九州遠征⑦ ～再会！福知山色！～

今日は、今回の遠征で絶対に撮ろうと決めていた、117系「福知山色」の写真です。

福知山線を走っていた117系。その117系が撤退せざるを得なくなった出来事が、今月25日で発生から10年となる「福知山線脱線事故」でした。
事故後、福知山線に新型ATS-Pを設置しましたが、117系はATS-Pを設置していなかったために福知山線から撤退し、一時期は嵯峨野線や湖西線などで運用されました。
その後、下関へ転属したうちの4両が、今も福知山色を維持して運用されています。


遠征4日目、29日(日)の朝、小倉から関門トンネルを超えて本州へ。
小月という駅で降り、垣生方面へ歩いて15分ほど。そこそこ有名な撮影地「木屋川橋梁」へ。


3525M「普通」下関行　117系C104編成　埴生～小月

10年ぶりの再会！
再びこの目で福知山色を見ることができるとは・・・感動しました。
朝早い時間で、曇りだったので露出がなく、おまけに面串ですが・・・。


タイトルとは少しずれますが、この後、国鉄色と濃黄色も撮影できました。


3625M「普通」下関行　117系C102編成　埴生～小月


3627M「普通」下関行　117系C101編成　埴生～小月

同じ構図で3色、おいしくいただきました。
最後の構図が一番マシですね。

最後に、180度後ろを向いて。


3522M「普通」新山口行　117系C105編成　小月～埴生

露出間違えてライト周り飛んじゃいました・・・。
ここは少し長い編成でぴったりのカーブでしたね。


この後駅へ戻りました。

駅へ戻ってしばらくすると、乗車電が入線してきました。


3524M「普通」新山口行　117系C101編成　小月駅

振り返ると、小月折り返しの国鉄色と並びました。


右：3631M「普通」下関行　117系C102編成

これが福知山色との並びなら発狂しましたが、そううまくはいきませんでした(^^;


入線してきた新山口行に乗り新山口へ向かい、山口線でSLを撮影。
その後、九州へ戻る途中に厚狭駅で福知山色を撮影できました。


3532M「普通」新山口行　117系C104編成　厚狭駅

今度はバリ順で撮影できました(^^)
若干白すぎて飛んでるところはありますが、順光で撮影できたのはうれしかったです。
贅沢言うのは何ですが、やはり4両というのは寂しさがありますね。地元では確か6連で走ってましたし、なんだか物足りない感じがします。



発車を見送り、この日の福知山色の撮影は終了しました。


翌30日。
この日は在来線を乗り継いで帰宅する予定でした。

運のいいことに、下関からの乗車電が福知山色でした。


117系C104編成　下関駅

入線は、気づいたらそこまで来ていたので、望遠レンズに付け替える暇がなく、広角レンズでの撮影になってしまいました。


3522M「普通」新山口行　117系C104編成　下関駅

じっくり撮影する機会もでき、よかったです。
白い車体に緑のライン。一見シンプルですが、どこか“優しさ”のようなものを感じるような気がして、自分は好きです。


しばらくすると、隣に415系が入線してきました。



西と九州の並び。これが見られるのも、下関だけですね。

反対側のホームに移ると、奥にもう一編成117系が入線してきました。



国鉄王国ですね・・・。


福知山色の117系に乗車し、新山口の一つ手前、嘉川駅で下車。
新山口から折り返してくる福知山色を撮影するために、嘉川駅から徒歩10分ほどの開けた場所へ移動しました。

ほぼ行き当たりばったりでしたが、いい感じの場所があったのでよかったです。

福知山色通過の数分前、新山口行の117系が通過しました。


3524M「普通」新山口行　117系C102編成　嘉川～新山口

折角の開けた場所だから、思い切って流してみようとした結果がこれです。
もうちょっとビシッと止められないものか・・・。


数分後、お目当てがやってきました。


3531M「普通」下関行　117系C104編成　新山口～嘉川

まずは手堅く編成撮り。
素早く設定を変えて、真横に来るタイミングで流しました。



先ほどの国鉄色よりかは幾分マシですが、まだまだ甘いですね(^^;
でも、新鮮な撮り方ができ、よかったと思います。同じような被りつきばかりでも面白くありませんからね。


最後に、嘉川駅に戻る途中に国鉄色を。


3533M「普通」下関行　117系C102編成　新山口～嘉川

構図とか光線とかはいろいろお察しです()


これで、下関の117系の撮影は終わりです。
福知山色に関しては、一応は後悔なく撮影することができました。いつまで走ってくれるかはわかりませんが、少しでも長く走り続けてくれることを、心から願います。