(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

インフィニット・ストラトス 第3話「転校生はセカンド幼なじみ」

2011年01月29日 | 視聴済アニメごった煮
ラブコメはどうでもいいから戦闘してくれ。

 そんな今回のお話は…
 セシリアとの対戦から、周囲の女子達の一夏への興味は高まるばかり。
 その状況が気に入らない箒は相変わらず素直になれない。そんな中、隣のクラスに中国代表候補生・凰鈴音が転校してくる。
 クラス代表選手として一夏のクラスへ宣戦布告にやって来た鈴は、一夏の二人目の幼なじみだった。
 昔、一夏と大切な約束を交わしたのだと言うが……。
 以上公式のあらすじ。

 お話としては上記あらすじ通りに、幼い頃に箒と入れ違いに幼馴染みとなった中華人民共和国出身の凰鈴音がやってきて、ますます野郎のハーレム状態が続くぜ!と言った内容で、正直見ていてかったるい(笑)。
 そもそも、野郎で唯一ISを起動できるがためにハーレム状態にあるってだけでも「なんだかなー」と思ってしまうのに、朴念仁の野郎が何故かモテモテっていう、誰も手に取ることのない萌えライトノベルみたいな設定がすげーどーでもいーというのに、そんなようなことが延々と繰り広げられるので、なんかむしろ笑ってしまったよ。もちろん苦笑ですが。
 まぁそんなわけなので、セカンド幼馴染みがなんだかんだいうて、女どもが野郎を取り合いしている様にその当人である野郎が何故か気付かない、なーんてもうそんなの飽きるほど見たっちゅーねん。そんなんどうせ最終的にファースト幼馴染みとくっつくか誰ともくっつかないのどっちかに決まっているので、そんなテンプレハーレムラブコメ見てなんか書くことなどあろうはずも無く。
 強いていうなれば、第1話から思っておったのだが、ファースト幼馴染みである箒と寮で同室になってしまった野郎ですが、今更、今の所別の部屋が用意できないからそれまで同室とかいう説明をしてきておりまして、どーがんばって考えてもそれはないよなぁ。
 一応学校なんだから、そんな思春期真っ盛りの男女を一夜たりとて同室で過ごさせるなんて、未来の地球の道徳観念は一体どうなっているというんでしょうね。いつやろうの個室が出来るか知らないけれど、それまで学校として「一発二発やったとしても別にいーんじゃね?減るもんじゃなし」みたいなスタンスなんだろうか?
 というように、常々言っておりますけど、フィクションはどんな不条理してもいいけど、そこに疑問をもたせたら負けである。女の子たちに言い寄られても気付かない野郎がどんな朴念仁の唐変木でもいいんだけど、「なぜその想いに気付かない?」などと見ている奴らに思わせてはいけない。思わせてもいいけどそれなら野郎が気付かない理由がいるだろう。「だってそーいうキャラなんだもん」は理由にならないぞ。
 同室の件も同じで、同室になるならなるで納得いく理由を提示しなければならない。理由がないので同室云々のシーンはもはや「なんでやねん?」意外の思いで見ることが出来なくなってしまう。そのように思ってしまうと、もうそれからのドラマが正しく作り物に見えてしまってとても白々しい。
 まぁなんだ。このアニメは戦闘してないと凡百のハーレム物と大差ないよな、よく考えてみると。見ても見なくてもどーでもいーみたいな。

 今回全く戦闘がなかった分、次回はISでクラス対抗のリーグ戦が始まるようなので、次回戦闘でぐりぐり動いてくれることを期待したい。
 しかし、今回のようなラブコメと戦闘やIS関連のことの配分を上手くやれば、結構、バーニングハート的燃えていい具合にちょっと萌える物語にはなりそうなんだけどな。
 ちゃんと上手く配分してくれればいーんだけど、これまで見ていてラブコメはラブコメ、戦闘は戦闘と、きっちり半々で分けそうな気がするよ。それじゃーいくら何でも簡単に考えすぎなんじゃないですかねー。
 どこで燃えて、どこでラブして、どこでコメして、どこに謎があって、どこで展開して、どこで萌えるか。いやはや、物語を作るってのは難しいもんですな。