書式変更・・

旧正月を祝うアジア各国では、今日から通常営業開始です。
たまたま年をまたいでの船積みが多いため、私も今日から業務中。最初に発生した問題？が、「中国向け貨物の衛生証明書の書式変更」案件。

昨年十二月中旬、突然入ってきた、
「１月１日より中国に搬入する貨物の衛生証明書は、新書式を使用すること」という、大中華帝国様からのお触書。　オイオイ、またかよ。。というため息が世界中の貿易会社から聞こえてくるような、相変わらずの暴挙ですが、中国に物を入れる以上、従わなければなりません。

これって、誰がどんな根拠に基づいてやってるんだろーか。。と、本当に不信感というか、このレベルの国が発展してしまうことに対する恐れというか。。なんともいえない気分を味わいますね。
日本でもよく、「役所は現場の実体を知らない」という声を聞きます。　なんとも馬鹿げた書類、未だに日本でも要求されることがありますが、それが役人の仕事。実務ではありえない事実？を記載しなければならない書類を要求され、それでも皆さん滞りなく商売ができるところがまた不思議なのですが。。ｗｗ
中国の書類変更、法令変更は、その域をはるかに超えています。ま、一党独裁体制が続く限り、こういった事態はこれからもずーーーっと続くのでしょう。

今回の書式変更も、実際に日本政府から通達？があったのが１２月中旬・・すでに輸出準備に入ったり、或いは欧州からの貨物などは積み出された後。１月１日から施行された場合、またいろいろと問題が発生するのは明らか。
中国政府が、「準備期間・移行期間」などを前もって提示することもときどきありますが、今回はそれがありません。貨物を出すほうも、入れるほうも、おっかなびっくりなわけです。
そんなときに限って弊社も中国向け貨物をいくつも抱えており、新年早々エキサイティングな日々となりそうです。