久しぶりに。。。
マグロの頭を見る機会も、以前に比較したらずいぶん増えたかもしれません。
かぶと焼だの、解体ショーだの増えましたので。。
業界の関係者であれば誰でも知ってる神経〆。私も洋上でこれ、やってました。
生きて上がったマグロ、先ず、尾っぽを、切り落とします。
次に、マグロのおでこの部分、ほんの少し色が変わっている部分がありますので、ここをくりぬくと、小さな穴が開いています。
これが、神経?の通り道のようで、ここに、針金を通してやるわけです。
針金は簡単に、尾っぽまで貫通します。神経を潰している?ということでしょうか。
相当な痛みなんでしょう。瞬間的にブルブルっと、すごい勢いで震えたかと思うと、ぴたりと動きがなくなります。
ブリやら鯛やらでも行われているようです。
(正直、私自身は魚の処理とかそういう話しは苦手ですので、あまり突っ込まないでくださいね。。ww)
大漁のときは、とにかく先ずこの処理をして、魚をデッキにおいておきます。
そのときの風景は圧巻。そこらじゅうに生のマグロが転がっている状態です。
さて日本での話し。
こういった洋上の仕事を頭に入れたうえで、日本で商談すると、マグロのプロと言われる方々からおかしな話しが山のように聞かれます。。
漁船には急速凍結室が4部屋あります。
一室に入るのは、たしか2t程度だったと思います。
漁なんてまさに水もの。魚が来ているときは、船も必死でとにかく漁を続けます。
簡単にいえば、凍結能力を超えたマグロが上がることだってあるわけです。
もちろんそんなことは一年通してもそうそうあるものではありません。
船の上はマグロだらけ。一本ずつ処理するので、なかなか処理が追いつかない、ということもあります。
船員にとっては地獄のような時間です。
なにせ徹夜で縄をあげ、そのまま縄入れ開始・・・ 縄入れ当番は、全く休めない状態で操業を続けるわけです。場合によっては、2日で1時間程度しか眠れないこともあります。それでも、こういうケース、正に航海の山場。。罵声にまみれながら、ドつかれながらも、皆、頑張って仕事をするわけです。
魚自体、やはり処理遅れや、初期凍結が甘くなったりするものです。
それは織り込み済みでの操業なわけです。。。
そして、そのときのバイヤーさんから。
「そういうときは、凍結庫に入らなかった魚は捨て、漁を休んでも、しっかり凍結すること」
。。。。というのが、実際の操業すら見たこともないバイヤーさんからの指示だったわけです。。ww
その分、高く買ってくれるならともかく。
せめて、「テープ分けでもしておいてくださいね」という指示ではないでしょうか。
某大手水産会社の社員の方が、別事例で同じような話しをしているのを聞いたことがあります。もちろん船になんか乗ったことのない方でしたけど、優等生的? なこういった発言が生産者と流通の距離を作ってしまうんだろうな・・と、思ったわけです。
マグロの頭を見る機会も、以前に比較したらずいぶん増えたかもしれません。
かぶと焼だの、解体ショーだの増えましたので。。
業界の関係者であれば誰でも知ってる神経〆。私も洋上でこれ、やってました。
生きて上がったマグロ、先ず、尾っぽを、切り落とします。
次に、マグロのおでこの部分、ほんの少し色が変わっている部分がありますので、ここをくりぬくと、小さな穴が開いています。
これが、神経?の通り道のようで、ここに、針金を通してやるわけです。
針金は簡単に、尾っぽまで貫通します。神経を潰している?ということでしょうか。
相当な痛みなんでしょう。瞬間的にブルブルっと、すごい勢いで震えたかと思うと、ぴたりと動きがなくなります。
ブリやら鯛やらでも行われているようです。
(正直、私自身は魚の処理とかそういう話しは苦手ですので、あまり突っ込まないでくださいね。。ww)
大漁のときは、とにかく先ずこの処理をして、魚をデッキにおいておきます。
そのときの風景は圧巻。そこらじゅうに生のマグロが転がっている状態です。
さて日本での話し。
こういった洋上の仕事を頭に入れたうえで、日本で商談すると、マグロのプロと言われる方々からおかしな話しが山のように聞かれます。。
漁船には急速凍結室が4部屋あります。
一室に入るのは、たしか2t程度だったと思います。
漁なんてまさに水もの。魚が来ているときは、船も必死でとにかく漁を続けます。
簡単にいえば、凍結能力を超えたマグロが上がることだってあるわけです。
もちろんそんなことは一年通してもそうそうあるものではありません。
船の上はマグロだらけ。一本ずつ処理するので、なかなか処理が追いつかない、ということもあります。
船員にとっては地獄のような時間です。
なにせ徹夜で縄をあげ、そのまま縄入れ開始・・・ 縄入れ当番は、全く休めない状態で操業を続けるわけです。場合によっては、2日で1時間程度しか眠れないこともあります。それでも、こういうケース、正に航海の山場。。罵声にまみれながら、ドつかれながらも、皆、頑張って仕事をするわけです。
魚自体、やはり処理遅れや、初期凍結が甘くなったりするものです。
それは織り込み済みでの操業なわけです。。。
そして、そのときのバイヤーさんから。
「そういうときは、凍結庫に入らなかった魚は捨て、漁を休んでも、しっかり凍結すること」
。。。。というのが、実際の操業すら見たこともないバイヤーさんからの指示だったわけです。。ww
その分、高く買ってくれるならともかく。
せめて、「テープ分けでもしておいてくださいね」という指示ではないでしょうか。
某大手水産会社の社員の方が、別事例で同じような話しをしているのを聞いたことがあります。もちろん船になんか乗ったことのない方でしたけど、優等生的? なこういった発言が生産者と流通の距離を作ってしまうんだろうな・・と、思ったわけです。