秋津のゲーム部屋

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DDONシーズン1勝手に反省会

2016年06月26日 | ドラゴンズドグマオンライン

「おぼじゃもたまにはあーいう紐パンはいてみ? GMでフレ依頼が殺到するかもしんねーぜニヤニヤ」
「うーむ……」


 2.0ver upまであと数日に迫ってきましたな。今週は不思議な事にと言うか、あえてそうしたという事なのか目立つイベントもないんでのんびり修練やってるよ。うちはポーン強化がプレイのメインなんで修練だけは歯を食いしばってやってきたですよ…スキルビンゴも4ラインパーフェクト確定してるし。
 ビンゴでパーフェクト取れたの初めてなんでちょっと嬉しい(笑)。まあ2.0からランク6まで自動で上がるようになるらしいんでそこまでは無駄になっちゃったんだけどさ…。(^^;


 しかし最近空いてるな~…やる事なくなった覚者様は休憩中って感じなのかな。
 おぼじゃがいる鯖は普段から過疎気味なんですけど、inからoutまでまるっきり誰とも会わないというのは以前はなかった。思えば始まった当初は鯖に入れないくらい混雑してたんだよね。それから10ヶ月…どうしてこんなに人が減ってしまったのか。
 ここまでDDONやってきてあたしなりに出た結論は。

 ポーンの役割を軽視しすぎた
 
 これしかないと思ってる。特に序盤でソロ(ポーンPT)で遊ぶ事を困難にしすぎたね。いやいやあたしがポーン専って事はひとまず置いといて極めて客観的に考えて(笑)。

 思えば1.0の敵は酷かった…。(今もそうだけど(^^;)
 飛んだまま降りてこない鳥系、アホみたいに跳ね回って設置魔法を置きまくるキメラ系、巨体を振り回して回避不可の広範囲攻撃を繰り出す竜系…どれもポーンはまったく対処できず、スキル・アビ・装備すべてがきちっとしていてある程度レベル差がないと戦力にならなかった。
 キメラの魔法からぴょんぴょんし続けているメイポ達を見て、魔法を止める手段がないと知った時は薄ら寒い思いがしたもんだよ。DDONではポーンはただのデコイか?存在だけ残して前作信者を詐欺ったのか…?と。 
 それに加えてメインクエのランタン使用不可ゴーレム戦、毒沼の中のモゴック戦…ゴーレム戦はともかくモゴックをポーンPTでクリアできた人はかなり少ないんじゃないの。いたとしてもあまりの理不尽な仕様にコントローラー投げてそのままゲーム止めてそう。(^^;

*現時点ではポーンのバトル時の挙動は以前よりは改善されてます。ポーン自体が竜力やスキルアビが上がって強くなったというのもあると思うけど、ポーン専用の回避率みたいなのが設定されててダメージを受ける事が少なくなってるですよ。初期の頃みたいにポーンの助け起こしでグダグダになるって事は今はほとんどないし、メインクエも2.0から難易度下げるらしいんで、これから新しく始める覚者様はポーンを育てる気さえあればポーンPTでさくさく進めるんではないかと思う。



「おお…これぞまさに珍獣!」
「とてもよくお似合いですよフフッ」



 ネトゲだからと人間関係で拘束する事を狙って、コンパニオンAIをアイテム作りの小間使いに位置づけようという発想が諸悪の根源だったんだよ結局。むしろポーンが不慣れな覚者を引っ張れるほど役立ったり強いポーンを借りやすくして気軽にソロで楽しめるようにした方が絶対に人は定着した。人間関係は定着した後にいくらでもついてくるものじゃないかな…。

 素直に考えて、元々CSのオフゲがベースのこのゲームで最初っからキーボードとか準備して気合いいれて人との絆(笑)を求めるプレーヤーがどんだけいるのかと。前作経験者は最初からポーンありきだし、未経験の人が惹かれるのは気軽に1人でもできて無料な割によさげなアクションRPGって所でしょ。
 DDONはマルチプラットフォームとは言え、中でも一番層が多いはずのCSプレーヤーにとってはいわゆる「ネトゲ」なんてめんどくさそうと思うだけであんまり魅力感じないよね…。
 仕事から帰ってきて寝る前にちょっとゲームやるって人なら、少し触ってみて「あーこれソロじゃ無理だ~」と思えば、今更ゲーム中で人間関係構築してプレイするのなんかめんどくさいしさっさと止めちゃうよ。いや一度はクラン立ち上げたあたしが言うのもなんなんですけど(笑)。

 ポーンを最重要視する大きな理由はもう1つある。
 人と遊ぶのがメインって人は結局人がいなくなれば簡単にどっか行っちゃうんだよね。彼らはドグマじゃなくて人が集まってる場所が欲しいだけだから。でもドグマにしかいないポーンと遊ぶのがメインになってる人はそうじゃない。人が増えようが減ろうがポーンと楽しく遊んでいられる限りドグマを止める理由はないんですよ…それがいいのか悪いのか分かりませんが…。


 COGのトップの人って元アジア系のネトゲ運営の人って聞いたけど、はっきり言ってやっぱここがダメなんじゃないですかね?(笑) 
 現状DDONのメイン層はCSユーザーなんだし、それは今後も大きく変わらない可能性が高いんだからネトゲって括りじゃなくて無限DLCって発想になるべきだと思うんよ。パッケージと同じくまずソロで出来る事が大前提。未だに他人との繋がりで拘束しとこうみたいな旧態依然としたアイディアに執着する化石ネトゲの運営経験者なんか頭に据えないで、CSゲームならではの進化を考えられるCSゲーム出身のリーダーの方がいいんじゃないの今後のためにも。




「ふぁーこのおっさんと2ショットとかなんか意味あんのか?おぼじゃ?」
「誰がおっさんだコラ#」 


 さて…2..0はポーンと遊びたいおぼじゃにとって改善となるのか改悪となるのか…どうなるんでしょうねえ。ポーンのコンテンツが増えるのは素直に嬉しいと言いたい所なんだけど不安材料も多くてな~。

 個室が出来てポーンと同居する事が出来る、というのが2.0のウリらしいんだけどさ…同時に部屋にいられるのが1人だけなんだよね。3人いるメインポーンのうちの誰か1人を特別扱いで選ぶか、そうじゃなきゃ交代で呼べって事なのか…4人でくつろげると思ってたおぼじゃにとってはそこががっかりすぎていまいち盛り上がらないのですわ。ポーンがくれる専用強化アビにもすごく期待してるんだけど、それがコスト高で覚者のアビのキャパを圧迫するものだったら憤りを抑える自信がないし。(^^;

 新バトルシステムの浸食だけど、ポーンじゃ対応出来ないだろって話もちらほら出ててまた暗い気分になってしまうよね。あたしもその辺は開発レポートで見たけど、個人的には「スキルアビ構成でなんとかいけそう」と思った。現状でもポーン達が対応出来る敵とそうじゃないのがいるしそれは浸食バージョンになっても変わらないんじゃないかなあ。ただ今度はブレイクって仕様も出来たんでタイミングを計る事が出来ないAIには有利になったかなと……甘過ぎか?
 確かに、ハーピーの睡眠ソングみたいにぴょんぴょんするだけになる可能性も否定できないけどさ…。
 
 いろいろ懸念はあるけど開発レポート自体は面白かったな。長いビデオだけど一気に見てしまった。2人がなんとなくキョドってるのが気になったけど、初めて制作サイドと意思疎通できた気がしたわ(笑)。こういう感じでもっとテクニカル面でレクチャーしてくれればいいのにね。



 
「ひもぱん? ああ、あのぐるぐる巻いてあって中にチョコが入ってる奴! いいですね私も好きですよ!」
「うーむ……」


ロスリック城の天使~DS3考察~

2016年06月05日 | デモンズ&ダークソウル

本当はもっと詳細な設定があった気配の双王子。しかしダクソの、3のストーリーは特に女性向けジャンルのような繊細さがありますな



 ダクソ考察スレに挙がってたボツテキストデータ見ましたよ。
 あれだとドリン様が完全にエルドリッチのエサにされてんのね。(^^;
 ボツデータではエルドリッチの残骸の中から首と一緒にドリン様の指が出てきて、それを形見としてヨルシカに返す、という展開になってたらしい。
 ……そうならなくて心の底から本当に良かったわまったく。その萎えるクソ展開にボツの判断を下した賢明な方に暗い月のご加護がありますように(笑)。

 
 そのボツデータによるとヨルシカに「半竜」っていう呼び名がついてたらしいんだけどさ…それも謎な話なんだよね。もしかしてヨルシカとプリシラを同一化させようとしたんだろうか?
 いやあそれは正気とは思えないほど無理があるでしょ。これでヨルシカのしっぽがシースに似てれば、もしかしたらヨルシカはドリンとシースの娘でいろいろあって妹って事にしたのか?!とも思えるけど実際はまったく似てないからな~。どうやったらダクソ1の亡者経験者がヨルシカとプリシラを見間違えると言うの? マジで製作側の意図がわからん。
 
 
 妖王オスロエス周辺の話がイマイチ見えづらいのもグロすぎていろいろ削られたからみたいだし…ボツデータはなんか異様だな。
 まるで前作をよく知らない人達にいったん全部作らせて、後から前作のスタッフがつじつまの合わない部分やダクソの雰囲気に合わない部分をちまちま修正したような。
 そうじゃなかったら、ダクソのスタッフの中に明らかにメンタル病んで変なノリで暴走したまま歯止めが効かなくなってる人がいるんじゃないかって心配になるよ。わりとマジで。
 宮崎さんがいったんここでダクソ止めるって言ったのもそういう理由があったりして…?
 そういう話があってもなんか信じちゃいそうだよ、実際ブラボやった後だと。



シースに関わるとみんな狂うな。やはり結晶の叡智というのは人には扱いきれないヤバい面があるという事でしょうかね…

 だからって訳でもないけど、あんまり緻密に突き詰めない方がいい部分もあるなと思い始めてきた。特にロスリック関係者。
 ボツデータによると、オスロエスは末子オセロットを生きたまま食ってるという展開だったらしい。ちょうどむしゃむしゃ音をたてて食ってる所に灰の人が霧を潜って乱入、という事だったみたいね…。
 まあ「我が子を食う」っていうモチーフは古来よりあるとは言え、妖王がなんでそうしたのかって部分は妄想の余地すらないくらい情報がない。妖王はすでにシースみたいな鱗のない竜型に変形してるし、バトル中もさかんに竜の御子だのなんだの言うんで、すでに人型ではない赤ん坊だったのは確かだろうけど。



ロザリア関連はホントにヤバい…他の創作物でも滅多にないくらい悲惨なエピソードだと思う。その辺あんまり話題にならないのはやっぱプレーヤーに男性が多いからなんでしょうかねえ…

 個人的にロスリック関係者で一番の謎なのは「末子オセロットを出産後に行方不明になったロスリック王妃」だったんだけどさ…。
 結論から言っちゃうと、あたしはロスリック王妃=ロザリアだと確信してるんですが、ここら辺の設定は掘り起こして行けば行くほどエグい。さらに「血の営み」って言うのは結局そういうことにする予定だったのか?!みたいなドン引きする結論に至ってしまって、ここに書く気も一気に失せてしまった。
 言うまでもなく、断片的なテキストからの深読みだからそれが正解かどうかは分かりませんけどね…。




 という訳で、本当はその結論に至るまでをいつものように長文展開する予定だったんですが、止めときます…。(^^;
 ただ、タイトルにした「天使」って部分だけちょっとだけ考えてみる。



なんで羽が散乱してるのかについては謎なんですけど…

 実際のゲーム中ではロスリック城には天使を思わせるモチーフがたくさんあって、天使信仰って何なのか?って事を思わずにいられないんだけど、それについてのヒントは驚くほど少ないのよね。書庫の天井に吊された籠の中で干物になっている「ゲルトルード」という女性と、その籠をロザリア信者であるはずの蛆人が守っている(見張っている?)という事くらいかな。
 籠の中で見つかる奇跡には「ゲルトルードはロスリック王妃の聖女(侍女の事だと思う)で、天使に会ったと主張し、視力と言葉を失って意味の分からん文章を量産した」とある…要は何かの出来事をきっかけに他人から見れば発狂したような状態になってしまったという事だよね。



この羽は天使と関わりがあるよ、という制作側からのメッセージ…?

 で、ここからなんの根拠もない妄想なんですが…。
 もしかしたらゲルトルードはロスリック王妃に侍女として付き添っている時に本当に天使としか思えない超常的な存在に会ったんじゃないだろうか。例えばロスリック王妃の出産時に。
 薪の王になるべく「血の営み」で苦悩の末に生み出した跡継ぎが、実は火を継ぐのではなく終わらせるためにこの世に生まれた存在で、次の時代を担う能力の持ち主だったとしたら…。
 つまり天使っていうのは王子ロスリックの事ではないのかなと。
 だとすると、双王子の部屋に降り積もる羽の残骸や城内の派閥やその他いろいろ謎な描写に一気に説明がつく気もするんだけどどうでしょう…。

 結局の所。
 妖王や王妃、双王子達ロスリック勢のグロくて悲惨なエピソードは、火継ぎのために後継者達は大変な苦労を強いられている、それでも火継ぎを続けるべきなのか…?っていうプレイヤーへの問題提起みたいなものなのかもね。エグい事になりすぎてあちこちボカさざるを得なかったけどそれだけ伝わればいいんだ、とそういう事なのかも。
 この辺がこれ以上DLCで掘り下げられる事はないんじゃないかなあ…。

 うーん次はもうちょっと楽しいのやりたいな…と思ったけどなんかあったっけ。(^^;
 エルドリッチとアンリ達のエピソードもなんかグロくて生臭くなりそうだし、サリヴァーンと罪の都の消えない火も情報がいまいち足りなさすぎてな…。
 ただDLCで扱うなら罪の都関連はありかもね。火とは、その本質とは何か?ってテーマで。あとは火継ぎを終わらせるEDに深く関わってるルドレスのエピソードも物語の補完になりそう。
 あたしはブリシラが出てくる話がいいかな~。考えてみると長子のパワーとシースの魔力を受け継いだプリシラって…世界最強だよね(笑)。