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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

ボケ老人介護

2017-10-16 07:09:47 | Weblog

国連が決めた基準が高齢者の比率が7%を超えると「高齢化社会」。14%を超えると「高齢社会」。21%を超えると「超高齢化社会」だそうだ。すでに日本は25%を超えているから「超高齢社会」なのかな。そのスピードが早すぎて社会が対応できてないから混乱が生じているといったところか。たしかに年寄りは増える子供は減るとわかってはいたんだがどこかで年寄りは死ぬからと高を括っていたんでしょうね。ところがどっこい100歳以上は5万人を超えてるっていうじゃない。社会の対応が遅れたぶんしわ寄せはいつものことながら個人へ。「在宅介護」なんてなんかカッコよく聞こえてきそうな呼び名でさ国がやらなければならないことを丸投げ。働きながら介護する人、仕事を辞めて介護に専念する人。どちらにも大負担。それに施設は帯に短したすきに長しで顧客のニーズに合っていないし利用額もバカに出来ない。今のところ金持ち老人だけがなんとか介護する側の必要条件を満たしているが介護される側は十分ではない。超高齢社会の体制は未成熟のまま。過渡期であればいいんだが多分打つ手は遅いだろう。どこかで死ぬのを待っているから。なんせ非生産人口だからね。このままでいくのだとしたら医療技術の進歩を止めるという選択もあると思う。オレは卒業して介護する人から介護される人側の予備人員になったが身近に介護する人を見てると在宅介護の限界を知り、選択できる充実した介護施設の開設を願うばかりだ。在宅介護は人的負担。施設は経済的負担。政府は何を負担してくれるのだろう。

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