競争相手

2014-02-28 | ビジネス業界
買い負ける話しは以前から何度も書いております。
ただ、買い負ける相手が変わってきたのが最近の傾向です。

本日の商談は南半球の魚。
例の如く買い負けの話しです。

「ポーランドの引き合いが」「今話題のウクライナも強いし」「イランは核問題の制裁で貨物送れない」「ロシアは相変わらず強い」等々・・・
欧州鯖なんかは、アフリカに負けています。
中国なんかに買い負けるのは当たり前で、すでに話題にもなりません。

世界中の消費が拡大し、原料の引っ張り合いが始まってからかなりの時間が経過しています。日本はその上の円安。仕入れ価格は上がることが前提で売りを決めていかなければなりません。異常気象のおかげで漁獲も安定しません。同じ魚なら、最悪「原産地」が変わっても勘弁してほしいところですが、それもNG。 

今日も、韓国産ならまだまだ見つけられる商材について、ニュージーランド産で登録してあるので、他産地は使えない、との要望がありました。
(もちろん漁場は一緒です)

こういった話しばかりどんどん増え、売価は変わらない、否、まだまだ下げようとしているのですから笑ってしまいます。
小売店さんは、一体幾ら儲ければ気が済むんですかね? 物なくなったら終わりなのに。。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (N)
2014-03-04 15:37:22
おっ!

久しぶりですね!!

無くならないとわかんないんじゃないの!!!

無くなっても分からないかな?!
返信する
Unknown (大沼)
2014-06-25 20:40:23
全く同じ話しが有りました。某北海道に荷受けさんですがサンマが無くて工場が止まりそうだとの事。韓国在庫の台湾サンマ(まぁ、枠ものですが…)を紹介した所、日本産で登録しているので喉から手が出るほど欲しいけど使えないとの事。馬鹿な話しじゃぁ有りませんか。
返信する

コメントを投稿