東京藝術大学教授にして人間国宝である尺八の大家・山本邦山が若き日にジャズに挑んだ傑作です。
尺八が天衣無縫の軽やかさで宙を舞い、ピーコックのベースが地面を刺し、その間を菊池のピアノが埋める。深い精神性を湛えながら、驚くほど軽やかな音楽です。これは素晴らしい。キワモノではありません。真正面から日本人にできるジャズを追求した傑作です。
『銀界』
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前編は金子監督だってこともあり、劇場でみましたが、後編は見る気にならずビデオで鑑賞。
漫画は読まないのですが、漫画でも大評判となった、挫折経験のない優等生が全能感のとりこになる話ですね。
金子監督らしく、二転三転する物語。ですが、まぁ、予定調和です。
ほとんどすべてのシーンが誰かの想定の範囲内にある。
映画には脚本があり、すべて予定通りに進むと思っている人が多いかもしれませんが . . . 本文を読む
今日は、およねがお誕生日プレゼントとして、ぼくが散歩がてら発見していい感じだよっていったイタリアンのお店に連れて行ってくれました。
愛知県庁から徒歩5分。
ウィル愛知の裏手にある「antichi(アンティキ)」。
お店はとっても古い民家を改造しているので、おのずと趣があります。連休初日ですが、さほど混みもせず、かといってガラガラでもなくほどよい感じです。ちょっと威勢のいいラテン・ジャズが . . . 本文を読む
ザトウとミンク、「絶滅危惧種」から除外…捕鯨再開に弾み
絶滅が危惧(きぐ)されていたザトウクジラやミンククジラの生息数の増加が確認されたとして、国際自然保護連合(IUCN)が、この2種を絶滅の懸念が少ないランク(低懸念種)に格下げすることがわかった。
近く、野生生物の絶滅の危険度を示す「レッドリスト」に掲載される見通し。5月に控える、米アンカレジでの国際捕鯨委員会(IWC)年次総会では、 . . . 本文を読む
バイオガソリンが初出荷されたというのがニュースになってました。
**一部引用**********
植物原料のバイオエタノールをガソリンと混合した「バイオガソリン」が26日朝、横浜市の新日本石油精製根岸製油所から初出荷された。
二酸化炭素(CO2)を吸収する植物を原料としたバイオエタノールは、二酸化炭素の排出量がゼロと計算されるため、政府は2010年度までに原油換算で50万キロ・リット . . . 本文を読む
去年あたりから、LGBTのうち社会的な意識がある人のなかの一部で盛り上がるようになってきた、「国際反ホモフォビアの日」が今年も巡ってきます。
5月17日だそうです。
今年もあちこちでイベントがあるんでしょうか~? . . . 本文を読む
こちらで、『ドリームガールズ』と溝口健二を比べて書いているわけですが、まあ溝口と比べられるのは、現代の映画監督には荷が重い。溝口健二の時代には、「家父長制」が生きており、溝口は弱者に対して救済的な視線を投げかけはするものの、弱者の「自立」を目指すわけではなく、あくまでも家父長が救済する物語になっている。これは、当時の状況をよく現すだろう。そして、そういった家父長的な存在として君臨したのが、だれあ . . . 本文を読む
air Be-Palというホームページに、半谷 美野子さんという方がアブラヤシの問題について、適切かつ簡潔にまとめていますので、お読みください。
こちらからです。
ここにも書かれている通り、私たちは日々、ポテトチップスを食べるたびに、ドーナツを食べるたびに、マーガリンをパンに塗るたびに、地球に優しい植物原料の洗剤を使うたびに、あのオランウータンやテングザルやボルネオゾウやボルネオサイなど . . . 本文を読む
昨日はなんとか天気ももって、気軽なハイキングにはとてもよい日和りでしたよ。 東海自然歩道てのがあってそこを歩いて駅から室生寺まで二時間ばかり。せせらぎと鳥の鳴き声とときどきキツツキが木をつつく音。それだけしか聞こえない山道をゆっくりのんびり歩いて、峠を越えて、いきます。途中、相棒君は泣きそうな顔をして「おんぶ~」とか言ってましたが、「そんな子は置いていきますよ」といったら「やだ~!」といって泣く . . . 本文を読む
うちに、友人が寄贈してくれたり、預けてくれている『Badi』や『G-men』などのバックナンバーがたくさんあります。
これらの雑誌には、日本のゲイの現代史が刻み込まれている、大変貴重な資料となっています。
この貴重な資料をどうやって有効活用しようか考えています。うちに後生大事においてあってもあまり役に立たないですから。
ただし、散逸や劣化をできる限り避けたいので、安易にだれにでも貸し出すと . . . 本文を読む
『薬害エイズを忘れない!』というブログの記事をとある方に教えてもらいました。
エイズ・ブロック病院が差別を始める時代が来た???
ここに書かれている責任ある立場の医師の言葉の数々は、ほんとうに残念です。あんまり残念なので、引用させていただきます。
●近年我が国においては、関係各位の懸命の活動にもかかわらず、性感染によるエイズ患者が年々増加の一途を辿っている。&nbs . . . 本文を読む
アフリカのあまりに悲惨な現実に加担しているのは、先進諸国に住む「良識ある市民」だという事実を暴く映画が続けざまに作られている。アメリカの中でも、ことさら政治的な場所でもあるハリウッドでも、その動きが出てきた。
『ダーウィンの悪夢』で、いささか誇張気味にナイルバーチ問題が語られたかとおもったら、今度はダイアモンドの密輸問題を『ラストサムライ』のエドワード・ズウィック監督が描きあげる。
完全な . . . 本文を読む
このごろうちで飼ってるチモールモニターの南風亭八ツ橋がびっこを引くようになりました。紫外線ランプはつけていたのですが、照度不足でちょっとくる病気味。木を吊ってランプの近くでバスキングできるようにして、高カルシウム食にして1ヶ月大分普通に歩けるようになりました。照度は距離の二乗に比例しますので、いままでの10倍近い紫外線が浴びれます。ペット屋さんにどの程度の照度が必要かは聞いてセットしたのですが、自 . . . 本文を読む
熊野ついでに、帰りに串本に寄りました。
串本は、本州では有数のサンゴがある海岸で、ラムサール条約で保護されることになっています。 海中展望塔やサンゴを見るための船がでています。 しかし、串本の駅からバスがなくて、タクシーでいくほかなかった……。とんだ出費です。
もともとこのあたりには、テーブルサンゴが多いのですが、このごろはエダサンゴが増えてきてるようです。
ここで見られる . . . 本文を読む