地位

2012-10-16 | ビジネス一般
まだオープンして一年程度の新しいホテルに今回は滞在しています。
日本人はちらほら。直行便が就航した韓国・KEのクルーが泊まっているホテルです。
中国語、広東語も飛び交っています。
外国語の表記も、英語、中国語が増えてきました。

ベトナムでATMを使うと、ベトナム語、英語の他、中国語 が選択できる仕組みになっています。もちろん日本語はありません。

確実に他国からの侵食が始まっています。
ベトナムは中国と国境問題が常に起こっており、歴史的にも反中の国です。
ですが、反中・親中 と、 実際の経済や民間の活動は一致するわけではありません。

ベトナムに来ると、比較的親日だし、中国を嫌悪している傾向がある、という話しをよく聞きます。私が日本人だから・・というリップサービスもあるのかもしれませんが、それを差し引いても、心情的には間違ってなさそうです。
ですが、実際には、色々なところで中国やその他の国の進出が相次ぎ、同じように活動しているはずの日本の地位が、相対的に下がっているような気がしてなりません。
(ここでいう地位は、影響力、という感じでしょうか)

ベトナムで行われている日本のODAの産物には、しっかりと日本の国旗やら日本からの支援によるものだ、というプレートがはめ込まれたりして、民間の方々にも知れ渡っています。逆に知らないのは日本人のほうです。
今回ベトナムの取引先に言われましたが、
「日本人はプレゼン・アピールが本当に下手。10あっても、5しか言わない。海外は、5あると、10ぐらいに言う」と、言われました。こういうところももっとアピールしてもいいのかもしれません。

ATMの機械は、中国から無償で送られたもの、とも、聞いたことがあります。

相対的な地位の低下は著しいものがあります。それが今後、どのように我々の生活・経済活動に影響するのかはわかりませんが、無関心・放置していることで、後々領土問題のように手遅れになることのないように祈るばかりです。






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1 コメント

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メニューは自分で料理人 (ton)
2012-10-17 09:50:52
どもです=^^=
お祈りですか…
てか、ベトナムに限らず過去に日本のお金がどんだけ使われたか?って話しで、その事例をどう活用するかは企業の自由だし…
まっ、いいか〓
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