本日、の予報。
【3/8イベント中止のお知らせ】
竹内孝功新刊出版記念トークイベント 「自然菜園で自給自足~都会で始める小さなオアシスづくり~」
この度は、大変申し訳ありません、昨今の新型コロナウィルスの感染の状況を鑑み、イベントを中止とさせていただくことといたしました。
ぎりぎりまでスタッフも悩みましたが、先週末の政府会見などからより時期的にも難しい時期となっている状況を鑑み、このような判断とさせていただきました。
楽しみにしていた方もいるかといるかと思いますので、重ね重ね申し訳ありません。
また、カフェスローさんでは改めてイベントを開催したいと思いますので、ご容赦いただければと思います。
そこで、今回ブログで、3/5(木)新発売『自然菜園流コンパニオンプランツ 野菜の植え合わせベストプラン』(学研プラス)が届いたのでご紹介させていただきます。
新刊は、拙著8冊目(ムックを除く)になります。
現在2番目に売れている『1㎡からはじめる自然菜園』の姉妹本で、同じく学研プラスさんからの出版です。
現在も好評連載中の「野菜だより」(学研プラス)の2年間の連載「相関図でわかる植え合わせベストプラン」をまとめたものになります。
17種類のメイン野菜と相性のよい数種類の野菜の組み合わせのベストプランをご紹介。
巻頭に相関図マップも折り込みではいっております。
実は、なかなか出てこない相性の悪いNGプランもしっかり載っているのが、本著の特出したいポイントです。
相性の悪い組み合わせは、(少量多品目の家庭菜園の場合は特に)絶対に覚えておいてほしいのですが、
実際に、自然菜園セミナーなどでは、強調しているのが相性の悪い組み合わせ。
相性の良い組み合わせが+5~10点だとしたら、相性の悪い組み合わせは、-30~50点。
なかなか表に出てこない情報ですが、
少量多品目では、押さえておきたいポイントなので、今回の新刊では、しっかり載せてあります。
前著『1㎡からはじめる自然菜園』でページの関係で、載せることができなかったダイコンについてもしっかり載っております。
第1章は、「野菜の植え合わせ」の法則で、ただ植えても効果がわかりにくい野菜どうしの植え合わせのキモである
相性×距離×タイミング-NGを簡単にご紹介。
第2章は、植え合わせベストプラン〈実践編〉です。
各野菜17種類のメイン野菜の相性、プラン、栽培でご紹介。
例えば家庭菜園界のプリンセス「トマト」ですが、
最初の2ページで、どんな場所出身で、どのような野菜であるか解説ご紹介し、
少量多品目の家庭菜園でどのような野菜とどんな関係があるか、相関図でご紹介。
ポイントは、相性が悪い絶対に避けたい相性の悪い野菜と例えば、ジャガイモとトウモロコシの理由もご紹介。
次の3~4ページで、
左側で相性の良い野菜と地上部と地下(根)でどのような関係を築きあえるかイメージをイラスト化。
右のページで、ベストプランを2㎡で紹介。
野菜どうしの距離や植えるタイミング、前後作の工夫、NGプランなどコラムでさらに家庭菜園で押さえておきたいコツを紹介。
次の5~6ページでは、自然菜園流の一緒に育て、美味しく育てるコツを3つのステップでスッキリ解説。
畑がなくてもプランターでも実践できるように、メイン野菜17種類×2~3種類の組み合わせをご紹介。
プランターでもっと育てたくなったら、兄弟本の
監修させていただいた兄弟本の『プランターで寄せ植え野菜』(学研プラス)
市民農園を借りられなかった時期や時代に、試行錯誤してたどり着いたプランターのノウハウをまとめてあります。
あれもこれも育ててみたい家庭菜園。
今年は相性も考慮して、お役立ていただければと思います。
こんな時代だからこそ、土に触れ、自分で安心安全な野菜を育てましょう!
実際に、自然菜園を学べる自然菜園スクールもございます。
※現在、町田校はキャンセル待ちに入りました。町田校での座学のみの受講はまだお席が若干名ございます。
【ニュース】
最近注目の無料動画ユーチューブ『自然菜園LifeStyle』に、最新刊の表紙にもなったナスのコンパニオンが紹介されています。
竹内さんが語る「3分でわかる自然菜園」
【無料動画YouTube】新春 自然菜園セミナーのお知らせ
自然菜園Lifestyleにご登録いただきますと、無料で最新のYouTubeの動画が見えるようになります。
自然菜園スクール2020募集はじまりました!!
※1次募集〆切2/22(土)まで
NEW【長野校】自然菜園のらのらコース誕生しました!!
教えないで、一緒に野良仕事を通じて伝える平日限定のセミナーです。
【長野校】
◆自然菜園見学コース
◆自然稲作ベーシックコース
◆自然育苗タネ採り集中コース
◆自然菜園 自給自足コース
【安曇野校】
◆自然菜園ベーシックコース
◆自然菜園マスターコース
関東エリア
◆自然稲作おおつき棚田コース【大月校】(半日)
◆自然菜園入門コース【町田校】(1日)
今年は、この後2~3月以下のところで、オープン、シークレッド自然菜園セミナー講座を企画しております。(募集中~)
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1)2/22(土) 東京 コンパニオンプランツ極意講座『コンパニオンプランツの混植で、少量多品目の無農薬家庭菜園の始め方』
3月上旬発売予定の新著『自然菜園流コンパニオンプランツ 野菜の植え合わせベストプラン』の発売前にコンパニオンプランツの極意に迫ってみようと思います。
2)2/24(月・祝)今、大人気講師岡本よりたかさんとの自家採種トークイベント
『自給農のための自家採種Life』それぞれの自家採種について語り合いたいと思います。
3)3/8(日)東京・国分寺カフェスロー(夜)新著『自然菜園流コンパニオンプランツ 野菜の植え合わせベストプラン』発売記念トークイベント『自然菜園で自給自足~都会で始める小さなオアシスづくり~』(募集中~)
【無料】3分でわかる
初DVD『竹内孝功さんの動画でわかる自然菜園』ダイジェスト版
↑をクリックして観てください。
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◆◇◆お知らせ◆◇◆
2020年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。
今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」
毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。
3/ 4(水)-「サトイモのコンパニオンプランツ」「サツマイモのコンパニオンプランツ」
新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。
第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。
現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座』オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。
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私は静岡県浜松市在住です。竹内さんの本に出会い自然菜園を目指して3年目になります。父が所謂、慣行農法で管理していた約150坪の畑を引き継ぎ、自然農法に切り替えて野菜を育てているのですが、なかなか思うようになりません。畝を立て、両脇に緑肥mixを蒔き、ハコベやホトケノザが繁り、カタチとしてはそれなりの雰囲気はありますが、秋に植えた白菜、キャベツ、大根は病気や虫害で予定の三割にも足りませんでした。現在は鳥に食い散らかされたブロッコリー、大きくならない玉ねぎ、アブラムシに覆い尽くされそうな空豆が育っています。隣の畑では父の友人が父とと同じような慣行農法で、安定した収量を維持しています。自然農法は収量に着目した場合、肥料、農薬、資材を多用する慣行農法には劣るのでしょうか?これから夏野菜の準備を進めていく上で何かアドバイスいただけないでしょうか?
職業柄、食品残さ、魚介のアラが生ゴミとしてでます。ゴミ減量の観点から堆肥化させて畑での利用をと考えておりますが、いかがでしょうか?自然農法にはそぐわないかと思いますが、その辺は柔軟に考えます。
宜しくお願いします。
そうなんですね、観ていないので、文章のみからですが、慣行農法からの3年目、ハコベやホトケノザ、病虫害、バランスの崩れや自然循環の再構築中かと思われます。それについては後にふれますが、
1)「自然農法は収量に着目した場合、肥料、農薬、資材を多用する慣行農法には劣るか?」というご質問ですが、
①収量としては、安定するまでは3~4割(野菜のよってはゼロ)安定してくれば、慣行農業の(6~)8割くらいでしょうか。
逆の言い方では、農薬、化学肥料栽培では、自然に育てるものに対して、2割増しで、ミネラル、養分不足しがちになる傾向があります。(実際に、現在の野菜の栄養成分は、30年前よりもかなり減っております。)また、有機農産物と化学肥料栽培農産物では、ミネラル含有量が後者の方が少ない傾向です。
2)現状の病虫害が大発生している点は、慣行農業から、自然農法への移行にはよくあることです。
①慣行農法が長く行われていると、ミネラル不足の土になっており、栄養分バランスも崩れ、微生物も量も種類も少なく、害虫の害虫(益虫)も少なく、
②無農薬栽培に切り替えて、1~3年位は、まず病害虫が発生し、草マルチや緑肥mixにより2~3年目に徐々に益虫などが増えてきますが、
3)例えは悪いですが、最初の1~3年は、農薬化学肥料栽培が、入院生活(ベットで、点滴サプリメントとお薬で管理)していた方が、自然農法(フルマラソン)に挑戦するようなものなので、リハビリが必要です。
リハビリ①農薬化学肥料で疲弊した土の回復
リハビリ②農薬化学肥料栽培から有機栽培への移行(考え方、栽培の仕方が異なります。)
リハビリ③よい微生物、害虫の害虫(天敵)などが棲むことができる環境づくり。
それに、3年位は最低かかってしまいます。疲弊していればいるほど、回復に時間がかかる傾向が強いです。
例えば、皮膚病の方が、ステロイド剤で症状を抑えていたのをやめて、薬を使用せずに治す場合、好転反応などで今まで抑えていた症状が一気に噴き出すような状態です。
4)今回、ラッキーなのは、コロナ騒動で、東京での3/8の都会で始める自給自足のイベントを中止したことで、少しでも多くの方にこんな時だからこそ、安心安全な野菜を育ててもらいたい気持ちから、自然菜園の有料動画を毎週1つずつ無料公開し、中止したイベントの代わりに無農薬栽培の野菜づくりに役立ててもらいたいと企画・準備中です。無料公開は来週以降になるのでもう少しお待ちください。
それでも見たい場合は、以下、現在格安価格で公開中です。
自然菜園の有料動画「竹内孝功さんの自然菜園講座」
https://vimeo.com/ondemand/shizen
『春夏秋冬自然農の営み』は、季節に合わせた土づくり、病虫害を回避するためのコツを通常栽培と比較しながら学べます。
無農薬栽培の最大のポイントである旬に育てることを四季を通じて学べます。いかに野菜を旬に育てるのか、季節の流れに乗るには、化学肥料栽培とはテンポが異なることをわかりやすく解説。
病虫害が少なく、野菜が美味しく育つ根本講座です。参考にしてみてください。
つづきです。(長くなったので)
5)「これから夏野菜の準備を進めていく上で何かアドバイスいただけないでしょうか?」ですが、
①無農薬・化学肥料栽培は、特に春野菜、中でも、ハクサイ、キャベツ、ソラマメは、最も難しい野菜です。
②そのため、善玉の微生物を殖やし、ミネラルなどを増やし、病虫害を抑えるしっかりとした土づくりと益虫が増える環境づくりが必要です。
③自然菜園では、夏野菜をしっかり育てて5~10月(半年以上)、草マルチや米ぬか(ボカシ)などを補うことで、無農薬で野菜が育ちやすい環境づくりを行い、
④夏野菜がよく育った場所で、コンパニオンプランツと共に、秋冬野菜を育てることが大切です。
6)化学肥料と農薬を正しく使用できれば、水耕栽培のようなもので、最低限の環境が調えば、どこでも野菜を無理やり育てることができますが、
無農薬・無化学肥料栽培の場合、野菜にとって不自然な場合、育たないことが自然です。
野菜が自然に育つ環境が調えば、無農薬・無化学肥料でも、慣行の8割程度で、とても栄養価が高く、ミネラル豊富で、傷みにくく(保存性が高く)、風味がよい安心安全な野菜が育ちます。
実際に3年はかかりますが、生徒さんや我が家では3年目、6年目、9年目と3の倍数で、ホップ・ステップ・ジャンプと、飛躍的に育つようになってくると、野菜がどんどん育つようになり、
我が家では、ニンニクやナス、トマトなどが周囲の露地栽培の慣行栽培並みかそれ以上収穫ができております。
つづきです。長くてすみません。実際の菜園風景を写真などで、自然菜園スクールなどに持ってきて、ご質問いただければ、もう少し具体的アドバイスできるのですが、慣行農法をやっていた方がよくするよいご質問なので、ついつい中村さん以外の方にも読んでお役立ていただければと、長文になってしまいました。
7)生ゴミに関してですが、中村さんの畑の現状では、絶対に使わない方が良いと思います。
中村さんの畑の症状は、養分が少なくて起きているというより、養分が多く偏っており、さらに窒素過多の病虫害(アブラムシ、アオムシ?)が出ており、
①腐敗した堆肥や未熟堆肥、魚介のアラなどは、病虫害を助長し、被害が拡大するからです。
②もし使われる場合は、腐敗する前に、完全発酵させ、完熟たい肥化し、養分が多いので、少量野菜に生育に合わせてお使いください。
また、1畝だけ実験として完熟堆肥化したものを投入してみてください。その結果がよければ、使用することができますが、今はやめた方がいいと思います。
8)是非畑で、新たな試みをする場合、その結果が良いか悪いかわかるように、対象実験区(1つだけ条件が違う環境で、同じ野菜を育てる)で実験をしてから良かったら、広げていく方法の方が無難です。
9)最後に、無農薬・無化学肥料栽培は、野菜が自然に育つ環境づくりです。『自然菜園ハンドブック』660円はすべての無農薬・無化学肥料栽培を行う方のために、イラストでわかりやすくその考え方や行い方を載せたものです。参考にしてみてください。
https://shizensaien.stores.jp/?fbclid=IwAR2vZMbTVhr24qMqfefljYBU3aLU8R6_ERdiS8FrpdYl1hir-rgkXxaewUc
丸二年、無農薬、無化学肥料で取り組んだ結果が現在の惨状で心が折れかかっておりましたが、自然菜園への移行中の正常な反応と考えれば少し安心できました。収量は二の次として、まずは病害虫に負けない健全な野菜を育てたいと思います。
窒素過多の所見は驚きました。2年無肥料でいながらまだ当時の効能が残っているのですね。そこで、また疑問におもうのですが、ベースとなる土(現在の畑)のバランスが偏っているのに米ぬか、ボカシ、草マルチの処方で一律にバランスは整うのでしょうか?
トマトやナスも予定していますが、クラツキ、マチクラツキ無しでいけますか?昨年は無肥料でしたが僅かばかり収穫できました。対比が隣の畑になってしまい、作物本来の姿がわからなくなってきている気がします。
立て続けの質問で恐縮です。
お役に立ててよかったです。
1)個人的には、土壌分析をお勧めします。
(自然菜園スクールでは、公表してよいことを前提にお持ちいただいた土壌分析の結果を、簡易解説をさせていただいております。)
土壌分析(人で言えば、健康診断数値)を行うことで、pH、塩基バランス、EC,CECなど化学的な成分がわかります。そうすると、養分があっても吸えない状況(アンバランス)や欠乏している、過剰の成分が一目瞭然なので、便利です。
多分ですが、相当偏っていると思われます。
生徒さんから年に数人お持ちいただくのですが、それはそれはすごいですよ。
未熟有機物が鋤き込まれたり、チッソ過多(他の成分がアンバランス)だったり、風通しが悪かったりすると、アブラムシ、アオムシが大発生します。
今まで野菜が育っている点とハコベなどが生えている点からも、単なる痩せ地ではなさそうです。
2)「米ぬか、ボカシ、草マルチ」の処方は、すべて補いです。肥料としてというよりは、土に善玉微生物(麹菌、乳酸菌、放線菌など)を殖やすエサであり、微生物や天敵、ミミズなど分解者の住処でもあります。
なので、その生き物たちの活躍を補うエサと環境づくりなのです。その結果、その場に必要な生き物が生じ、その場を改善し、フンや遺体や根により分解され、野菜が育つ環境が調っていくきっかけです。
1)の土壌分析をすることで、過不足をある程度調整してから、クン炭、腐葉土、米ぬか、緑肥mix、草マルチ、ストチュウ水などの力を借りて、一気に3年位で最短距離で、無農薬・無化学肥料栽培に移行できる一つのアプローチが自然菜園(自然に野菜が育つ家庭菜園、自給できる菜園)です。
3)ナスと、ウリ科は、自然菜園3年以内は、ネギくらつきなど必要だと思います。中村さんの農園が必要かどうかは、観てみないとわかりませんが、去年よく育たなければ、やった方がいいと思います。
「自然菜園ハンドブック」には作物本来の姿をイメージしやすくイラストで描いてありますよ。ご参照ください。
ありがとうございました。
そうですか。お役に立つといいなーと思います。
野菜は正直です、与えられた環境に合わせて精一杯育とうとします。無農薬・無化学肥料栽培の場合、野菜にとって不自然であれば、育たず、病虫害なども発生します。
すべての野菜が育たないわけではなく、育つ野菜、育たない野菜があると思います。
ミニトマトは育つが、大玉トマトは育たないなど。
世界各国から移動しながら品種改良された野菜が日本に集まってきているので、その土地風土に合ったものは育ちやすくなるなど正直です。
野菜からのメッセージを活かして育ててみてください。