゃったわけ～！うっそーん
でも仕方がないよな。私も別に”絶対食べたい！”ってわけでもないし・・・小腹だし・・・じゃ、チェコのファーストフード：Parek v rohliku（ホットドック）をお昼にしよう！
屋台のおねぇちゃんに２つ注文。
するとホットドックパンを、熱くしたφ２０×１５cm位の円柱へ縦にぶっ挿す！で、パンを温めてるみたい。その中に焼いたソーセージを入れるんだけど、ねぇちゃんが、
ケチャップ　と　マスタード　どっち？て言うもんだから、両方！と答えると、彼女は優しく、１本にケチャップ　・　１本にマスタードをパンの穴の中、突き出たソーセージの上にギッチリ入れてくれました。・・・うん、確かに両方やね(笑)

それをパクつきながらとりあえず目指すはダンシング・ビル。
ところがこれ、見つかりませんでした。案内所のチェコ女性にも聞いたんだけどね・・・また先日同様違う道を教えられちゃったみたい。
そのまま突き進み目に入ってきたのは国民劇場。チェコ国民が威信をかけて建立した劇場です。
ヴルタヴァ河（モルダウ河）に沿ってそびえているこの建物は威厳があって私は好き。ここで歌劇とか見れたら素晴らしいだろうな～と思いながら振り返ると、昨日ぼやけて見えたプラハ城が綺麗に見える。
モルダウ川にかかるその橋からプラハ城・ペトシーン公園の展望台・飢えの壁（国民が貧困だった為、王様が何の意味もない壁を造らせ賃金を払ったというもの）を眺めて小休止。

さ、ここからユダヤ人街までトラムが通ってるんで乗っていこう。



乗ること数分。ユダヤ人街観光・・・なんだけど、実は今日は月曜日。
ユダヤ人街の施設のほとんどがお休みなんだよね～　プラハのメイン観光スポットは無休でやっているんだけど、その他は月曜休み。日本もそうだよね～何でだろ。

またこの地区の建物はいっそう暗いんだな。まぁ歴史が歴史だからなんだろうけどね。儀式の家から奥にある墓地を眺め、ヨーロッパ最古のシナゴーク（祈りの家）も外から見学し、あっという間に終了。
あら～　ではここいらで休憩しましょ。
オープンカフェ（インターコンチの出店だったわ）で、コーヒーとウィンナーコーヒーとワッフルを食べていると市街観光ツアーと思われる白人男性団体がやってきた！もちろんビール頼むんで、あっという間にスポーツバー状態（たまたまテレビでＸ-ＧＡＭＥ流してたんだよ）。
こっちの人はみんな　カーン（ドイツサッカー代表にいたキーパーね）みたいだね　と、母びびる。
いや～確かにデカイけど・・・母ちゃん、こいつらアメリカ人でっせ。ま、いいか。


お茶も済んで、行きたかった　ストラホフ修道院へトラムでＧＯ！
ここの修道院ってよりも、図書館に行きたかったんだよね。天井の装飾がとても綺麗なの　それともう一つ、私のオージー先生が言っていた「謎の剥製」も見たかったのでね！チケット（80kcとカメラ50kc）購入して、哲学の間⇒神学の間へ。

哲学・神学ともに素敵な絵が天井に描かれて王宮みたい。天井近くまで本が沢山。廊下にも古い本がたくさんあるしね。神学にあった地球儀がなんか気にいったな。～あれ欲しぃ

廊下にあった聖書もきらびやかで凄かった。水晶がドーンとついてたりしてね。



で、　
でで、気になる「謎の剥製」は・・・っと。
話によると、哲学の間の廊下にあるキャビネットにあるんだよね～
キャビネッ・・・

な、なんじゃこりゃ～！！！　by 優作　（横から撮影したものです）


はい、説明します。

頭部にトサカのような大きなものがあり、顔は鳥っぽい。胸辺りが鳥らしからぬカメのよう（固そう）。翼のようなヒレのような毛のない板状のものが胸部上下で４つはえ、魚のような尾びれ（板状）がある。そして、脚ではない何か（尻尾？）のような長いものがお尻から出ている。

何なんですかこれは？？

で、わからないんで、そこに座っていたおばあちゃんスタッフ２名に聞いてみることに。

これは何？

ＤＯＤＯＵ　！　←当然チェコ語しか理解できない・話せないおばあちゃん達

え？　ドドウ？　鳥？（ジェスチャー）　魚？（ジェスチャー）

・・・△＆×○＄☆？、＃＄’＆・・・（おばあちゃん達相談）

ＢＲＡＤＡＶＩＣＮＩＫ　！　←他の単語を出してきた

・・・が、わかるはずない。
でもこのヘンテコに食いついた私に一生懸命説明してくれるんだよね。（よっぽど奇人変人にうつったのか？(笑)）

ブッダ！・・・・（ジェスチャーで背中を指し、手をヒラヒラさせる）・・・

ブッタ（私がアジア人だから出したヒントだな）・・・ヒラヒラ・・・オーラ？！

おばあちゃん、手をヒラヒラさせて、ＤＯＤＯＵを指さす。
オーラ・・・ＤＯＤＯＵ・・・ブッダ・・・ＤＯＤＯＵ・・・

ひょっとして・・・フェニックス！　鳳凰を造ったの？　

私の解った！みたいなアクションを見て、おばあちゃん「よかった～通じた」みたいにうなづいてるよ。・・・でもやっぱり私の中ではっきりしないから、チケットの裏面に２つの単語を書いてもらい、ホテルで聞くことにした。

教会はミサの最中。中には入れないので歩いて帰ることにした。
この修道院からの眺めってのがいいらしいんだけど・・・

いいじゃん、いいじゃん！
カフェもあるけど、ちゃんとベンチで休むところもあるので、そこから記念撮影。
小さなブドウ畑の向こうに果樹園。その向こうにプラハ城とマラー・ストラナ小地区。その向こうにモルダウ川と市街地と遠くまで見渡せる。　落ち着くわ～

果樹園の中を歩いて帰る。
小さな林檎と洋ナシがなっているよ。すると母、
洋ナシって美味しいかな～　食べたいねぇ
・・・はい、採る気マンマンです。
がしかし、今は夕暮れ時。可愛い子供たちやその家族、犬を散歩中の方々と結構人が通っているんですね～
お母さん、採るのはちょっと無理だよ。こんだけ人が見てるからさ・・
仕方なさそうにテクテクあるく母。すると前方で石やら棒（枝か？）を木に向かって投げているバックパッカー男性2名を発見。間違いなく洋ナシ採りである。

ほら、採ってるじゃん！みんな採ってるはずだよ～なってるんだもん。
でもさ、あの人たちに雑じって洋ナシをとるアジア人達って感じ悪いじゃない。だから駄目！
その後もマラー・ストラナを歩きながらブツブツ言う母。
採りたかったの？食べたかった？
食べたい！だってさ～telurだって、あの人たちがアレくれたら食べるでしょ？食べるくせに！
いや、食べるけどさ～そんなに凹まなくっても・・・
市場で買おうよ！いらない！アレがいい！
なんなんだ、この子供は！！

トラムに乗って新市街へ。今夜はコンサートを聴きたいのだ
案内所へ行くが乗り気にならず・・・でもあきらめきれない。だって今は「プラハ秋の音楽祭」真っ最中なんだもん！
てな事で、フラフラして旧市街地へ。市民会館前に着くと、チケット売りのお姉さんがいた。「今夜のコンサートいかがですか？」
どんなのか見てみると・・・いいじゃん！いいじゃん！！
市民会館（スメタナホール）にて、ドボルザーク（チェコ出身）の「交響曲　新世界」をチェコ交響楽団が演奏だってさ　はい、自由席だけど決定～

夕飯はそのホール隣にある Kavarna Obecni Dum にて、カツレツとサラダ、ビールをオーダー。ビールは pizensky plazdroj（ピルスナー）でこれも美味しい
このレストランはアールヌーボー調の装飾で、ピアノ・サックス等の生演奏もあり、量も質も良かったので安心してホッコリして食べることができました。母も安心して食べれて満足そう。

久しぶりのクラッシック生演奏に酔いしれて、やっぱりチェコに来て良かったと再認識。落ち着く～

今日は地下鉄駅がそばだったので、すんなりホテル到着。
ゆっくり観光の一日だったね～とチェコ語ニュースを見ながら語る。
明日は・・・何しようっかな～


※ちなみにホテルで謎の単語をたずねましたが、解らないとの事。
　ＤＯＤＯＵは翻訳ツールでも解りません。
　ＢＲＡＤＡＶＩＣＮＩＫは翻訳ツールでは「いぼ」とでましたが、ホテルの人は「軟膏の一種」と言っていました。

　これ、何だか知っている人いらっしゃいませんか～！！！