無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然農法見学会2018前半(公財)自然農法国際研究開発センターの見学会(水稲)

2018-07-25 06:07:45 | 自然菜園スクール

新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、

今日から4泊5日のクボタ地球小屋のサマ―子供キャンプの講師として、池田町のオーガニックビオホテル認証のカミツレ荘に出張中~。

朝6時~23時のハードな出張の合間に、寝るわけにいかないので気分転換を兼ねてちょっとした合間休憩にちょこちょこブログを書いて、保存を繰り返しております。




午後は、自然農法の見学会午後は、(公財)自然農法国際研究開発センターの見学会でした。

私が、最後に行った研修先であり、現在も勉強させていただいている民間の最古の自然農法の研究機関です。

午後第1講座は、水稲の三木孝昭研究員の講義「美味しいお米の育て方」から始まりました。












4つの稲の生育を分解して、どのように育ってきたか稲に教えてもらう調査の仕方を教わりました。










稲の生理に沿った栽培とは、自然農法とは、稲がどのように生育し、実を太らして行くのか、稲がお米になるまでの流れで勉強しました。








講座のあとは、実際に水田に行き、自然農法で育った稲をみながら、三木先生と稲に教わりました。




無除草区も草がほとんどなく、中干し後、間断灌水をしている田んぼは人が歩いても沈まず、除草剤使用しいないのに、草がほどんど生えてなく、稲が元気いっぱいツンツンしておりました。




水がほとんど入っていない田んぼには、ミミズのフンがたくさんありました。




無肥料で育てている区画も他の田んぼよりも色は淡いものの、草が余り生えておらず、生えている草もコナギなど通常の田んぼの草ではなく、栄養化の低い田んぼに生える珍しいものばかりでした。

自然菜園スクールでも「自然稲作・発酵コース」の生徒さん以外にも、田んぼに興味がある方が多く、暑い中の見学にもかかわらず、驚きの声や、熱心な質問が飛び交いました。

日本で自給する場合、水稲つまりお米はもっとも無農薬しやすく、保存のきく作物なので、是非育てたいものですが、野菜や果樹とお世話の時期を同じくするので、
片手間では、草取が大変で挫折する方も多いものです。

自然菜園スクールでは、田んぼの一部を菜園にすることや、自給できるお米作りを広めることができるようにするために、自給稲作を研究・普及してきました。
草が生えにくく、稲が良く育ち、美味しいお米作りは、もはや夢ではなく、予定できるレベルまでわかってきております。

これからたくさん出てくる耕作放棄地を自分たちの食糧の自給の場に、土と触れ合う暮らしの場として活用できるようなど、田んぼは魅力にあふれる豊穣の舞台です。

風土と人が力を合わせて育てる無農薬・無化学肥料の自給稲作を今後も発信できたらなーと思っております。


つづく(次回は自然農法センターの畑の見学会です。)




3/8(木)スタート!! 千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に千曲市教室開校します!!
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

次回は、「 7/12(木)中干しと出穂」です。

場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定
です。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
7/4(水)梅雨の草対策、草マルチを極める、「ニンジンとダイコン」
8/1(水)夏野菜の延命法、秋野菜の真夏の種まき、定植のコツ「ハクサイとキャベツ」


お楽しみに~




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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