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フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

てんやわんや

2017-10-01 08:19:06 | Weblog

先週は秋分の日で絵画教室が休みだったので昨日は久しぶりに絵画教室がある日だった。あの爺さん来てるかなと思ったら来てない。代わりに水曜教室のおっさんが来ていた。この人も新しいんだけど建築屋さんだったから建物描くのはお手の物でウマい。またいい色で塗ってるんだ男って茶色の使い方がウマいのかな。女は緑の使い方がウマいのかな根拠はないけどそう思う。おっさんの隣に座って画具を広げていると「あの新人さん、体の具合が悪くなって入院したって」と言う。「9月に来て9月の終わりにリタイアかえ」「相当悪いらしいよ。肝硬変だって」「肝硬変、そりゃぁ大変」と肝硬変の話題で盛り上がる。ふと見るといつも一番先に来ているオクちゃんがいない。「オクちゃんどうした?」「連絡がない」「倒れちゃぁせんか」「電話する」と電話してみるとのんびりした声で「秋分の日じゃないかね。」との返事。「そりゃ先週で」と「見んなぁが心配して電話したがよ」「わははは」「来週はちゃんときいよ」「はいはい」ボケたがやないろうね。と今度はボケの話題で盛り上がる。そしたら急にサナエちゃんが早い目に帰ると言い出す。「どうしたが」「美容院に行くが。今日は同窓会やき」と言う。「誰と張り合うがで」と今度は何を着ていくとか爪を塗っちゅうとかサナエちゃんが珍しくも目いっぱいオシャレするというので頭?マーク。でも最後はサナエちゃんらしく「元とるばぁ飲んでくるき」だって。そんなこんなでてんやわんやの絵画教室でした。

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