買占め

2012-04-19 | ビジネス業界
世間では、尖閣諸島の所有についての石原都知事の発言が大きく取り上げられています。
埋蔵資源が豊富なことがわかった途端に中国や台湾が領有主張を始めている、というのが日本の見解。もちろん私も日本人ですので、日本の主張は当然と思っています。

明らかに中国は資源の確保に躍起になっています。
なにせ内陸にわかっているだけで13億の人口を抱えています。戸籍の無い連中も加えたら、その数はまだまだ増えるでしょう。
旺盛な需要に応えるためには、やはり資源は永遠の課題。
この中国の基本的な窮状照らせば、彼らの行動にも説明がつきます。

日本だけではなく、韓国の沿岸も中国漁船の違法操業が横行しているようです。
また、すごい勢いで増えている漁船の乱獲が、資源の枯渇を招いています。
昨日訪問した長崎県松浦の漁港。ここ数年、水揚げされる魚がずいぶんと様変わりしたそうです。もちろん海水自体、環境の変化が多分に影響していることは間違いありません。
ただ、中国の乱獲が影響していることも事実。季節に合わせて東シナ海を移動していた魚群も、中国沖で根こそぎとられてしまうため、以前漁獲できた魚がまるっきり上がらなくなったりしているようです。

松浦から中国向けにどんどん貨物が送り出されています。中国人も多数この港を訪れ、物色しています。そのうちもっと川上のほうまで中国マネーが流入してこないとも限りません。
将来の水不足に備え、日本の水源地を中国人が買い漁っている話しがよく聞かれます。ただ、これは水源地に限ったことではありません。日本のいたるところに中国マネーが流入し、買い占められています。

尖閣でにわかにクローズアップされた中国による他国資源の買占めの実体。あまりにも寛容な日本人の姿勢(完全にアメリカや隣国に洗脳されてしまったわけですが)が大変な危機を招いていること、政府に期待ができない以上、自分で考え、行動していくしかないでしょう。



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