丹波路鉄道日記

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11/1(土) 吹田総合車両所一般公開 ~感動の再会!最期の183系を見に~

2014-11-08 17:29:01 | 183系・381系・287系・289系
先に断ります。本日は画像超多めでお送りします。すご~く長い記事になると思いますが、最後までご覧頂くと嬉しいです。


1日の朝、目が覚めてツイッターを見ていると、吹田公開の写真が流れてきました。
「あぁ、今日、そういえば吹田公開やったなぁ・・・」
と思いながら、記事を読んでいくと、とあるフォロワーさんの記事に183系の写真が・・・

「え!?183系展示されてんの!?」

これを見て、家を飛び出しました。


吹田に着いたのはお昼過ぎ。
吹田公開は初めてでしたが、車両が展示されている場所までほぼノンストップで進み、そして・・・


183系B63編成 クロハ183-803+モハ182-1801 「文殊」

い、183系だぁぁぁぁっ!!!
2013年3月31日のラストラン以来だから、1年7ヶ月ぶりの再会。そう聞くとあまり月日が流れていないように見えますが、感覚的にはもっと長く感じました。ホント、久しぶり・・・。
そして出迎えてくれた「文殊」。こちらは2011年3月11日がラストランでしたね。この日付も含め、忘れもしないラストランになりました・・・。
そういえば、「雷鳥」のラストランも同日でしたか。それに比べれば、あまり注目されずに消えていった感じがします。
国鉄色の「文殊」は下りの1本だけでしたし、時間的にも撮影しにくかったですね・・・。その頃はあまりカメラを持って撮影にも行きませんでしたし、記録もあまりありません。なのでなおさら、ここで見れてうれしかったです。
もうね・・・ホント、183系と対面した時は泣きそうになりましたよ・・・。



面縦!
くたびれた感は否めませんが、こうして見ることができるだけでもう、感動ものです。


しばらくすると、幕回しが始まりました。
計2回幕回しがありました。写真は、2回目の幕回しの時のものがほとんどですが、一度紹介します。


では、行きますよ!


「特急」


「快速」


「普通」


「文殊」


「はしだて」


「まいづる」


「たんば」


「きのさき」


「北近畿」


・・・さて、ツッコみたくなる幕も色々ありますが(笑)
色々な幕が見れて、楽しかったですね!
「たんば」の国鉄色とか、現役時代見たことなかったですし・・・。
「まいづる」なんて、どうやって併結運転すんねん!(笑)
「普通」幕もありましたが、確か、側面幕に「普通 福知山⇔東舞鶴」とか色々あった気が・・・。実際、そんな普通列車運転されたことあるんですかね?(笑)


さてさて、「文殊」の次は「こうのとり」幕を掲出して展示されました!


「こうのとり」

こちらは2011年3月12日から2013年3月15日の定期運転終了まで掲出されていましたね。
183系の中では、一番記録数が多い種別でした。あのころに戻りたい・・・。




下から。こんな角度から見れるのは、公開の時とかだけですよねぇ。
カッコいいなぁもう・・・。




183系の奥には、583系も展示されていました。その奥には、クモヤ145系も。
こうして並んで展示されるのも、今年が最後になるんでしょうねぇ・・・。




半室クロハ。クモロハとして287系にも残りましたが、グリーンは半室で十分。グリーン車マークが車体の中ほどにあるのも、特徴的でしたね。




青空だったら画になったんでしょうが、当日はあいにくの曇り空。
183系が、少し寂しげな感じがするのは自分だけでしょうか・・・。


「こうのとり」で展示された後、最後は「北近畿」幕で締めくくられました!


「北近畿」

「北近畿」も「文殊」同様、2011年3月11日をもって愛称が消滅し、「こうのとり」に統合されました。
懐かしいですねぇ・・・。小さいころから183系を見てきて、思い出のある愛称でもあります。
こうしてもう一度目にすることができて、本当に嬉しかったです。


公開終了まであと僅か。
いろんな角度から、その姿を目に焼き付けます。



「こうのとり」でもこの角度で撮影しましたが、こうして下から見上げると、顔の凹凸とかがよくわかる気がします。




右頭で。
定期時代、こういう角度でもあまり撮影したことなかったかな・・・?
引き付けて撮影してませんでしたしねぇ。

こう、横から見るとわかりますが、屋根上のクーラーが撤去されています。183系最後の先頭車となった、このクロハ183-803も、解体まで秒読みとなっているみたいですね・・・。できれば梅小路の新しい鉄道博物館に保存してほしかったのですが、それも叶いそうにありません・・・。この先頭車が解体されてしまうと、新しい鉄道博物館に485系列の貫通扉装備先頭車が展示されないことになります。展示される485系列は、パノラマグリーン車のみ。なんとも寂しいですね・・・。




退場時刻が迫り、人が少なくなってきたところで、少し後ろから望遠レンズで面縦。
サビや塗装の劣化ははありますが、まだ綺麗な方だと思います。JR西日本を代表する特急車両。まぁ、改造車ではありますが、何とかして残してほしかったですよね・・・。
なんともやり切れませんが、これも現実ですよね・・・。


一般公開終了の放送が流れ、続々とお客さんが帰っていく中、一人、最後まで183系をこの目で焼き付けました。

これで最後になると思うと、名残惜しくて・・・。
公開終了のチャイムを聞きながらシャッターを押していると、183系の思い出がよみがえってきて、目頭が熱くなりました。

183系は納得のいくような別れができませんでしたし、少々後悔が残っています。今回こうして見ることができたことで、少し気持ちも楽になりました。もしこの吹田公開に行っていなかったら、一生後悔したでしょうね・・・。
上手く言葉に表すのは難しいですが、感動しました。こんな気持ち、久しぶりでした。思い出の車両、自分が一番好きな車両との一生の別れの時って、こんな気持ちになるんですね・・・。


改めて・・・

ありがとう!183系!!


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