CFS貨物

2012-06-20 | 貿易業務
機械の輸出入を初め、久しぶりに混載貨物の取り扱いをしています。
私は、CFS貨物、と、憶えたのですが、LCLと呼ぶ方もいます。

CFS = コンテナ フレイト ステーション
   コンテナ荷捌場所 で 荷捌ー引渡しされます。コンテナ一本に満たない貨物。
LCL = レス コンテナ ロード
   文字通り、一本に満たない貨物
使われ方は一緒ですね。

よく、 1x40FCL などと書きますが、こちらは、
 Full Container Load
つまり、コンテナ単位、という意味です。

上記CFSに対応する言葉としては、 CY貨物 = コンテナヤード 引渡し貨物
となります。


さて、CFS貨物の場合、積み出しも引き取りも、CY貨物より時間がかかります。
ここ何回かCFS貨物を取り扱い、時間がCY時とはずいぶん異なり、手間取っています。これは再度私も認識しなおさないといけません。

さらに良く起きるのが、コストの問題。
通関関連費用は、「定率」でかかるものと、「定量」でかかるものがあります。
前記は、関税。つまり、1キロなら1キロ分、100tなら100t分、定率で課税されます。
後記は、通関手数料や検査費用など。これは、1キロでも100tでも、一件は一件。

となりますと、少量で輸入をした場合、劇的に単価コストが上がることもしばしばあります。また、貿易事務に関してかかる手間は、1キロ輸入も100t輸入も全く一緒です。

貿易をやっているとあたりまえなのですが、一般的にコストは数量に正比例するもの。
たとえば、一日10万円のトラック一台を借り切って1キロ載せるか、10t乗せるか、という感覚で経費をとらえていただければ理解しやすいかと思います。


 


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