今、ベトナムでは、そのバサの養殖業者が大変な苦境に立たされているようです。
欧米の景気減速による消費ダウン、さらには大口取引先であった「ロシア」の景気悪化による「受け取り拒否」です。
とある会社は200本分のコンテナが宙に浮いた状態だということです。
ベトナム全体では、1000本程度のコンテナが受け取り拒否にあい、先行きが全く読めない状態となっています。
ロシア向けは品質が非常に悪く、他国への転売はできないようです。解凍してその他商品を作ることもできるのでしょうが、とんでもないコストがかかります。
養殖中の魚は毎日大きくなっていくわけで、販売数量が落ち込んだ今、魚は余ってしまうわけです。
日本市場は今までほとんど受け付けなかったこの魚。大手さんが開いてくれた道にのっかろうと考えていましたが、少々待ったほうがよさそうです。。