珈琲店の片隅で今日見た風景を振り返る。
休日のがらんとした講師室。
東京の大手中学受験塾に身売りしたとなげく、小中部の講師。
二十人以上の登録者中、二人しかこない看護医療系特別講座。
何一つ知らない生徒。
高層ビルが立ち並ぶ名古屋駅の裏側の寂れた元赤線地帯。
平積みになったトヨタの暗部を暴こうとする本。
倒産した塾の閉まったシャッターに書かれた在籍生の罵詈雑言と、卒業生の感謝の言葉。
そして… . . . 本文を読む
「シリアナ」「グッド・シェパード」も含め、CIA嫌いに磨きをかけてきたマット・デイモン君、ここまできたか、てな感じですよ。
だいたいが右寄りなハリウッドがこれだけ国家不信を表明するってことは、アメリカ世論も政府のやることにホトホト愛想をつかしてるんだろうなー。 巨大な貧困層を抱えて、戦争にいくしか仕事がないような状況の若者が大勢いて、ところがそこまでしても国からしたら使い捨てにすぎないんだよ . . . 本文を読む
こんな裁判があって、有罪判決がでています。
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ワニ無許可飼育、男に有罪判決…金沢地裁
(読売新聞 - 11月20日 11:43)
金沢市内の水田などで今年9月、飼育に許可が必要な特定動物のワニ2匹が相次いで見つかった騒動で、動物愛護管理法違反(特定動物の無許可飼育)の罪に問われた金沢市松寺町、内装業北裕志被告(34)の . . . 本文を読む
ちょっと前のニュースになりますが、配偶者控除の廃止を検討するというような方針を政府が出してきています。
>政府税制調査会(首相の諮問機関、香西泰会長)は13日、
>08年度の税制改正答申の大枠を決めた。女性の就労意欲を
>妨げる一因になっているとして、所得税にかかる配偶者控除
>を、廃止を含め見直すよう提言する。共働き世帯が増加して
>いることから、政府税調は、制度の役目が終わったと判断し
>た . . . 本文を読む
先日、串本にダイビングに行ってきました。
さすがに11月ともなれば寒いですねー。
ウェットでなんとかがんばりましたけど、船の上ではもう限界だったわ。
外気温は20℃くらい。
でも海の中はまだまだあったかでした。24℃。
海に出るとちょうどキビナゴの群れが来ていて、向こうのほうにカンパチがいるのが分かったけれどさすがにそれは撮影不可能でした。
一本目は備前というポイントでした。
最高22.6mの . . . 本文を読む
このところ北の恋人や赤福にはじまり、船場吉兆、納屋橋饅頭などなど賞味期限の偽装がつぎつぎと発覚しています。
これらの賞味期限を一日か二日か延ばしたってだけのことでどうしてそんなに騒ぐんでしょうかね? いまはとてもいい保存料がありますので、結構長持ちしますよ。残飯を飼料にしようとしても家畜も食べようとしないほどの添加物を使っておきながら、そうやって一日過ぎたから、ってのでポイポイ捨てちゃうよう . . . 本文を読む
バッハの『無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータ』は、バイオリン弾きにとっては特別な曲である。パルティータ第二番のシャコンヌは「バッハが一生にこの一曲だけを作ったとしても大作曲家と呼ばれるだろう」といわれるほどの名曲であるが、演奏は当時のほかのバイオリン曲と比べても極端に難しい。バイオリンは伴奏を伴って厚みを出すべき楽器だという概念を見事に打ち崩しただけならまだかわいいもので、完璧な和声と . . . 本文を読む
今日は、昨日までにほぼできたカレーの味を調えていきます。
なにしろ「たんぱく加水分解物」に勝とうというわけですから、入れるものは決まっています。
古今東西の発酵食品を入れていけばいい。
クリームチーズ:ほとんどのクリームチーズには増粘多糖類か乳化剤が入っていました。多糖類は普通に考えてなんも危険性はないと思いますが、一応、できるだけ添加物を入れないように持ち込まないようにするために探した . . . 本文を読む
昨日のスープはものすごーく栄養豊かなのでほおっておくとすぐに腐ります。鶏がらにくっついていた腱などの結合組織からコラーゲンの繊維が熱によって解離してきます。これがある一定量以上になると冷やすと固まるのですが、その状態になったものが「にこごり」ですね。ゼラチンも動物からコラーゲンを抽出したものです。このコラーゲンたっぷりの出汁はもちろん細菌も大好き。朝晩の火入れは欠かせません。火入れをすることで、 . . . 本文を読む
今日はファンデーションになるスープ作りです。
カレールーにもたいがい入っている「たんぱく加水分解物」はたいへん強力なうまみ成分で、それゆえ「おいしい」のだそうです。
それに対抗するにはこれしかない。鶏ガラスープ。ていうか、この一手間で添加物に負けるわけがありません。
レシピ
1 鶏ガラを30秒ほど湯通ししたあと、きれいに洗う。
2 鶏ガラは小分けにして、ニンジン、ネギ、バナナ、リンゴ、トマ . . . 本文を読む
カレーを作ろうと思って、安直にカレーのルーでも使うかなあ、と思って裏書きを見たら、すごい種類の添加物が入っているみたい。
阿部司さんのご著書(「食品の裏側」)を読んで、若干お勉強したので、できる限り安全なカレーを作ることにしました。安部さんの本によると「たんぱく加水分解物」は食べてはいけないのだそうです。うまみ成分のスーパースターでバカ売れなのだそうですが、塩酸でタンパク質を処理するときに発が . . . 本文を読む
厚生労働省は9日、今年第3・四半期(7月2日~9月30日)に新たに報告されたエイズウイルス(HIV)感染者は274人(男性254人、女性20人)で、第2・四半期に続き、四半期ベースで2期連続最多になったと発表した。
一方、エイズ患者は114人(男性101人、女性13人)で過去2番目に多かった。
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ということだ。
. . . 本文を読む
「植樹や壁面緑化に取り組むのであれば、まずは24時間営業をやめませんか?」
じつにまともな提案である。
まともな提案に対して金儲け至上主義の会社は「需要があるからやってるんだ」「儲かってるのに店を開けていて何が悪いんだ?」といって、まるで夜中にでも買い物に来る客が悪いかのような物言いである。こんな店、夜中といわず、一日中行かなければいいのである。昨日のY売新聞に続いて、一人不買運動を始める . . . 本文を読む
いつも拝読させていただいているこちらのブログ「ゲイリーマンのカミングアウト的思考」に科学を目の敵にしようとするエントリーがありました(笑)。
自然科学の伝道師(←半ば本気www)としては、見ちゃいられないのでコメントをしようと思っていたら、そちらの問題とは別に興味深いコメントがついていました。
なので本題のほうは「性の生物学」のシリーズ中で扱うことにしようと思います。
いつになるか分かり . . . 本文を読む
もうずいぶん前になりますが、性の生物学 第1回で大腸菌において接合という現象があり、それによって遺伝子の交換をしているということをお話ししました。
性は「増える」こととは関係なく、「遺伝子を交換する」ことに関係しているのではないかという仮説を述べました。
大腸菌は最適な条件では20分に1回分裂をします。大したことないと思うかもしれませんが、このペースで分裂を続けると、9時間で1億個体を超える . . . 本文を読む