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セクシュアリティ・科学・社会・映画

2006年のアメリカのHIV新規感染者数

2008年09月19日 02時32分30秒 | HIV
BADI.jpに記事が出てました。 一部引用。  米疾病センター(CDC)の調べで、米国内で2006年、新たにエイズウィルス(HIV)に感染した人は約5万6300人で、当初の推定よりも40%も多かったことが明らかになった。 ********************************  アメリカのHIV新規感染数の2006年のデータが出てました。  日本は1億2000万人で、1500人を . . . 本文を読む

集団のサイズと感染率

2008年02月17日 12時06分55秒 | HIV
 こんにちは。  「低能流[ゲイ]文章化計画」さんのところからトラックバックです。  よく「ゲイ・コミュニティは小さいので感染が拡大しやすい」ということを言う人がいます。これはいくつかの数値の混同か計算間違いなんじゃないかと思っています。  狭いコミュニティのなかでHIV感染拡大が広がる結果としては、その集団内でのHIV感染率は大きな集団のなかよりもはやく増大しますが、感染者数はコミュニティのサ . . . 本文を読む

新規HIV歯止めかからず

2007年11月10日 02時28分11秒 | HIV
 厚生労働省は9日、今年第3・四半期(7月2日~9月30日)に新たに報告されたエイズウイルス(HIV)感染者は274人(男性254人、女性20人)で、第2・四半期に続き、四半期ベースで2期連続最多になったと発表した。  一方、エイズ患者は114人(男性101人、女性13人)で過去2番目に多かった。 * * * * * * * * * * * * * * * *   * *  ということだ。   . . . 本文を読む

2006年度のHIV感染者・発症者最多更新

2007年05月23日 03時59分52秒 | HIV
 2006年に新たに報告されたHIV感染者は日本・外国籍合わせて952人、発症患者は406人で計1358人となり、感染・発症ともに過去最多だったことが22日、厚生労働省エイズ動向委員会のまとめで分かった。  日本国籍の男性が感染787人、発症335人と全体の8割以上を占め、依然増加が著しかった。  感染者の感染経路は、同性間の性的接触が約63%、異性間性的接触が約23%を占めた。日本国籍男性の . . . 本文を読む

HIV関係医療者による患者差別

2007年04月19日 11時34分27秒 | HIV
 『薬害エイズを忘れない!』というブログの記事をとある方に教えてもらいました。  エイズ・ブロック病院が差別を始める時代が来た???  ここに書かれている責任ある立場の医師の言葉の数々は、ほんとうに残念です。あんまり残念なので、引用させていただきます。  ●近年我が国においては、関係各位の懸命の活動にもかかわらず、性感染によるエイズ患者が年々増加の一途を辿っている。&nbs . . . 本文を読む

いきなりエイズ

2007年03月23日 12時32分34秒 | HIV
 いきなりエイズを発症してHIV感染が発覚する人は中心部よりも周辺部に多いという結果が出ていました。  たとえばこちら。  とりあえず中部圏の数字を考えてみます。 愛知県の27%に対し、静岡県は15%と低かったが、岐阜県が53%、三重県は83%。  なぜこのような数字になるのか。人の動きを考えると、おおよそ解釈できそうです。 愛知県は、名古屋では千種保健所、それ以外の都市部でも岡崎保健 . . . 本文を読む

包茎手術でHIV感染率半分

2006年12月17日 05時47分38秒 | HIV
読売新聞でこんな報道がでていました。 亀頭は子どものころは粘膜なんですが、第二次性徴後に外界で鍛えられて皮膚化していきます。そのときに、亀頭が皮に包まれていればもちろんその皮膚化が遅れたり、皮膚化しても強くはならないんでしょう。みなさんも経験あるかと思いますが、経験の少ない20歳前後の若者は亀頭を直接刺激されると、痛がったり、刺激が強すぎるといって嫌がったりすることが多いですが、日本人はかなり . . . 本文を読む

アメリカではHIV感染後のライフスパンは平均24年間

2006年11月22日 04時22分43秒 | HIV
 アメリカではHIV感染後の平均の生存期間が24年ということです。20年以上の生存がかなりの人で実現しています。  だいたい年間の医療費が25200ドル(=300万円弱)かかるということです。1998年には18300ドルだったので、高沸しています。アメリカの医療費は高いのですが、急激に高沸をしている。薬剤耐性ウイルスに対して、後発の高額な薬剤を使わないといけない状況があるようです。  アメリカは . . . 本文を読む

HIVの遺伝子治療の臨床試験で光明が…?

2006年11月22日 03時31分59秒 | HIV
 もはや旧聞になってしまいますが、HIVの遺伝子治療が臨床試験でよい結果を示したというニュースが流れていました。こちらです。今回試験をした人すべてで成功したわけではありません。  HIVの増殖を抑制する特殊な遺伝子(アンチセンスという)を、別のHIVに遺伝子組み換えの技術で埋め込みます。それを患者の体から取り出したリンパ球に感染させて、またもとの人に戻します。組み換えHIVがもともとのHIVと細胞 . . . 本文を読む

オーストラリアでここ5年で41%もHIV新規感染者が増加

2006年10月24日 02時26分20秒 | HIV
 オーストラリアというと、いわゆるエイズ・パニックの時期に素早くゲイのコミュニティと政府が協力して感染予防キャンペーンを張ったため、HIVの予防啓発に世界でも成功した国だということになっています。  しかし、そんな国でもまたHIV感染者が急増しているというのがこのニュース。  原因として考えられるのが、90年代の極めてシリアスな(ということは感染は死を意味するということ)HIV感染がなくなり、 . . . 本文を読む

HIVのワクチンに向けての第一歩

2006年10月24日 01時30分19秒 | HIV
 HIVのワクチン開発にとって、最大の問題はモデル動物がいないことでした。HIVはサルでは増えないのでいくら感染させようとしても、感染が成立しない。感染が成立するのを阻止するためにワクチンがあるので、そもそも感染が成立しないのならばワクチン開発のモデル動物にはならないということです。  仕方がないので、研究者たちはサルのエイズウイルス(SIV)や、SIVの一部を遺伝子組み換えの技術を用いてHIVに . . . 本文を読む

HIV関係のイベント@2丁目

2006年06月12日 15時02分56秒 | HIV
 去年の夏のパレードで伏見さんが問題提起をなさってから、いまもう一度、きちんとHIVを考えようという機運が高まってきているように思います。 ***********************  日曜の夜、二丁目の大人時間に、大人の話をする「aktaで話を聞く会」、今月は「エイズの宿題、総まくり」と題して、ゲイとエイズについての課題を全部あげて整理してみようという企画です。  検査、告知、検査前 . . . 本文を読む