協定

2012-04-18 | 貿易業務
ここ数年、特定の二国間での協定が多く、貿易の作業も年々煩雑になってきています。

私が関係している業務で言えば、中国やベトナム、タイなどに商品を送り込む際、書式がすべて異なったりします。
もちろんステッカー(表記)も異なりますので、向け先毎に注意が必要です。

現在、韓国の商品を複数の国に送り込む手配をしています。
向け先毎に必要書類が異なり、また、当該国間での協定に基づいた「工場登録番号」などもあり、とにかく面倒な仕事となっています。
このブログでも何度も書いていますが、以前は、「成約」ですべて終了でした。
最近は、「成約」後の仕事にとにかく時間をとられます。

書類・書式の確認から表記、更にはスペルの確認までしっかりやっても問題が起きるときには起きてしまいます。この煩雑さ、大変さは、たぶん外で見ている方にはなかなかわかっていただけない部分かと思います。

難しい、のではなく、面倒、ということですね。
更には相手があることです。それも客先・取引先が相手ならばいいのですが、相手の役所に当該書類を出させる話しとなりますと、役人同士、意地の張り合い、というか、まあ実務と乖離したやりとりが延々と続くことになるわけです。

役所が民間のために骨を折ってくれるはずもなく、結局「形式的」には上手くいくべき仕事も、なかなか前進しなかったりするわけです。



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