みどり市議会議員 宮崎 武

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一般質問が終わりました!

2010年06月10日 | Weblog

本日、午後1時20分から質問に登壇いたしました。
質問内容だけご報告いたします。
大きく3問ですが文章が長いので1問づつ分けて明記させていただきます。

通告に基づき、一般質問をいたします。今回の質問は、2期目の当選を迎えた市長の実現力なども確認しながら、執行部も新たに部長も出来ましたので、以前から懸案だった部分も含めて再度、要望や確認となる部分もありますが、意見なり、提案なりを受け止めこの場に置いてできる限りの回答を頂き、施策実現、要望解決に向け、取り組んでいただけるよう、まず、初めにお願いと確認をしながら、質問をしてまいりたいと思います。

初めに、【110番非常通報システムについて確認します】

平成13年6月8日大阪府池田市の大阪教育大付属池田小学校事件より、全国的に進んだ、教育現場の安全対策です。防犯カメラ設置から始まって防犯教室や、警備システムの導入などなども設置し、思える最終の効果として直接警察に連絡し間髪を入れス警察が緊急配備される安心のシステムを昨年8月より設置しましたが、装置がある事による防犯効果についての認識をまず、確認しておきたいと思います。

先日も、2校の小学校に訪問し、校長、教頭先生とお話しをいたしました。

この中での対話の内容は、防犯上、大変重要な部分で、公表されると対応に穴が開く部分ですので、報道関係の方には、対応を慎重にお願いしたいとおもっていますが。

その中で、私の方から、現状での対処方法として、もし万が一、校舎の一番端の教室に不審者が侵入した場合どうやってこの装置を使うのか?確認をしたところ、なんと現状では、職員室に何らかの通報が無い限り110番非常通報システムは対応できないのでは無いかという事でした。昨日もガードシステムは、15校中3校に設置という確認をしましたが。残りの12校は、重点が機械に頼らざるを得ない状況です。

勿論、構内各所に防犯カメラも設置していますが付きっきりで映像を確認することなど出来ない事はわかっています。では、この状況をどう考えるか、教育長に確認

では、非常の状況下の中で、職員室に通報をする作業は、どういった作業があるのか私としても直ぐには思いつかない状況ですが教育長いかがでしょうか

先日も、現場の校長先生もその部分は、どうしたらいいのかについては、苦慮しているとのお話しでした。

ここは是非認識を新たにしていただきたい部分ですが、110番非常通報システムが設置されているから安心感があるのではなく、どうやったらこの装置を有効且つ実用性のあるものにしていけるかが大事です。

先日夜のニュースを見ていましたら、高崎の幼稚園でこのシステムを付けているところが報道されました。

内容は、みどり市で設置している110番非常通報システムの改定版のようで、園内数箇所に設置してあり、みどり市内では、現在1箇所しか設置していない県警に直通のボタンを設置し、ボタンを押すと、県警にもつながり尚且つ館内放送も出来ると言う物でした。見ていて、これならば今の装置からすれば数段上の防犯上の安全が手に入れられるようです。

どうでしょう?少し研究をしてみてはいかがでしょうか?確認します。

次に、校舎内での傷害保険は?という事で確認をいたします。

この件は、何度も確認をしていますのである程度の前向きな推進が測っていけるのでは?と期待をしていますが、いかがでしょう?教育長

まず、現状の教育現場における状況の確認の為数字を明示して確認します。

現在かけているスポーツ振興保険の場合の掛け金はいくらでどういった保護者負担の割合なのか?確認します。

市負担分の内容は、一般会計からH19年度の事業費は、4,429、000円です。【公立幼稚園、小学校、中学校対象】実際に、現場での給付状況ですが、給付件数(小学校)221件/1,017,466円 給付件数(中学校)224件/2,011,966円 給付件数(幼稚園)13件/  31,024円 となります。

合計で3、060、456円という結果でしたが、気づかれたと思いますが、支払いに対して収入が-1,368,544という事でした。過去三年間の状況を見ても、まったく同じ程度の収支となっています。数字の間違いがあったら訂正してください。という事は、保険という根本的な考えはありますが、常時負担分が上回っていると言う現状を何故?再認識していないのか?という問題にも繋がってきます。 また、事業の評価項目という事でこの事業に対しての教育委員会の評価は、施策や運営方針等目的の実現に寄与しているかという4段階評価で最高の【十分寄与する】と言うものですが、果たしてこういう評価でいいのか悪いのか?疑問の残る部分があるような気がしています。教育長どうでしょう?この評価でしたら何の今後の対策も打たないで大丈夫と言った評価ですが。この評価で大丈夫なのか確認します。

以前にもお話ししていましたが、この保険は、独立行政法人日本スポーツ振興センターが主催する物で、全国公立小中高学校の97%が加入してはいますが、まったくの意味不明な事業内容です。また、保険の内容が発足当時のものと変わらず時代背景を反映していない物のような状態ではないかと考えています。 群馬県、勿論みどり市は、中学校まで医療費通院入院共無料の施策をとっていますが、学校での怪我等の場合、この保険の方を使用する方向でいるようです。内容とすると、療養に要する費用の額が5,000円以上のものは、医療費全額負担で、尚且つ1割の見舞金的な物が完治した後に、出るようですが、ちなみに生活保護者は、対象外という事にもなっています。という事は、5000円以下の場合は保証なしという事で、5000円以下は乳幼児福祉医療費を使用します。

ここまでの部分でも、様々な疑問があります。まず、保険という観点からは、もしもの場合の安心はお金で買うべき?物でしょうが、過去の例を見ても掛け金と支払われる部分の差額負担大きい。支払い手当の上限もありますので、みどり市の場合は、保険料が常に上回る現状がありますが、そんな状況を検討もせず現在まで高い評価で払い続けなくてはならないのかについては何故?という思いを強くしています。独自にでも、時代背景等などに順応した物に加入が出来ないか?何故全国的に独立行政法人なのか?と言う部分も大きな検討材料ではないかと思っています。この部分どんな見解か確認します。

次に、生活保護者の対象外の件ですが、システム的な部分での対象外なのでしょうがそのシステムと生活保護対象外で大丈夫なのかを確認します。

ともかく、大事な事は、義務教育課程で預けたこども達が、もしものときに必要以上の心配事が無いように配慮するのが、行政機関サービスではないかと思っていますが、あくまでもやりすぎでも、やらな過ぎでも公平公正感が欠けると思っていますので、十分検討したうえで、改良なり、補填なりの施策を実現させなければ現状のサービスでは時代に即した対応ができ得ないと思っています。

以上が現状ですが、では、構内で起きた数々のアクシデント、たとえば、保護者の車に生徒が校舎内で傷を付けた場合の対応は?明らかに生徒同士が被害者、加害者になったようなケース。校舎内から石を投げて道路を走っている車に当った場合の対応などは現在どうしているのか?確認です。しっかり様々な知恵をしぼって長年行ってきた物が現在の教育現場での対応としてどうなのか早期に対応をお願いした!確認