生まれて初めて心に沁みる・・・・・・

　ベートーベンの後期弦楽四重奏。 　いままでなんかすごそうだなとは思っていたけれど、今日はじめて心にしみわたってます。 　音楽ってそういうことよくある。 　初めから深刻な面持ちの方がじつは共感しやすかったりするんだけど、こういう穏やかな面持ちの曲って、よく分からない。しかもベートーベンというと、「運命」だとか「第九」だとかはっきりとした意志を示すメロディを想像しますが、そういうのとはまるっ . . . 本文を読む

鳥インフルエンザとHIVについての国際問題

　鳥インフルエンザが話題になってます。 　 　ブッシュ大統領なんかも、乗り出しています。ハリケーン・カトリーナとの関係を指摘する人もいますね。つまり防災についてアメリカがどの程度準備ができているのかを問題にして、確率が低くても非常事態を避けられるような準備をしておくべきだという意識になってきているわけですね。 　鳥インフルエンザについては、鳥に感染しますので鳥舎が全滅しますから、大損害が出ます。 . . . 本文を読む

バイセクシュアルの人が抱える苦悩について

まきりゅうさんが極めて明晰にバイセクシュアルの問題を語ってくれています。 論点も分かりやすく、具体例も豊富ですので、是非みなさん読んでみてくださいね。 いくつもあります。 第一部]「そもそもバイって」という玉野さんの問いかけへのあたしの答え　その1 第二部「そもそもバイって」という玉野さんの問いかけへのあたしの答え　その２ 第三部「そもそもバイって」という玉野さんの問いかけへのあたしの答え　 . . . 本文を読む

「障害者自立支援法」

　障害者自立支援法が参院を通過して衆院送りになりました。 　今期の国会で成立すると思われます。 　毎日新聞の記事、産経新聞の記事、あたりがじみ～～～に報道しております。 　れんほうさんが唖然としているようです。 　保守というのは、「政府は所得の再分配にはできるだけタッチしないようにするから、ご家庭や地域で助け合ってね」ってことですから、こういう方向になるに決まっているわけです。それで既得権益を . . . 本文を読む

HPVワクチン

HPV（ヒト・パピローマ・ウイルス）のワクチンはゲイにも役に立ちそうだということです。 こちらの記事 このウイルスは子宮頸がんを起こすことで知られていましたが、ゲイの肛門のガンモ起こすことが分かってきています。 このワクチンがあれば、ガンの危険性を減らせるわけですね。 . . . 本文を読む

ドイツでゲイのHIV感染増加

ドイツでHIVの感染が男性同性愛者の間で増えているようです。 こちらの記事 セックスでうつるって言うのはなかなか防ぐのは大変。どこの国でも、増えてきてそれをメディアが取り上げ警戒感が増すと増え方が鈍化し、ほとぼりが冷めると増加速度を増すというのが繰り返すようです。 . . . 本文を読む

２ちゃんねるのひろゆき氏に賠償命令

　最高裁判所までもつれ込んでいたひろゆき氏の裁判ですが、ついに賠償命令がでました。決定ですね。 　日経の記事です。 　２ちゃんねるでは、同性愛板もあり、そこには業界有名人に対する罵詈雑言、誹謗中傷が並んでいます。それに対して、損害賠償を請求すれば勝てるということですね。２ちゃんねるも完全匿名性はやめて、IPアドレスは保存されるようになっていますので、そこから調べることができるはずです（よく分か . . . 本文を読む

ジェンダーフリー論争？？？ 「その２ 自民党が危惧することは？」

　自民党のホームページを見ると、過激な性教育・ジェンダーフリー教育として国民からのさまざまな声が取り上げられています。 　ここに取り上げられている「国民の声」は全部で3520通寄せられた「声」の中の、わずか４０通です。自民党が「取るに足らない」と判断した声はもちろん排除されていますので、全体像は見えません。またはじめから「過激な性教育・ジェンダーフリー教育」を摘発するというニュアンスがあり、一部 . . . 本文を読む

アードマンスタジオで火事

『ウォレスとグルミット』っていうクレイアニメがあります。 ウォレスと犬のグルミットが仲良く暮らしているんだけど、たまに喧嘩をしてグルミットが家をでていったりする。グルミットは編み物をしていたりもして、とても所帯じみている。そうです、このふたりはカップルなのじゃないかと思わせる設定なのです。ゲイの映画って、生活感に乏しいのが多いので、こういう映画はほっとする。大好きなシリーズです。 イギリスの映画 . . . 本文を読む

ジェンダーフリー論争？？？「その１ ジェンダー概念とジェンダーフリー」

　ジェンダー・フリーに賛成か反対かという論争が巻き起こっております。ブログ界でも相当なことになっている。　自民党のホームページに「過激な性教育・ジェンダーフリー教育」に関するアンケートが掲載され、徐々に巻き起こっていたジェンダーフリーについてはっきりとバックラッシュをする動きがみられたことから、論争になっているようです。 　とはいえ、ジェンダー・フリーとか言われても、何を指しているのかよく分から . . . 本文を読む

エイズ治療薬とハリケーン

毎日新聞にこんな記事が…… ハリケーンで退去を余儀なくされた人にエイズ治療薬が届かなくなっているとのこと。 抗HIV薬は一ヶ月の97%以上飲まないと、耐性ウイルスが出現する可能性があがるといわれています。8000人も薬が行き渡っていない人が出現しているそうなので（１都市でこれだけですよ。日本で10,000人という程度の感染拡大の現状とは桁が違う！が、油断をすると日本もいっちゃいますよ……）、耐性 . . . 本文を読む

少子化と自由

ふと思ったのだけど、昔は子どもって産んでからしばらくは手がかかるけど、老後の面倒を見てくれたりする存在として、「投資」の意味があったんだよね。カンボジアなんかにいっても、中学生くらいの子どもはみんな働いていて、ホテルの掃除をしたり、肉体労働をしたりして家計を助けている。 いまの日本では、子どもが自分で食えるようになるのに、20年以上だいたいかかるわけで、その間の投資額が教育費の高騰も含めてかなり . . . 本文を読む

うわ～、文学者って「進化論」を知らないのだな…というか、怖いかも…。

　産経新聞にこんな記事がありました。 　京都大学名誉教授とかいう文学者が何も知らない進化論について語っています。進化論はなんの証拠もないというのは嘘で、ウイルス学とかの遺伝子分析にしろ、古生物学にしろ進化的な証拠はどんどんあがっております。そりゃあ、だれも３６億年の生物の歴史をつぶさに見た人なんていないし、そんなに時間のかかる実験をしたわけはないので、決定的な論拠にかけるといえばそうですが、現在の . . . 本文を読む