この夜景は。。。

2007-07-31 | 海外出張
夜景の写真=台湾 です。。
先ほど、ホーチミンより台湾・高雄に入りました。

ホテルへ到着すると、すでに酒のんですっかり酔っ払った日本人が一緒のエレベーターに乗り合わせました。
なにやら、飲み屋のおねえちゃんの話しを大声で。。。

こちらを日本人とは思っちゃいないのか、そりゃひどい話しをしておりました。
で、エレベータ降りるときに、「開」ボタンを押して先に出してやると、人の顔覗き込んだ上で、

「謝謝、シエシエ・・・」

だそうです。

台湾の連中に台湾人と間違われるのはなんとなく嬉しいのですが、日本人に台湾人と間違われると、ちょいと複雑です。。

気温

2007-07-30 | 海外出張
南北に長いベトナムでは、地域によって雨期の時期が異なります。
ホーチミンは雨期、毎日夕方になると雨が降り、気温を下げてくれます。

3日間滞在していた中部の町は夏真っ盛り。
外気は40度近くまで上がります。
食品加工を行っている我々にとって、温度が高いことは大きな「デメリット」。工場内の温度には常に気をつけなければなりません。
手洗いやら殺菌やらとにかくやかましいくらいに徹底し、魚も処理段階での温度変化には気を配ります。
空調をいくらかけても温度が下げきれなきゃ、氷柱を工場内にぶち込み温度を下げる、というなんてこともやります。

水温も高いのでこれもやっかい。「お金」さえかければ設備なんてどんどん良くできるのですが、限界がありますね。
その上「人」をかけないのが当三流商社流ですので、いつまでたっても仕事が進みません。。。

金曜日~インターネット設備の整っていないホテルに滞在していました。

AM○Xカード

2007-07-27 | 海外出張
成田の第二ターミナル
出国の税関検査に入る直前で、某カード会社がいわゆる「勧誘活動」を行っています。
空港が許しているのですから仕方ないのですが、そこを通る旅行者に、スピードくじを引かせ、そのカード会社のカウンターへ連れて行き、勧誘します。

空港の、しかも出国直前。
特に一般の旅行者さんたちは、気持ちが最高に盛り上がっているときに、あの勧誘は気分を害しますね。。
上から見てたら、家族連れまで連れ込んで、しつこく勧誘しています。
私も必ず声をかけられますが、「持ってます」といって振り切ります。。

持ってなくて良かった。。A○EXカード。。

2ヶ月ぶりでベトナム入りしました。

報道

2007-07-24 | 日常雑談
中国産商品の偽装やらなにやらで、仕事が非常に増えています。
先日中国政府から発表された、「商品の輸出を禁止する企業」一覧には、水産加工会社も含まれています。
工場を見れば、日本のどの商社さんが取り扱っている会社か、だいたい察しがつきます。で、案の定、かの会社は大騒ぎとなっています。。

当三流商社に対しても、「あの工場の商品は扱っていないという証明書を作ってくれ」という依頼が相次いでいます。。。
きっとどこの食品会社も、中国製品への対応で四苦八苦といった状態ではないでしょうか??

日本の食料自給率は4割程度。中国製品なしでは我々の食卓は賄えません。
多分、この騒ぎも「喉元過ぎれば・・・」で、そのうち沈静化するでしょう。
でも、一度、証明書やら検査書やらの提出を義務付けられたら、これがずーっと続きます。。
これもコスト・・
そして食卓に並ぶものの6割が外国産。円安となりゃ値上がりするのが当たり前です。

ときどき、安全な食品をどうやって見分けるか?なんて特集をしています。
大学の先生やら食品のプロやらが、「とにかく安いものは避けてください」とコメントしていますが、もっともな話しです。

シーフードショー 最終日  <お礼>

2007-07-21 | 国内業務
昨日、シーフードショーが閉幕しました。

当三流商社のブースにお越しいただきました皆様、本当にありがとうございました。また、特に最終日は来場者多く、せっかくお越しいただいたのに十分な対応をさせていただくことができませんでした。

この場を借りて、深くお詫び申し上げます。。

3日間で交換した名刺は約100枚、当然顔見知りのお客様も多数来場されましたので、多分200人以上の方とお話しさせていただいたと思います。
名刺を見直すと、国内海外商社、問屋、外食に量販店、加工屋さんに銀行、コンサルタントや投資会社まで、とにかく色々な方にお越しいただきました。

三流商社が融資を受けている銀行の皆様へは、「いかにこの事業がすばらしいものか、儲かるものか」をそれらしく語らねばなりませんし、同業者さんがお見えの際は、「いやーたいしたことはしてませんよ・・」と、極力詳細は言わないように心がけます。。 これだけの人に連日会うと、疲れ方も違いますね。。。

当ブログをごひいきにしていただいている、サメツネ さんにもわざわざブースまで来ていただきました。。本当にありがとうございました。

さてさて、肝心な中身ですが、やっぱり「費用対効果」について、とにかく疑問が残ります。
三流商社のブースの設置費用は、田舎で一軒家が建つくらいかかっているそうです。 さらにサンプル代、資料作成代、金では計算できない「時間」の消費。。

これがけの投資を行っているのですから、少しは商売につなげないとまずいんですが、当三流商社の特徴は、とにかく「やりっぱなし」なところです。。
どれだけ仕事が広がったか、なんて「感覚的」に話しをするだけで、正確に費用対効果を検証するという他社では「あたりまえ」のことが全くできません。。

今週はひさしぶりに休日出勤もなく、のんびりと週末が過ごせそうです。

シーフードショー 2日目

2007-07-19 | 国内業務
二日目が終わりました。
昨日同様、午後になると途端に来場者が増えます。
シーフードショー見学→直帰 の方々が増えるからですが、冷やかしの方が殆どです。
サンプル、試食をおもいっきり撒いているブースは黒山の人だかりです。。
でも、無くなった途端、サーっと人がいなくなります。全体的に試食が減った分、試食を出しているところに人が群がるのは、自然な傾向でしょうか・・?

せっかくの展示会なのに、とりたてて話題にするブースが無いのがさびしいです。でもこれが現実。優れた商品や技術は、あえてこんな展示会に出す必要ないし、お客さん向けに独自で展示会やってる会社も多いですし。。

さて、明日は最終日です。

シーフードショー開幕

2007-07-18 | 国内業務
シーフードショーが東京ビッグサイトで開幕しました。
当三流商社も例年のことながら、なにやらブースを構えています。

実はシーフードショーには否定的だったわたくし。。
上司に対して「こんなの経費と時間の無駄使いだ・・マンネリ化しているし費用対効果がわからない」と会議で発言したのが約3ヶ月前。。。結果として、しっかりとブースの「一角」を任され(というか押し付けられ)てしまいました。。
会社というのは本当に恐ろしいです。。。。

例年はサラッと流して見てまわるだけのシーフードショー。今年は20年近く業界で働いていながら、初めて「主体的」に出展しています。
準備のサンプル集めやらレイアウトやら事前準備にもずいぶんと「時間」やら「お金」やらかけています。
昨日も最終準備で午後から現場入り。。(写真は昨日、準備段階の会場内です)
色々大変ですが、やってみると「発見」も多いものです。(別に商売につながるような良い話しではないんですが。。。)

今朝も早くから現場入り。一日ブースに張り付いたのは初めてですが、人間ウォッチにはもってこいの環境でした。。特に初日は各社のいわゆる「おえらいさん」やら、「報道関係者」が動き回っておりましたので、なんとも不思議な世界を覗くことができました。(色々書きたいことは山ほどありますが・・・苦笑)

初日ということもあり、「サンプル目当て」のおばちゃん連中は少なめ。昼食がわりに会場を一回りしましたが、すっかり満腹となりました。。特に今年は、「サーモン寿司」を試食に出しているところが多かったような気がします。。。

またまた各社とも展示は抑え目、サンプルも控えめにしているような感じがします。
毎年縮小傾向のこの展示会ですが、会場入り口で繰り返し大音響で流れる、シブがき隊の「スシ喰いネエ」が、業界の先行きを象徴しているようで、悲しくなります。。

つづく


五島列島 3

2007-07-16 | 国内業務
水揚げ時の魚選別はすべて人手により行われます。ここでは、手で「大・中・小」に魚を仕分けします。
その日の漁獲を仕分けますので、今日の「大」と昨日の「大」が同じ大きさにはなりません。
仕分けは本当にアバウトに行われています。

1g単位での正確な仕分けを強いられる海外貨物に比べ、日本貨物は非常に大雑把に選別-仕分けされています。
15キロ箱 といっても、実際には16キロ以上の重量を入れるそうです。
どうやってセリ場で高く買ってもらうか?? 結果として、「入れ目」=サービス重量を多くしていくことになったようです。しかし、最初はそれでよくても、そのうち「入れ目」があたりまえになってきたら本末転倒。。。

しばらく海外物ばかり扱っていたせいか、国産の水産物の流通は目新しいことばかりです。。。。

余談ですが。。。
本日また新潟で大きな地震が起きました。
たまたま、取引先のベトナム人社長が新潟を訪問しており、まさに地震発生時、新幹線で東京に向かう最中でした。
なんとか電車を乗り換え東京に戻ってきましたが、彼曰く。「全く英語でのアナウンスが無く、なにが起こっているのかわからなかった。乗り継ぎ、乗り換えにしても、ただみんなの歩く方向へついて行っただけ・・」ということでした。
新幹線に乗ると、機械的な英語で、「This is the Hayate Super Express,・・・」なんて流れますが、肝心の緊急時の外国語対応は全くされていないようです。

五島列島 2

2007-07-15 | 国内業務

今回の出張で宿泊した「旅館」です。
四畳半で旧式のクーラーがついていました。
テレビは2時間100円のコイン方式です。(有料ビデオではなく、一般放送を見るのも有料です)


最近、海外でちょいと贅沢なホテルばかり泊まってましたが、こういった旅館(民宿と言ったほうがいいかもしれませんが。。)もまたいいものです。
夜は車の音は一切聞こえず。港を行き来する漁船のエンジン音が低く響いておりました。。

あまりにも東京は遠く感じ、市場までの流通コストを考えると、商談をした漁協の皆様の期待に答えられるものか、非常に不安になります。。