みどり市議会議員 宮崎 武

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国民健康保険税の軽減措置について。

2010年05月13日 | Weblog

 本日は、みどり市国民健康保険運営協議会【会長宮崎武】が開催されました。

 新たに7名の委員が改選という事で新規の委員さんに委嘱状の交付などから開始になりました。【被保険者代表の方が多く改選】

協議内容は、平成21年度決算見込みと国民健康保険の軽減措置についてが主題です。

 平成21年度決算見込みについては、約4億円の繰越金が出る見込みですので、基金につんでいかないと基金が約9500万円ですので、過去3年間の支援金の5%以上が必要ですのでその分が2.5億円という事ですと、約5億円の基金になった場合安定した国保運営になりますので良かった!かな。と思っていますが、ただ、平成23年度が税率の値上げにならない為にも基金を積み立てていくことは重要な部分となってきます。

 次に、軽減措置の部分ですが、現在みどり市は、6割4割軽減を採用していますが、平成22年度より、縛りが廃止される事によって7割、5割、2割軽減が採用できる事になりますが。ちなみに1例だけ挙げておきます。

たとえば、夫婦(夫の収入のみ)と子ども2人の場合

従来の4割軽減を受ける為には、330000円+3人(所帯主除く)×245000=1065000円(所得)
給与収入:1776000円未満でなければ軽減措置は受けられない。

2割軽減を導入すると、330000円+4人×350000円=1730000円(所得)
給与収入:2732000円未満であれば、2割軽減を受ける事が可能となる。

結果=2割軽減分:31680円となりますので、今回国保運営協議会では、導入について賛同をいたすと言う結論になりました。

 ただ今回の6割、4割軽減から、7割、5割、2割の軽減措置は、市民に対しては負担が軽減されますが行政については負担増になります。
この措置により、みどり市では、約3000万円の負担になりますが、補助金や調整交付金による軽減措置を受けていけば、約1200万円の持ち出しが最終的に出てきますが、そこは、4月から導入された、高額所得者に対する最高額のUP4万円×約300世帯=1200万円で補填が出来そうですので何とかなりそうな部分です。

 ともかく、一切の結論は、議会の議決ですので、市民の負担軽減を図って行く第一段階はクリアーできました。