バスは延々続くアブラヤシのプランテーションの中を走り抜ける。12時になると、小さな食堂に立ち寄った。なるほどよく見ると、乗車券に「ランチクーポン」がついている。
マレーシアでは、ご飯に自分の好きなおかずを乗っけて食べるスタイルが主流だ。いくつもあるおかずからお気に入りのものを選んでのっける。今回は、青菜炒め、目玉焼き、フィッシュカレーの三種類にした。あまり辛くなく、おいしい。
しばらく休 . . . 本文を読む
ボルネオをバスで走っていると、あまりにも広大なアブラヤシのプランテーションが延々続きます。本当に、見渡す限りアブラヤシのプランテーションです。
写真がうまく撮れていないのですが、向こうの山までずっとずっとアブラヤシのプランテーションです。工場が見えていて、そこでパーム油を絞って製品化しています。
この油は、さまざまな用途に使われていきます。 食用油として、ポテトチップスや即席麺をあ . . . 本文を読む
９０年代リブの勢いは、自分たちがゲイであることで差別されている、セクシュアルマイノリティであることで差別されている、それを解消すれば生きがたさが消えるはずだという希望的観測が原動力になっていました。
現在、生きがたさの根源として多くの人が考えているのは、仕事のことでしょう。ことさら３０代の人びとは、自分の周囲で先輩たちがどんどんリストラでクビを切られていった状況を見ています。その点、２０代の . . . 本文を読む
翌日は５時半には目が覚めた。バス乗り場がどこかも分からないし、早めに準備をするに越したことはない。
宿で準備してくれた軽い朝食を食べる。トーストとバナナ。
それから６時１５分ごろにはバス乗り場に向けてタクシーで移動した。１５リンギット（RM）だから６００円ほどだ。 バス乗り場は朝から結構混雑している。たくさんのバスが待機していて、これでボルネオ中どこにでもいける。飛行機よりずいぶん安く . . . 本文を読む
18時40分に出発するはずの飛行機が、２０時出発になった。計器の故障だそうだ。ちゃんと直して、安全に飛んでもらわないと困るが、とはいえただでさえ夜の１１時に到着の予定が１２時すぎになってしまう。そうはいってもしかたがないので、KLIA見学を続ける。
なんだか天井の照明がランダムについているのがいい感じである。
しばらくハロッズでお茶をしていたらそろそろ時間となったので乗り場に移動する . . . 本文を読む
旅立ちの朝は早い。いつもが遅いので、ことさら体にこたえる。前日になってあわてて準備をするものだから、夜更かししてしまって、ことさら眠い。いつものことながら「飛行機で眠ればいいや」と思って、持ちこたえる。 セントレアに着くとどうしてもこれからの旅に思いを至らせてしまう。各国から来た飛行機たちが飛び立っていくのを見ていると、遠足前の小学生のようにワクワクしてくるのだ。
わたしを乗せたマレーシア . . . 本文を読む
ボルネオ旅行記をはじめます。なんだかすごいところだったので、いろいろ書いていきますので、お楽しみに。ただ、名城大学の生物学の授業の準備にもしたいので、理系っぽい内容が中心になると思います。
そもそもボルネオ島に興味を持ったのはなぜか？
生物を教えていると、生物学的に面白いところというのは世界に何ヶ所かあります。アフリカ大地溝帯、ガラパゴス、オーストラリア、ボルネオ、アマゾン川流域などなどで . . . 本文を読む
いやぁ、ボルネオ。
大自然ですよ。
「そうだ、地球はこうだった」って思いましたよ。
なんだか地球の真ん中に抱かれたような気がしました。
ゾウさんもお猿さんもいろいろたくさん見てきたので、徐々にご報告いたします。
また、ボルネオいきたいな。
旅行先で出会ったみなさんの意見ではキナバル山登山＆シパダン島ダイビングがよさげ。
でも、ダイビングのライセンスを取らなくちゃだわ。まあ、シュノーケリングでも . . . 本文を読む
I have been to Bilit(lower Kinabatangan River), and Danum Valley( "GENSEIRIN" of bornean rain forest).
I have experienced so many incredible events.
I want to tell you, but too many to tell now(lol). . . . 本文を読む
明日からボルネオ行ってきます。明日の朝に出ると、12時間程でボルネオのコタキナバル入り。明後日は森に入ります。
もう「地球の歩き方」なんかには書いてないところにいきます。ビリット村とダナンバレー。
みんな誤解しているけど、環境教育のための教材作成のための調査に、健気にも自費でゆくのです、名目上。だから、全額経費です。節税、節税(^o^;。
思えば去年八重山に行って熱帯に興味を持ってから一年。つい . . . 本文を読む
ジャーナリストの烏賀陽弘道氏がオリコンに訴えられた裁判についてコメントしておこうと思います。
烏賀陽さんのホームページはこちらです。
劇団半端者さんもコメントをしておられます。
烏賀陽さんのホームページを見れば分かりますが、これは言論封殺にほかなりません。
ぼくも曲がりなりにも作文をして世間に発表したりしているわけで、そのなかで批判的なこともいうこともあるだろうと思います。そ . . . 本文を読む
今日は岡山でHappyVestiteが最終回でした。
それにかこつけて、岡山でやってきたことを少しずつ書こうと思います。
1995年。
僕は大学院での研究生活に疲れ果て、完全に神経症状態で実家に帰るほかない状態になりました。僕の夢は破れ、僕は世界から一人取り残されたような絶望の淵にありました。ナーヴァス・ブレイクダウン。
世界の中に生きている感じがしなくなり、見るものすべて単なる映像に . . . 本文を読む
大学に入った年に「法学」の授業を取っていました。
その先生の言っていた一言はいまでも忘れもしない。
大学の近くで女子学生が付回され、危うく手を出されかけたところを命からがら近所の交番に駆け込んだという事件がありました。そのときに、その法学の教授は「だいたい女がちょっと肩出したりして挑発するような格好で歩いているのが悪いんだ」などといっていた。当然のことながら、大学一年生であろうとも大反発を . . . 本文を読む
昨日長々と書いたので、その補足です。
昨日、正規分布グラフで（ホントに正規分布かどうかも分からないわけですがイメージ的に）、ボリュームゾーンにあたる50～70くらいのところが、現状としてはあまりカミングアウトをしていない（部分的にはカミングアウトをしているかもしれないが、極めて限定的）層だといいました。
以前は、カミングアウトができる業々ボーイズ層が少なかった分、現在の50以下のマリ . . . 本文を読む
より多くの人が社会の中でカミングアウトをすることが、「同性愛者の可視化」を推進し、同性愛者の社会的立場を改善するのだとすると、カミングアウトは推進されなければなりません。今までカミングアウトをしていない人が、カミングアウトをするために、どういったことが必要なのか。
これを化学反応のアナロジーで考えてみたいと思います。 化学物質が、化学反応を起こして、別の物質になるには、エネルギーが必要です。 . . . 本文を読む