トラッキング

2012-05-30 | 貿易業務
インターネットが普及し、貨物の追跡システムもずいぶんと発達しました。
大手の船会社さんや、DHLをはじめとするクーリエサービスさんなどのトラッキングシステムは、かなり役立ちます。

貿易上の決済など、「書類到着から○○日」というものが結構あります。
以前はいつ書類が到着したか、など、なかなか送り主では確認ができず、決済の1-2日に影響したものです。
最近では、「何日に誰々が書類をひきとったはず」というところまでこちらでトラックできますので、それをもって交渉することになります。

会社の体質というのでしょうか。海外のとある大手水産商社さんからの支払いは遅れがち。間違いなく担当者ー経理間の連絡ミスなので、このトラッキングシステムを使い、直接経理に交渉することで入金を頂いています。それでも何度も送金漏れが続くと、この会社大丈夫かな・・・と、思ってしまいます。

船の予定も一緒。すでに書類が先方に到着しているにも関わらず、最新の到着予定日を教えてくれ、と、こちらに連絡があると、ちょっとがっかりします。
特に、先述のトラッキングシステムを使えば、ある程度の予定は把握できますし、その上書類が手元にあるのであれば、引き取り先で確認するほうが確実なのに。。。と、思ってしまうわけです。
ここでも、基本力の欠如が露呈しています。世の中こんなに便利になったのに、結局は使う人次第、ということなんでしょう。

そういう私もITの進歩に翻弄されている口ですので、人のことは言えません。。ww






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