無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

お気に入りのトマトの自家採種はじまる

2010-08-27 10:10:12 | 自家採種
本日、のちの予報です。

処暑なのになかなか最高温度30℃以下にならい暑い日が続きます。
昨日は、久々に夕方まとまったが降ってくれたので嬉しくて蕪や大根、極早生白菜などを蒔きました。


カラフルなビニールの中には、完熟トマトからかき出した種子を発酵中です。
トマトの自家採種には、ちょっとしたコツがあります。

1)完熟するまでトマトを木につけておきます。
2)収穫後、トマトを3~7日間さらに追熟し、過熟させます。
3)種子とゼリーをかき出し、密閉し1~3日発酵させます。
4)種子の周りのゼリーが溶けたら、すぐに水洗いし、半日日に当てて乾燥させます。
5)それから、1週間~1カ月ほど風通しの良いところでしっかり乾燥させます


なぜ、5種類もの色があるというと、うちでは家庭菜園にむいたすごく美味しい固定種のトマトを50種類ほどから選別、育成、自家採種しております。

一部ご紹介すると


新潟県が産んだ幻の在来種「山仏生トマト」。


千葉県が産んだ健在の在来種「栗原トマト」。

どちらも昭和の名品種で、他に世界一、ポンテローザなど桃太郎トマトがでるまで一世を風靡したトマトの香りがたまらない在来種です。


、アメリカが生んだもっとも美味しいトマトの一つ「ブランディーワインレット」。


イタリアが生んだ特徴ある形の「フィオレンティー」。


フランスが生んだ香り高い大玉「ゼブラ」。


煮ても生でも美味しいとんがった形の「アンデス」。

トマトにはいろいろな形状・色彩・香りがありとても官能的です。
まだまだトマトについてわからないことがありますが、栽培していて感動が多い野菜の一つです。
これからもいろいろな固定種のトマトを育て、味わいながら、家庭菜園で育てやすく美味しい品種の育成に力を入れていきたいと思います。


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≪いよいよ1カ月後の横浜教室。生徒募集しています。≫


今年も横浜で、無農薬・自然栽培で育てるエコ菜園プランターでのイチゴ栽培講座を行います。

通年エコ菜園プランターコースも同時開催します。

自宅に居ながら、プランターの中で自然栽培してみませんか?
コンパニオンプランツやコンポストミミズを共生共存できる仕組みや、なぜ水やり程度で野菜が育つのか、自然栽培の仕組みを学べる講座になっております。

よろしかったら、横浜でお会いできること楽しみにしております。

9/26、27 無農薬・自然栽培のイチゴプランター講座 募集要項(2010)
http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=730868
コメント
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