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絶望都市ヤーナム~Blood Borne~

2015年04月12日 | デモンズ&ダークソウル

お人形に話しかけてレベルアップというシステムは個人的にはひじょーに興味深かったです(笑)


 ……しかし、ブラッドボーンやってからダクソ2行くと、マデューラがまるで天国みたいに思えるな~(笑)。
 ドラングレイクでの日々にどっぷり浸ってた時は失念しがちだったけど、少し離れて他の世界を巡った後だとはっきり分かるよ。ダクソ2は「旅」がテーマだったんだな。魂の巡礼の物語だったと。自身を成長させていくために、いろんな生き様をしているNPCや他の世界の巡礼亡者さん達と触れ合う事がテーマの1つでもあるんだよね、たぶん。

 ブラッドボーンの過酷なヤーナムの地でも一応はマルチ出来る仕様にはなってるんですが…。
 やれば薄々気づいてくるけど、この世界観はマルチしずらいとか武器が少ないとかいう文句言うのが間抜けに思えるほど酷薄で無常観に満ちてる。プレーヤー含めて誰もこの世での安息は得られない、まさに不条理なダークファンタジーそのもので、こんなんじゃ協力プレイとかまるで世界観とズレてるよなーと思えてくる。グロさはもう、今までのデモンズダクソなんか問題外なほど酷いのは確か。いくら最初から最後まで夢の領域という設定でもさ~よくここまでやったと思ったよ。(^^;
 ブラボに詰まるのは敵が強くて進めなくなるっていうよりも、この世界観のグロさにSAN値削れて耐えられなくなる場合の方が多そう。ブラボのせいとは断定できないけど、なんか最近怖い夢ばっか見るのよね~。ダクソはもちろんデモンズの時ですらゲーム中の夢でも悪夢にはならなかったというのに。



グロ注意……って遅いか。あんまりドロドロになりすぎてオノレのSAN値が削れてきたらいったん全部脱いでからまた着ると綺麗さっぱりになるですよ(^^)


 世界観については、あんまりすぎて愚痴りたくなる部分も多々あるんですが、ステップで無敵回避するハイスピードアクションはかなり面白いよ。あたしはめっちゃ好き。ダクソ2でもコレできたらなーって時々思っちゃうくらい。
 モンスター型のモブと戦ってる時は正直微妙に感じる時もあるんだけど、闇霊とか人型の敵との銃パリイ取り合い超高速バトルは燃えるよ~。なんかもう能力者同士の戦いって感じで(笑)。
 ただ1つだけ文句言いたいのは、地形が邪魔してせっかくのステップアクションが死んでる所が多いんだよね。あれはどういうつもりなんだろ。その辺はドグマみたいに「邪魔なオブジェは透過させる」くらいの潔さはあってもよかったと思う。



自キャラはもちろんこの世界でも杖使いの神秘マン(笑)。今の所火力に不満感じてないすよ、ええ(キッパリ)


 グロすぎだのなんだの文句言いつつも、ストーリーにはあたしみたいな妄想好きの琴線に触れるものがあって引っ張られる所はあるんだよな~。
 クトゥルフモチーフと言われてるけど、確かに20世紀初頭の雰囲気とか地下から何か得体のしれないものが出てきた、みたいな部分はそんな感じかも。でも何だかやたら大げさにビビってる人がいるけど、クトゥルフ自体別に隠されていた禁忌の小説でもなんでもないし、書いた人だって、不遇な人ではあったかもしれないけどあたしから見ればごく真っ当で、正体不明で呪われているとかいう事もないわけで。

 あたしは「シルバー事件」の方を思い出したな。あっちにはなんていうか、最後まで謎めいていて手が届かない、切なくきらきらしたものが感じられたけど、ブラボには果たしてそういうがあるのかどうか…。
 この狂乱の一夜の果てにどういう結末が待っているのかこの目で確かめたい一心でここまで来たけど、今、中盤後期のボスに手こずっててなかなか先に進めないでいるですよ。
 ロマはなー…強いボスじゃないんだけどソロだとめんどくさすぎなんだよね。いつもあともうちょっとって所でやられてしまう。長丁場に耐えて最後まで冷静さを保てるか、精神力を問われるバトルだな。(^^;

 ホント不完全燃焼な感じなんだよね…操作感は気持ちよくてずっと触っていたいのに、世界がグロすぎて長居する気になれないという。ブラボ路線の次作は思い切ってグロ系内省的ダークファンタジーから離れて、マグヘラルドみたいな宝探し屋の大冒険RPGみたいなのはどうですかね?(笑)



ボスに詰むからではなく、ボスを倒した後にこの先に進むかどうか本気で悩むゲームも珍しいかも(^^;