秋津のゲーム部屋

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【ネタバレ】P5/ヘンな猫とビンボー絵描き

2018年11月03日 | メガテン系

ジョーカーかっけー☆ そういえば「この国を頂戴する!」とか調子乗ってることもありましたね(笑)

 前項でP5はめっちゃネタバレに配慮してる書いたけど、確かにP5のストーリーはネタバレしちゃうと極端につまんなくなるというのはあると思う。ネタバレOKで事前に情報集めまくるあたしも、P5はなんかそういう気になれなくて初回中は極力P5関係のサイトには行かないようにしてたですよ。
 なので、まだP5やってなくてこれからやる可能性あるという方は、以下はいろいろモロバレなので回避をオススメします。





ペルソナはキャラにタロットのソウルカード設定をしてて面白いよね。ちなこの絵柄はマルセイユ版と言われてるものがベースなんだけど、独自のパロディが入ってて非常に興味深い事になってます。これはあの人のソウルカード「正義」なんだけど天秤が傾いてて全然公平じゃない、とかね

 なんでこんなネタバレに敏感なのかって言うと、P5は逮捕された蓮の回想ってスタイルで話が進む所にストーリー分岐の大仕掛けがされているからなんだろうね。例のトリックの所もセーブデータ見直してやっと理解できたよ。
 最初、蓮が刑事達に薬打たれたりボコボコにされてたりするから、高校生にあの仕打ちはありえんし認知世界でしょ!?と思ってたけどあれは現実なのよね…。(ゲーム中の話です)

 初回だと全然話が見えないし、選択肢を選ばせる事になんか意味あるのか?と思えるけど、あの構成は後々出てくるストーリー分岐選択肢を紛れ込ませる手段なんだろうな。
 尋問してるのが仲間のお姉ちゃんで、後々味方になりそうな雰囲気だから引っかかっちゃった人も多そうだよな…うちの蓮もそれ以前の選択肢で、マコはあんたの事心配してたんだよ!という意味で「真は仲間だ」を選んじゃったんですが、でもそこは全然問題じゃなかったみたいでめでたくバッドエンド回避は出来たよ。この選択肢もストーリー的にはかなりヤバいと思うけど、あれはよくてこれはダメみたいな所はちょっと気になったです。(^^;




吉田のおっちゃんのソウルカードもかなりヤバい。本当の絵柄では太陽が黒いとかありえんし下にいる人は生きてて幸せそうにしてます。太陽が熱すぎて人が死んでしまったという事か


 また前置き長くなっちゃったけど、あたしはP4よりストーリーもキャラもP5の方が好きだったです。P4のストーリーも謎が謎を呼ぶ感じで面白かったけど正直心に残るものは少なかったかな…。まあミステリーと社会派ドラマみたいな対比なんで単純にどっちがいいとは言えないと思うけどさ。
 特にモルガナはな~プレイ前と後で一番評価が変わったキャラだったですわ。まさかヘンな生き物枠が萌えキャラになるとは。




モルガナのソウルカード「魔術師」は元々は道端で手品を見せる大道芸人を意味してるんだけど、小道具のナイフが何かの液体で濡れてるのが気になる。散々シャドウ達を殺ってるから?それだけならいいけど(^^;


 主人公達が次々と危ない橋を渡るハメになるのはこのヘンな猫型生物が自分の目的(崇高な使命とも言える?)のために煽って引きずり込んだせいで、蓮よりずっと首謀者と言えるんだよね。
 ストーリーを叩くならモルガナは真っ先に槍玉にあげられるハズのキャラなんだけど、あんまりそうなってないのはこのヘンな猫…なぜかめっちゃかっこよく見えるのよ(笑)。 
 威勢がよくて喧嘩っぱやい所もあるけど頭はキレキレだし蘊蓄は蓄えてるし、しかも紳士である事にこだわるフェミニスト。かと思えばわりとドジっ子で「タマネギ食ったけど死ななかったからワガハイは人間!」とか言っちゃうマヌケさもあるし人の気持ちを深く察する人情家な所もある。

 モルガナがペルソナ出す時の「威を示せ!」っていいのよな~アレに惚れましたわ☆ P5Dだと「刮目せよ!」とかうちのメイポみたいなセリフ言ってて笑ったよ。見た目は猫型ぬいぐるみ中身は古風なおっさん青年、なのがモルガナのキャラ設定なんだな。




このくらいのネタバレはもう許されるかな…モルガナの覚醒ペルソナは流動性の象徴と言えるね。ゾロにしても、ペルソナ見る限りモルガナが男性キャラとして作られてることは疑いようがないように見えるけど…


 見えるあたしには見える…モルガナがに人間になった姿が。仲間達は、蓮みたいになるんじゃない?っていうけどちょっと違うな。蓮達よりちょっと年上で、黒髪で涼しい眼差しと不敵な笑みが特徴的な長身痩躯で技量系魔法使いの兄貴分キャラ…覚醒ペルソナのメリクリウスの印象そのままに思えるんだよな~。
 なんでP5Dでモルガナのコスプレが執事服じゃなくてメイド服なんだろうとか疑問もあるけど、もうそう思うことにしたです(笑)。
 
 ラストで蓮にくっついていったから、今後の続きのストーリーも十分出来そうだよね。その時はモルガナをぜひぜひ念願の人間型で出してあげて欲しいよ~。クマがあれだけやらかしたんだからモルガナもきっと出来ますよね!!(^^; 
 



タロット占いだとこの水から浮かび上がってるザリガニは漠然とした不安とか思い違いとかを表すんですけど、三島くんはそれに喰われそうになってるって事ですね…



 あと秋津的一押しキャラの喜多川祐介について語らせてくだせえ。なんか、またそういうキャラかよw って感じなんですが。


 祐介は女顔の美青年で、ルパンのゴエモンに岡本太郎を合わせて天然ボケをトッピングしたようなキャラなんだけど、高校生とは思えないほど言動が大人っぽいキャラなんだよね。
 まあ居合いを極めるために精神修養にも熱心だったルパンのゴエモンとキャラをかぶせればそうなる…というのはおいといて、設定的には芸術の資質があって洞察力に優れてるって事の他に、小さい頃から年上のお兄ちゃん的存在の人達に囲まれて育ったからっていうのもあるかもって思ったな。


これ見るとなんかナルシストっぽいんだけど、実際ゲームやってると、祐介ってそういう所が全然なさすぎで驚くほどですよ。ただ美しい所作に気を使ってるというのはあるかも


 斑目に育てられたっていう祐介の暮らしってあんまり想像できないんだよな…3才ぐらいで引き取られたんだっけ。実際は斑目がやとった家政婦さんか弟子の人達に面倒見てもらってた感じだよねきっと。優しくて親身になってくれるけどまったくの他人である人達の中で、唯一斑目だけは実母の事をよく知ってて自分の生まれと繋がりがある…祐介にとってはそれだけでも斑目が特別な存在に思えただろうな。

 祐介のコミュやって思ったけど、祐介は斑目を許しそうなんだよなあ…。斑目はたぶん実刑でも5,6年で出てきそうだし、元々才能に乏しかった所に創造の元になる欲望までカットされたらもう売れるような絵は全く描けないだろうね。
 怪盗団メンバーは基本的にみんな人に優しくてお節介焼きで祐介も例外じゃないから、へこへこするだけの痴呆爺みたいになった斑目を哀れんでしまって放っておけなくなる可能性はアリアリだよね…自分の行動に矛盾を感じて苛立ちながらも生活の面倒みたりする姿が目に浮かぶよ。そうなった時、祐介が斑目の改心を悔やんで自分を責めてしまうのが怖い。

 いや、そんな暗い未来を妄想するのはやめよう。もしかしたら欲をそぎ落としてピュアになった斑目は今までとはまったく違う画風を編み出して知る人ぞ知る存在になり、それが祐介にもいい影響を与えるかもしれないし(笑)。
 春もそうだけど、誰だって自分の親や保護者として頼ってた人物がクズだったとは思いたくないよね。自分がののしられるより堪えるよ。祐介のためには、斑目が尊敬に価する画家として復活するのがベストなんだろうな…。



祐介の覚醒ペルソナ「カムスサノオ」。意外なほどにど脳筋タイプ(笑)。怪盗団の男同級生が脳筋系なのはパーティバランスもあるんだろうな

 祐介がグラでなよなよしてるように描かれがちなのはちょっと気になってるんだよね。だってさ~祐介って一見女顔で細身でオカマっぽく見えるけど中身は真逆で、ガチガチの硬派で熱い漢キャラじゃん。
 覚醒ペルソナだって荒ぶる神の代表みたいなスサノオだしさ。画風も繊細っていうよりダイナミックで男性的だし、個人的には彼のカマっぽいポーズは違和感半端ないですわ。まあ見た目が美しいんでなんも問題ないんですけど(笑)。
  


春の「女帝」がサディスティックなパワー系に描かれてる所もめっちゃ気になって…(> <)
本物のカードの女帝は当然ながらこんなやさぐれた雰囲気じゃない。春も父親と同じ道を歩んでしまう危険性を秘めてるってこと…?



 あーもう長くなってしまってすいません。(^^;
 他にも、真のペルソナ初めて見た時衝撃で3秒くらい固まったとか、双葉のパレスでの展開が自分的にはマジで熱かったとかラスボスの謎とか、あと明智くんのもっと突っ込んだ話とかもういろいろありすぎるんだけど、これ以上長くできないんでまたの機会という事で…。
 ああ~あたしのペルソナもマコみたいなバイクであって欲しい~~!!!

【ネタバレ】ペルソナ5…大人が知るべき物語

2018年10月27日 | メガテン系

話には聞いてたけどP5はめっちゃネタバレに気を使っててゲーム中はまったく録画できないのね。それに倣ってストーリーに絡む画像は出さないようにします

 DDONはウォーミッションに出ないと決めるとホントお金かからないしヒマになりますな。冒パスもちょうど切れたし、今頃になっちゃったけどP5に取りかかってやっと1周目クリアしたとこです。
 ん~今回のストーリーのテーマもP4よりさらに重くて社会派だったなあ。あたしは年齢的なものもあるのかどうしても主人公達と同じ目線にはなれなくて、ずっとハラハラしながらプレイしてたよ。



 P5のストーリーは「悪い大人に虐げられている子供たち」が主人公で、その子達が自分の人生めちゃくちゃにされそうな所まで追い詰められた結果、覚醒して特殊な能力を手に入れ、現実じゃ太刀打ち出来ない大人達に反撃する…という所から始まる訳です。
 とにかく前半に出てくる大人達がほんと情けない有様なんだよね。みんな自分の保身ばかり考えて見て見ぬ振りか「問題をおこすな大人しくしてろ」としか言わない。
 悪い大人に冤罪をきせられて見知らぬ都会に1人で放り出された主人公の身の上といい、ホントにこの前半の薄情な大人達の描写は胸に刺さるものがあるよ。




蓮は悪い大人の指図で保護観察中の身である事を学校中にバラされて危ない奴としてハブられてるので、情報収集も話しかけずに立ち聞きする仕様


 主人公達も主人公達で、最初の悪い大人が上手く改心出来たことですっかり舞い上がっちゃって、自分達は正義だとかもっと目立ちたいとか言い出して、挙げ句の果てに何か見返りが欲しいとか言い出す始末。まあ高校生らしい無邪気な発想で可愛らしいとも言えるけど…。

 授業で「確信犯」というワードが出てくるけど、これは制作サイドがこの怪盗団をどう位置づけてるかの答えだと思う。
 主人公達は下手すれば対象人物が廃人化したり死んだりする可能性があることを知りながら、それでも自分達に正義があると信じて実行したんでまさにこの確信犯だったんたよね。シナリオの設定上は悪徳部分だけ切り取れるっていう都合のよさだったけど、倫理的に考えれば彼らがやった人格矯正はグレーゾーンと言わざるをえない。その自覚がみんなに欠けてる所が心配でたまらなかったですよ。




バトルはメガテン3のプレスターン制を導入しててP4よりはるかに面白くなってる☆ 挿入曲もP4よりパワーアップしてる感じだよ~目黒神の才能は無限なのか(^^; 特に、主人公雨宮蓮のテーマ曲とも言える「Beneath the Mask」ね…これ以上にセンチメンタルなメロディをあたしはまだ知らないです
  
 念のために書くけど、シナリオ的には主人公達の「怪盗」行為を全面的に肯定してる訳ではないと思うんだよ。決して怪盗団を調子に乗らせたままにしなかったからね。
 仲間うちで「自分達のしてる事は本当に正しいのか」って何度も考えさせてるし、彼らと同じ力を悪い方に使っていたキャラも出して対比させ、自分らも一歩間違えばこうなってた…と震撼させたり、リーダーの蓮に自首させて落とし前はきっちりつけさせてるしね。
 
 エンディングで蓮の晴れやかな顔を見てもすっきりした気分になれず胸が痛いままなのは、やっぱり主人公が負った代償の重さを思ってしまうからだろうな。P3の主人公は自分の命と引き換えに話を丸く収めたみたいだけど(やってないので聞いた話ですが)今回も主人公が悲劇のヒーローになるパターンなんだなあ…。
 ……とED見終わった後に蓮がかわいそすぎる(TдT)ともやもやしてたんだけど、ふと気付いたんだよ、冴コミュの1つしかないスキルの意味に。
 弁護士の名刺ってこれ冴のだよね…? つまり今後、蓮の裁判の弁護は全部自分が引き受けるって事じゃない?
 冴が自分の生き方を変えて蓮を助ける決意を示したって事で、あたしはこの最後の仕掛けに気付いた時かなり救われた気分になれたけど、みんなはどう思われたでしょうか…。



薄情な大人の1人だった惣次郎。こんな事言っちゃってますが、後半で「どうしておまえをあんな物置に放り込んだんだろうな」とぼそっと漏らすシーンがある。そのセリフ聞いた時なぜか…ぶわっと泣けましたわ


 クリアした後もいろいろと考えてしまう、でも答えはなかなか出ない…難しいテーマだったですよね。上では、あたしは怪盗行為には賛同できないみたいな事を書いたけど、もし自分が惣次郎の立場ならやっぱり同じように「おまえらは間違ってない」と言ってしまうだろうし「絶対生きて帰って来い」と送り出してしまうと思う。彼らの「悪行」の結果救われた人達がいるのも真実なんだよね…。

 大人の心のひずみがこんなにも子供達を苦しめる、だから大人がもっとしっかりしようと口で言うのは簡単だよ。でもじゃどうして元々は善良な所もあった人がそんなに歪んでしまうのか、原因はどこにあるのかどうしたらそうならなくてすむのか…ってどうしても話が大きく複雑になってしまう。
 でもやっぱり答えは出なくても考え続けた方がいいと思うんだよ。あたしはP4の時は中高生向きの文部省推奨ゲームと書いたけど、P5のストーリーはプリントにまとめてPTAに渡すべき。そんな気すらしてしまったですよ。
 これだけは言えるけど、大人とか子供とか関係なく、蓮の生き様から勇気はもらえるよね…蓮はいろんな事に耐えてやりきったよ。ホント久々にめっちゃかっこいい主人公を見た気がする。



渋谷の駅前。そういえば外人さんがP5の舞台が現実そっくりすぎる!とか驚いてる動画をチラ見した事があるな。背景を現実に似せすぎてしまったから創作上の怪盗行為がわりとシャレにならなくなってるってのはあるかも


 すまんね…なんかすっきりしない感想を長々と読ませてしまって。
 次はもうちょっと楽しい話にします…始めてヘンな生き物枠のキャラに萌えたとか祐介がどストライクだったとか(笑)。あたしは4より5の方が好きなキャラ多かったな。

ライドウの声!

2009年12月01日 | メガテン系
 昨日ショップからのメールが来て、ライドウのドラマCDが出てた事にやっとやっと気付いたですよ。出たの8月とかマジ? ちょっと目を離したらこれですもんねー。もっと早くメールしてよ~!(^^;
 ドラマCDにはあんまりそそられない方なんだけど、ライドウの声を誰がやるのかが気になりすぎて、もう速攻でキャストを確認したよ。
 
 杉田智和……?
 銀…さん?
 
 いやー確かに銀さんの声というか杉田さんの声は妙に癒し効果があって、聞いてるだけで心地よくまったりできるってのはあるけど、でも基本的に大人の男タイプだよねえ。十四代目は一応ティーンですよ。ちょっとイメージ違うような…。でもアマゾンの評価だとみんな大絶賛なんだよな~。

 そう言えば、前に杉田さんが声あててるゲームやったような…と思い当たって探してみた。
 あったでー。デモンズの前にやってたオトメイトの「緋色の欠片」(笑)。鬼崎拓磨かー!
 多分ライドウもこの路線だな。(と勝手に断言)
 当時は祐一先輩一択だったから他の人あんまり見えてなかったけど、これから張り切って拓磨攻略してみるわv ライドウCD買った方が早いってか。
 
 どうでもいいけどオトメイトはなんでストアにDL版出さないのよう~こういうのってモロDL販売向きじゃない早くお出しっっ☆

アバ丼→マニクロ

2008年11月25日 | メガテン系
 終わった…。
 アバドン王発売以来続いた新旧メガテン世界の旅が取りあえず終わりますた。
 いや~なんだかんだで堪能しちゃったな。マニクロのライドウ強すぎvvv 新悪魔EDのラスボスにもヨシツネ召喚でクリティカル出しまくり。趣味性が強かった?ダンテと違って、紛れもなくマニクロの主戦力になってたよv
 結局マニクロにおけるライドウのスタンスって…社会見学? まーいいよね、若いし(笑)。

 しかし久々にマニアクスやったけどやっぱりこのゲームってすごいよね…。
 プレスターンバトルの面白さは言うまでもないけど、陰影のついた芸術的なグラフィック、簡素で研ぎ澄まされたテキスト、雰囲気盛り上げるBGM…なんかもうすべてに別格のムードが漂ってる。ぶっちゃけ最新作なはずのアバ丼ですらかすんで見える所もあるから困る。

 「アバドン王」か…なんかクリアしたのが遙か昔に思えるな。フィールドも増えてるし仲魔はさくさく育つし2体同時召喚とかシステム的にも大満足だったけど、とにかく話が暗いのがなんとも…。
 世相をよく反映したタイムリーなシナリオとも言えるけど、少し反映しすぎだったかもね。ちょっとシャレになってない部分もあるし。(^^;
 前作の派手でバカっぽくて、でも爽やかに感動出来る娯楽物の王道路線を期待してるとがっかりするっていうのはある。マニアクスと馴染ませるためのストーリー&属性導入だったのかもしれないけど、ライドウシリーズでは一線を画しておいて欲しかったなー…。
 ただ、オチの「結局の所、運なんか関係ねえだろ!!」って主張は良かったな。まったく同意。十四代目が惜しげもなく虫使いまくって「運」の上書きをするラストバトルはすごい気持ちよかった。
 そうだなー…考えてみると、物事の結果は自分の行動に起因しているって自覚がある人間には、運が良かった悪かったって発想は全く出ないもんだよね。出来ればそうありたいもんだよ…。

 マニクロやり直して改めて気付いたんだけど、この独自の雰囲気がある白っぽい画面ってカグツチの光を表してたんだね。カグツチの光に満ちた世界を。だからあんなに陰影がくっきりついてたんだ…。気付くの遅すぎか。(^^;

そろそろ次が

2008年09月22日 | メガテン系
 P4の2週目…意外とモチベーション上がりませんねえ…。コミュは楽しいんだけど。
 ホントに序盤はSP回復手段がないな。こうまで徹底してる理由はたぶん、戦闘回数を押さえてレベルアップを調整しておきたいって事なんだろうけど…。
 でも2週目はもうちょっとその辺解禁してチャクラ金剛丹みたいなのがあってもよかった気がするし、コミュレベル持ち越しでも良かったんじゃないかと思うくらい。バトルが面白くないと周回できないってのはあるよ。ライドウ2まで余裕で持つだろ~と思っていたけど、こうなってくるとちょっと難しいかな…。

 しかしライドウ2はとんでもなく本気っぽいな。とにかくバトルが半端ねー。シヴァとヴィシュヌクラスまで、しかも同時召還も出来るって事は、当然それと張り合う雑魚敵が存在してる訳で…今度のは相当難易度上がってそう。

 マニクロのストーリーもよく分からんのう~。アバ丼のストーリーがマニアクスとリンクする事は間違いないとしても…金髪の美青年がうろうろしてるって事は、十四代目は基本的には新悪魔EDの流れに出てくるって事なのかね。その選択をした人修羅を葛葉ライドウが支援するのかどうか…。

 まさか新悪魔EDのラスボスが十四代目なんて事にはならないよね。ジャケット見るとそんな雰囲気もなきにしもあらずなのでちょっと…。(^^; 
 いや、いくら何でもそれはないよな~。どっちが勝っても収拾つかなくなりそうだし(笑)。もしかしたら新悪魔EDにのっかるって発想がすでに間違いだったりして。やっぱライドウ専用EDに丸ごと変更…?

 まーそれはともかく……問題はパーティ加入の時期だよね。お客だったダンテと違って、ステイタス面で気使わなくていいんだからさ~思い切って序盤から十四代目を入れちゃって欲しいよ。看板背負った主人公同士なんだから仲良くして欲しいです><

目玉が…

2008年09月11日 | メガテン系
 関連スレに例の目玉マークアップしてくれてる人がいたんで、じっくり見てきたですよ!
 こ、これは…………。(^^;;;;
 こんなに禍々しいデザインだったとは…。
 黒いし、瞬きしてるし、思ってたよりサイズがデカい。これがいきなり画面に出てきたらちょっとビビる雰囲気だよ。そういう意味では警告マークみたいに思える。
 それに湯気みたいなのが出てる…………霧?

 これは明らかに「目」だよね。いや見れば分かるんだけどそうじゃなくて、意図的に「目」にしてあるって事。
 やっぱ仮ラスボスと関係あるんかねー……。

 いろいろスレ内読んでみると、マークが出るタイミングは周回数に関係なく「コミュMax」で「ペルソナ転生」の時が多いらしい。キャラによっての区別はないみたいだけど、陽介に出る確立が圧倒的に高い、と。
 確実に言えるのは、これは「プレイヤーにキャラの何らかの変化を知らせるために用意されていたマーク」っていう事と、「何かの条件を満たしている場合にペルソナ転生すると出てくる」って事かな…。
 
 考えられる事を挙げてみた。

消滅イベント名残説
 当初は仮ラスボスがもっとストーリーに絡む形になっていて、何かのパラが仮ラスボス戦に影響を及ぼす(もしくは逆に仮ボス戦がキャラに後遺症を残す)仕様になっていた名残。つまりバグ。
 でもこんなの対処し忘れるかなあ。(^^; 未使用アイテムのデータなんかが残ってるっていうのはよく聞くけど…。
 そのイベントは潰してあるけど、何かと何かの条件が重なると偶発的に出てしまうっていうのはあるのかも。その条件については、プレイしていた人の状況が全く分かんないから推察不可ですね、今の所…。

続編期待説
 FESに向けた仕込み。
 復活したバックベアード…八十稲羽が再び深い霧に覆われる時、仲間達に次々と異変が襲いかかる!…とか(笑)。
 今、4のFESは予定ないって言ってるみたいだけど、明らかに続きがある作りになってたアバチューの時ですら、出来ればシリーズ化したいな~みたいな言い方でお茶を濁してた経緯があるもんね。全く油断ならないかと。
 でも仮にそうだとしたら、全員のデータに出ないと困っちゃう事になるからな~これはないか…。

P4最凶の隠し要素説
 いやバグとか次作とかそんな受動的なモンじゃない、実は今作の中でとんでもないフラグが立っている証だ!…とする説。ついたキャラのパラメータとかどうなんでしょうね。上がったり下がったりとか、状態変化にかかりやすくなったとか。
 これはホントに勘ってだけなんだけど、このマーク見た限りでは、コミュの感情値とかそういうイベント方面のパラじゃなくて、バトル(ペルソナ能力)に関した何かに思える。でもマークがついてからおかしくなったって話はまったく見あたらないんで、普通にプレイしてて分かるような変化は何もないっていう事なのかな…。

 なんだ、本編の推理よりこっちの方が遙かに面白いではないの(笑)。あ~うちのデータに出ればな~。

P4クリア

2008年09月10日 | メガテン系
 うーん、さわやかなハッピーエンドでほっとした反面、なんかさっくりまとめすぎだな~と感じた自分は少数派なんですかね…。いや、ゲームに限って言えば夢も希望もない鬱エンドは勘弁して欲しいと思っているクチなんだけど。

 ここからネタバレです。




 イザナギは強制イベントだったか…。これどうしたらいいのかなーとずっと思ってた。確かにかっこよかったけど、どうもすっきりしないと言うか……。
 まだ1周やっただけだからかもしれないけど、結局イザナミがどういうスタンスで何をしたかったのかイマイチぴんと来なかったな。
 真実を求める事を放棄した人間達が増え始めていて、その心が作り上げる霧の中のような不透明な世界と、自分が好む世界観がぴったりマッチしたからって介入してみましたって事かね…。あの世界(人間の抑圧された意識界)はもともとクリアで美しい場所だったけど、イザナミが来てからおかしくなった、っていう設定みたいだし。

 わざわざ人を選んで特殊な力を与えていた理由は、世界を引っかき回して混迷させる目的だったというのは理解できるとして、その力の象徴がどうして対であるイザナギの形態を取っていたのかというのは謎のまま。イザナミが心に抱えていた強いイメージが出ちゃったって事?

 だいたい、どうしてイザナミとイザナギだったんだろ。呪言の件を使いたかっただけとか…ってここは突っ込む所じゃないってか。(^^;
 なんにしても、ここまでイザナミが諸悪の根源みたいになってるのはちょっと心外だなあ。
 原典ではだけど、二人はあの出来事がある前はラブラブ夫婦だった訳だし、あれだって元はと言えば原因作ったのは約束破ったダンナの方じゃん~。経緯の説明なしでイザナミが一方的に罵倒される役なのはちょっとヒドい。古事記をまだ知らない世代に、イザナミ=悪い神様っていう間違ったイメージが定着しちゃうよ。
 ……そ、そうでもないかな?(^^;

 あの話の趣旨は「人は自らの行動の結果、死の定めを負う事になった。でも人は決してその定めに負けない」って事にあると思うんで、こうなったのも自分の責任、という部分をはしょるのはどうかと。
 でも、イザナギは奥さんの言う事に従わなかったせいで初めて死の「真実」を知った存在とも言えるしな~。イザナギの行動を賢ととるか愚ととるか、その辺の解釈はマジで難しいもんがある……ってそこまで突き詰めて考える話でもないか(笑)。

  でもまあ、名前が原典とは微妙に違っていたから本物とは別にしておきたいっていう意図はあるのかも。あれもまたシャドウの一種で、人間の精神の中で最も根源的なネガティブ部分の象徴だったと思う事も出来そう。

  
 謎はまだある。
 仲間のペルソナについてくる目玉マークって一体何だろ?
 2週目、陽介が仲間になってすぐに見てみたけど、うちの陽介にはついてなかった。千枝にもない。もちろん、1周目クリア直前データでコミュMaxの陽介、クマ、直斗にもないし、それ以外のメンバーにもなし。
 ステータス画面に出てくる仕掛けになってるなら、意味が全くないっていうのもちょっと考えづらいよね。ボツになったシステムなんだとしても、やっぱり内部パラメータの何かに関係してるのは確かだろうし…。ただの印なら目玉じゃなくてももっと他につけようがあったと思うけど、わざわざ仮ラスボスを連想させる形になってる辺りも妙に気になる。
 戦闘参加回数、主人公をかばった回数、クリティカル数、戦闘不能回数…コミュ関連の感情値…?
 うーん…。
 画像が見たくて捜してるけどないですねえ…この話題自体ほとんどないんだよな…。

よーふぇくしょん~~♪

2008年09月05日 | メガテン系
 雪子が赤いきつね食べてるの見たらなんか無性に食べたくなって、ついまとめ買いしてしまった。なんという宣伝効果。30周年記念バージョンを買ったら小さいお揚げがおまけで入ってた。なんかすごい嬉しいv

 って前回書いた時からもう1ヶ月たってる?! ぬうう~時間があまりにも早すぎてヤバいな…(笑)。
 という訳で、なぜかペルソナ4を始めてしまっている今日この頃です。ファンタシースターも何だか早々に一段落ついてしまったしね…。
 始めているっていうか、実はもう真のラスダンまで行ってたり(笑)。

 久々に貫徹しそうな勢いでプレイしちゃったな>P4。とにかくイベントとコミュには予想外にハマった。最近の社会問題化してるテーマを果敢に取り上げてて内容も結構ヘビーだよね。菜々子のコミュとかもういちいち涙目ですよ。
 さらに12月の急展開…あれは反則レベルでしょ。もうゲームで泣くことはないだろうなと思ってたんだけどあれには耐え切れんかった…。←クマ好き

 相変わらず空気読んだ優良ゲー作るの上手いな~と思う反面、結構気になる所もあったりする。バトルがねー…メガテン常連よりライトな層の取り込み目的、とは理解してるけど、やっぱりいろいろ物足りない。

 やることは基本的に弱点を探して転がしてみんなでフルボッコ、ただそれだけ。
 SP回復手段がなさ過ぎて術が思うように使えないってのもあるし、仲間の技が偏りすぎてて使いづらいってのもあるし、簡単という訳でもないけど戦略とかそういうのは薄いバトルシステムだとは言えるな。
 だいたい色違いの敵が多すぎだよね。ダンジョン複数出入りしてるともう何が何だか(笑)。バトルの度にいちいちアナライズしちゃって、結局テンポが悪くなる。ダンジョンも敵グラも気が抜けた雰囲気だったしねえ…。

 せめて仲間のペルソナに固有技があればな~。なんでつけてくれなかったのかな。あれだけそれぞれ個性があるんだからあってもよかった気がする。さらにバトル中でもメンバーの入れ替えが出来ればもう少し戦略の幅が……ってそれじゃ主人公のペルソナの意味がなくなるってか。

 でも、ダンジョンの途中でパーティ外の仲間とまったり会話したり、お弁当もらったりするのも楽しかったから結果オーライかな。正直クマの「試食おつまみセット」には相当じーんときたよ。お前食べるの我慢してちまちま集めてきたの…?みたいな。
 いや、たらふく食べてからさらに「これはセンセイの分クマね」とか言いながら持ってきたのかもしれないけど。
 ……うーむ冷静に考えるとそうに違いないと思えてきた(笑)。

 それはともかく、一番違和感あったのが、コミュの進展のためにはバトルパートを出来るだけ短縮した方が有利になるっていうシステム。ダンジョンをいったん出てしまうと日にちが進むから、効率的に進めようと思ったらクリアするまで出ないほうがいいっていう雰囲気はなんかしんどく感じた。まあコミュは全員クリアする必要もないし、多少進んでも日程に余裕はあるんだけどさ…。
 予定に追われて動くのが嫌なヤツには、こういうカレンダー進行は向いてないのかもね。

 では、なんかラスボスが来なさいとか言っているのでちょっくら行って来ます。この人の行動もなんか謎だよね~。戦ってみれば分かるのかな?

錠平さんと呼んで…いいんですか本当に…?!

2006年11月16日 | メガテン系
 ライドウのノベライズがファミ通文庫で出てるっていうんで、遅ればせながら張り切って捜しに行ったらどこも品切れ&次回入荷未定状態ですよ。もう完璧出遅れ。ネットの大手の所でも扱いないし、どーしようと途方に暮れていたら、版元のエンターブレインから直に買えたよ~。配送も早かったです。もういろいろ探し回るの面倒ならこっちがいいかも。


 うーん…。本編に続く導入編としてすごくよくまとまってるし、いろいろ資料集めて効果的に使ってる所なんかプロのお仕事って感じだし、ライドウと最初に出会ったタエちゃんが、いきなりライドウに口説かれてると勘違いする所なんか何度も読み返したくらい面白かったけど、でも捜してたものは見つけられなかったかなあ…。
 やっぱりライドウのセリフは難しい。これ読んでてもひしひしとそう感じる。間を溜めてセリフを話すっていうのは内省的なキャラを表現する時にすごく有効だと思うけど、ライドウの場合はどうなんだろう…。
 ライドウのバトルシーンも難しいよねえ。ヘタすると「行けっピカチュウ100万ボルト!ピカ!!!」とかいう世界になっちゃうし。そう考えるとこれはかなりかっこいいバトルシーンと言えるんだろうなー…。

 だけど全体的にキャラの解釈壊れ気味って感じはした。特に鳴海の扱いはひどすぎでしょ~いくらなんでも。いや確かにそういう面もあるキャラだけどさ、原作に沿うようにするなら、もうちょっと大人の余裕持たせて欲しかった。
 取りあえず、私用で人の懐から物すり取ったり金塊に執着しすぎる鳴海はやっぱり違うだろうと。もしかして嫌いなの…? ニートで国士無双だから…?(笑)

 ライドウの本名も謎。なんであの字? なんか意味あるのかな。一応、代々神道系の家柄って設定なんだしもうちょっといろいろつけようがあるような気も正直、した。もしかして続編の舞台が海外って決まっていて、そこでジョーって呼ばせるための布石…な訳ないよな~。(^^;

 あと、ライドウの仲魔が本編にはいない悪魔だった事や、ゲーム中では魔法使い系の扱いだったライドウが、超人的肉体能力の持ち主みたいに描かれてる所にも結構がっかりしたという事も感想として付け加えておきたい…。

 …って、自分は邪な読み方をしているので何となく評価低めだけど、初代葛葉キョウジの壊れっぷりは一見の価値あるし、読み物としてはクオリティ高いです。とにかく金子さんの表紙や中とじのイラストの物凄さったら…これだけでも値段分の価値あるかもvvv

超ふぁんぶっく@ライドウ

2006年06月28日 | メガテン系
 しかし…PSPは基本能力は結構高いのに、何かやろうとするといちいち敷居が高すぎる。なんかこの辺、自分で自分の首を絞めてる感じがしないでもないのよねー>ソニー
 まあ「何か」の部分はまったり追求していく事にして、今の所は大人しくゲームやってようか……ってPSPに構っている間に、あやうくライドウの超公式ふぁんぶっくを見逃す所だった。

 結構みっちりした本に仕上がってるな。活字がびっしり。
 しかも冒頭からいきなり核心ついてきてますよ。つまり…。
 「葛葉ライドウの世界はどことも繋がっていないし、どことも繋がっていると言える」
 うーん。ちょっとずるい気もするけど、公式としてはこういう言い方するしかないのかも。でも他のコラムで「葛葉系の召還士はゴウトのように魂を他の存在に移す能力があるのでライドウも現代に生きている可能性高い」とか書いてあるし、十四代目が絡む形での続編がある雰囲気はしっかり漂わせてる…ような気もする。

 ライドウの世界観と今後を解説してる冒頭の回帰録も読み応えあったけど、やっぱ注目はキャラ解説。ふぁんぶっくに相応しく、キャラのどうでもいいような設定まで載ってるよ。
 謎めいていた十四代目の事もほんの少しだけ明らかになってる。彼は先人の資質を受け継いだ葛葉一族バリバリの直系で、幼少から俗世を離れて召還士の英才教育を受けていた…という設定でした。ゴウトのような目付がつくのは、浮世離れや世間知らずをカバーするためだと(笑)。

 あの制服は世を忍ぶ仮の姿という訳ではなくて、実際、本物の学生っていう設定なんだって。高等師範学校をググってみたら、将来中学校の先生になってくれる優秀な人を集めるための、学費が格安な特殊高校らしい。探偵事務所に入り浸りで、学業以外何かと忙しい十四代目が通うにはちょっと無理がありそうな…。
 いっその事大学生にしちゃってもよかったんじゃないかな~。で、専攻は西洋史。神道系召還術を極め、さらに海外のオカルト分野を密かに研究する十四代目…結構萌える(笑)。
 ハダカ制帽の理由については公式的にはスルーだったよ…くー残念。当然ってか。(^^;
 
 しかしライドウはO型って設定なんだなー。なんか意外。さらにカヤもO型。主人公とヒロイン両方がO型って…スタッフの意図はどこにあるのだろうと思えなくもない(笑)。 
 鳴海がBなのは頷けるとして、タエちゃんがA型ってのには激しく意義を唱えたいよ。あの思いこみ&突っ走り&抜けっぷりを見る限り、タエちゃんこそどこからどう見てもO型だろ~! しかもタエちゃん、ライドウが好みのタイプかもって…狙い過ぎでしょこの設定(笑)。

 さらに鳴海の名前が明らかになってますよ。昌平だって。鳴海昌平さん。どーなんだろうこれ。似合ってるのかそうでないのかピンときませんが…(笑)。
 鳴海は分かりづらいと言うか、損なキャラかも。本当は鳴海が抱えてる苦悩ってのは結構深刻で、実際自分に置き換えて考えると煮詰まっちゃうような類のものなのに、料亭のツケやら国士無双やらばっかり目立って、全然苦悩のキャラっぽくなくなっちゃって。まあ、だからなのかなーって気もするけど。
 一人で敵地に乗り込んで行った時、竜宮の女将に「ツケは生命保険で」とか律儀に言いに行ったりしてる辺りが所が結構いじらしかったりして(女将には寒いギャグとしか思われてないけど)、裏と表がある大人のキャラって辺りがメガテン系っぽくていい味出してると思う。

 全章のノベライズはそれなりに力入ってるなと思わせたけど…その意欲は評価したいんだけど…。
 なんでライドウのセリフが入ってないの~!?(泣)
 そりゃライドウはプレイヤー依存の主人公キャラだから、勝手にセリフつけられないってのも分かる…分かるけど、でもノベライズっていうからにはこの際徹底的に小説仕立てにしてほしかった。
 自分で書くつもりでライドウの一人称なんかをあれこれ考えてみるのも楽しい、とは言えるけどさ…。

 長々と書き連ねたけど、ライドウの世界観はかなり面白いし、遊び甲斐がありますよ。出来れば次作もこの改変大正時代でお願いしたいくらい。カヤの事件から5年後くらいで、ちょびっと大人なライドウが新世界でアルコールをたしなんじゃったりする設定でぜひv