昨日本会議が終了となりました。
昨日の最終日は10月に実施をした所管事務調査の委員長報告。付託案件の和解について。などの協議内容も報告いたしました。
内容につきましては以下の通りです。「一部抜粋」
総務文教常任委員会所管事務調査
□佐賀県武雄市 「フェイスブックへの移行について」
・H23年8月に公式ホームページを完全フェイスブック化
・なぜフェイスブック取り入れたか。
→ 市長の方針、将来性(現在、国内最大のSNS)、実名制(荒れにくい)、オープンである(誰でも見ることができる)、拡張性(多様な外部サービス、拡張機能をもっている)、コミュニケーションの活性化(いいねボタン=コミュニケーションの垣根を下げている)、普通のタイピングができれば情報発信できる(情報の機動力を高める)
・フェイスブックとホームページの違い
ホームページ…アクセスしてもらうのを待つ
フェイスブック…日常生活の中で情報を受け取ってもらえる
・実際に発信している情報
1)災害時①災害情報連絡室の設置を発信
②発信した情報に対して市民から情報が集まる
③その情報に基づいて行政側が対応
2)災害時に道路の冠水情報を視覚的に捉えることができる情報として発信
3)ハザードマップ 雨季のシーズン前に流し、注意喚起を呼びかける
4)行政情報 予算関係、記者発表資料、市報
5)まちのイベントの様子、市役所に来たこ供たちの様子、など
メディアで取り上げられた事項
※硬い行政情報だけでなく、親近感のわくネタを織り交ぜることで受け入れてもらいやすくする。
・職員全員がフェイスブックアカウントを持っている。
といった内容でした。費用対効果もHPの約半分とのことで大変魅力的なSNSと言えます。
□大分県由布市 「連携型中高一貫教育について」
由布市では、市立の3中学校がそれぞれの独自性を活かしながら、県立の高等学校と連携した6年間の教育を通して、生徒の個性や創造性を伸ばそうという連携型中高一貫教育を行っている。
・市内3中学校と由布高等学校の学校規模
狭間中学校500人、湯布院中学校249人、庄内中学校189人、由布高校425人
・連携型中高一貫教育に係る研究内容
1)基礎・基本の定着と学力向上の研究(英語・数学の乗り入れ事業、つなぎ教材 の活用による基礎学力の養成、学力到達度テスト・学力診断テストの実施)
2)豊かな人間性の育成(学校行事・生徒会活動の交流等)
3)キャリア教育の推進(6年間を通したキャリアシート、キャリアデザインシート を活用したキャリア教育の推進、キャリア読書の推進等)
・地域との連携
保護者だけでない地域の人たちとの連携
・研究体制について…資料P.3~7参照
連携型中高一貫教育推進委員会の下に校長部会、実践研究部会を設置
研究部会の 中に学力向上班、キャリア教育班、生徒指導班、特別活
班がある。
・中高一貫教育推進費について…資料P.8参照
加配の臨時講師の経費、コミュニティバスの運行経費、補助金等
みどり市でも大間々高校がありますので、由布高校のような取り組みも大変魅力のあるものでした。
以上が、今回の所管事務調査にて勉強をさせていただいた内容になります。
みどり市として、参考になる案件も多く存在していますので、今後の委員会及び議員活動にいかしていきたいと思ってます。
以上。総務文教常任委員長報告といたします。
ご指名によりまして、総務文教常任委員会に付託されました
議案第92号 「和解について」の1議案に付きまして審査の経過と、結果をご報告申し上げます。
本委員会は、12月14日に委員全員出席の下、委員会を開催いたしました。議案の内容及び提案理由につき、慎重に審査を行った物です。
東日本大震災後の福島第一原子力発電所事故において集客に対して大きな被害を被った事により富弘美術館が、東京電力に対して被害賠償請求を行ったところ500万円という金額が提示されたことにより和解をするものであります。
特に質疑討論はなくはなく、採決を行い、挙手多数によって、本案は、原案のとおり可決されました。
以上が、総務文教常任委員会に付託された議案62号の審査の経過と結果でございます。
よろしくご審議の上、当委員会の決定通り採択いただきますようお願いいたしまして委員長報告といたします。