冷凍マグロといえば、超低温。-50度以下の凍結能力をもった(今は一般的ですが)船を、超低温船 などと呼びます。
あの色を保つため、凍結~運搬~保管、また流通でもとにかく気を使うのがマグロの世界。その一番最初の工程となる漁船・洋上で初期凍結をしっかりとしておかないと、運搬途中に品質が変わってしまう。。と言われています。
私が乗った船ももちろん超低温船。生のマグロを凍結させる、いわゆる急冷室は、大きなファンが回っており、-60度近くまで温度が冷えています。
一瞬にして鼻毛が凍る、どころか、着ているカッパもパリパリになってしまいます。
そんな凍結倉庫内で行う作業も少なくありません。
* 処理した魚を急速冷凍室の棚に載せる作業
* 凍結室から魚を出し、グレーズをかけ、魚倉へ落とす作業
* 魚倉内で魚を積み上げる作業
* 凍結室の掃除
* 転載時、魚倉内で魚にロープを掛けて回る作業。。。
などなど。。。
清水港でマグロの運搬船から貨物を降ろすときは、強制荷役というのでしょうか。港湾の会社が作業員を倉内に入れてロープがけ作業を行います。(つまり船員は作業できません)
余談ですが、この強制荷役制度・・港湾の労働者を守るためのルールだ、と聞いたことがあります。昔からの慣習?利権??だそうで、それこそ江戸時代から続くものではないでしょうか。。(荷役を受け持つ会社=港を牛耳っている会社ですので、当然地元で「力」がある会社・・ということになります。関係者はご存知のとおり、それらの会社の名前に名残を感じますね)
今はどうかわかりませんが、以前船内作業をする清水の作業員さんたちは、20分の3交代制でした。
(20分作業をすると、40分休み)
ところが我々船員は洋上では、二時間近くこの船倉に入り、ぶっ通しで作業していました。
マイナス50度の世界で、汗ダクダクでしたね。。ww
とはいえ、耳やら頬やらはしっかり守らないと、凍傷になってしまいます。
というわけで、写真のような「目だし帽」が必須アイテムなわけです。。
写真はペルー人船員&わたくし です。。
あの色を保つため、凍結~運搬~保管、また流通でもとにかく気を使うのがマグロの世界。その一番最初の工程となる漁船・洋上で初期凍結をしっかりとしておかないと、運搬途中に品質が変わってしまう。。と言われています。
私が乗った船ももちろん超低温船。生のマグロを凍結させる、いわゆる急冷室は、大きなファンが回っており、-60度近くまで温度が冷えています。
一瞬にして鼻毛が凍る、どころか、着ているカッパもパリパリになってしまいます。
そんな凍結倉庫内で行う作業も少なくありません。
* 処理した魚を急速冷凍室の棚に載せる作業
* 凍結室から魚を出し、グレーズをかけ、魚倉へ落とす作業
* 魚倉内で魚を積み上げる作業
* 凍結室の掃除
* 転載時、魚倉内で魚にロープを掛けて回る作業。。。
などなど。。。
清水港でマグロの運搬船から貨物を降ろすときは、強制荷役というのでしょうか。港湾の会社が作業員を倉内に入れてロープがけ作業を行います。(つまり船員は作業できません)
余談ですが、この強制荷役制度・・港湾の労働者を守るためのルールだ、と聞いたことがあります。昔からの慣習?利権??だそうで、それこそ江戸時代から続くものではないでしょうか。。(荷役を受け持つ会社=港を牛耳っている会社ですので、当然地元で「力」がある会社・・ということになります。関係者はご存知のとおり、それらの会社の名前に名残を感じますね)
今はどうかわかりませんが、以前船内作業をする清水の作業員さんたちは、20分の3交代制でした。
(20分作業をすると、40分休み)
ところが我々船員は洋上では、二時間近くこの船倉に入り、ぶっ通しで作業していました。
マイナス50度の世界で、汗ダクダクでしたね。。ww
とはいえ、耳やら頬やらはしっかり守らないと、凍傷になってしまいます。
というわけで、写真のような「目だし帽」が必須アイテムなわけです。。
写真はペルー人船員&わたくし です。。