今日と明日で同じタイトルの『こいのぼり』をそれぞれアップする予定でした。
昨晩、解説を作っている時に、
ん?え?ぁあ???
ってなったんです。
『こいのぼり』といえば、
♪屋根よーりーたーかーいー…って曲が1番先に出てきますよね?
それだけしか知らない!と思っていたけれど、「こどものうた」という本にもう1曲『こいのぼり』があって録音したんですね。
でーもぉーーー!
その知らない『こいのぼり』の解説を書くために、YouTubeで曲を探したら、あれ?録音した曲と違う…ってなりまして。
♪屋根よーりーたーかーいー…じゃないもう1曲は、"詳しく知らないけど、聞いたことがある『こいのぼり』"で♪1いーらーかーのなーみーのぉーって曲でした。
私が「こどものうた」の本を参考にして、今日アップするために弾いた『こいのぼり』は、まっっったく違う曲だったわけです。
え?どゆこと?って、ちょっとパニック。
なので…
『こいのぼり』が3曲あるのぉーーー???事件!!!だったわけです。
でも調べてみたら、サトウハチローさんや他の方々の『こいのぼり』の歌もたくさんありました。
そこは奥まで掘り下げないことにしておきます😅
◎1番有名なのは、
近藤宮子サン作詞、作曲者不詳…の、
〽︎屋根よーりーたーかーいー…の『こいのぼり』
(尋常小学唱歌 1933年・昭和8年)
↑今、手元にある4冊の歌の本のうち、3冊は近藤サン作詞のこいのぼりが載っていました。
◎2番目に有名?というか、聞いたことあるのが、
作詞者不詳、弘田 龍太郎サン作曲
〽︎甍(いらか)の波と雲の波〜
(尋常小学唱歌 1913年・大正2年)
↑これは、私や兄が小学校の時に使っていた歌やゲーム・ダンス?などが詰まっている"グルッペ"という本。
…ちなみに。
兄は父が名前を書いてくれていて、ワタシは自分で書いてました。
なぜじゃーーー!?!?!?ww
手抜きなのカァーーーー!!!😆
◎知らなかったけど弾いてみた!という『こいのぼり』は…
作詞者不詳、井上武士サン作曲の…
〽︎おひさまのぼる もえたつみどり…
という曲です。
ご存知ですか?
(國民学校芸能科音學初等科1942年・昭和17年)
え?1番あたらしいんだね。。。
さぁーどうしよう…🤔
…と考えた結果。
せっかくなので、私が全く知らなかった『こいのぼり』を紹介がてら登場させちゃいます!!!
井上武士サンは、『うぐいす』や『チューリップ』、『うみ』を作曲された方ですし!
私がむかーし非常勤講師で勤めていた小学校の校歌を作った方ですし!
ということで、いつもの日付から!
5月3日。
スティールパンで童謡唱歌(123)
『こいのぼり』
作詞:不詳
作曲:井上武士
この曲は、昭和17年「初等科音楽一」に掲載されたそうです。
1.お日様昇る燃え立つ緑
真鯉が泳ぐ緋鯉が泳ぐ
2.幟を立てて皆が祝う
良い子になあれ大きくなあれ
3.幟を立てて男の子ども
大きくなって日本(ニッポン)男児
掲載された年は、太平洋戦争真っ只中!
3番の歌詞がそれらしい…!?感じがしますね。
◎こいのぼりについて。
"こいのぼり"は、日本の風習で、江戸時代に武家で始まった端午の節句に、男児の健やかな成長を願って家庭の庭先に飾る鯉の形に模して作ったのぼりです。
初期の鯉のぼりは真鯉(黒い鯉)でしたが、やがて真鯉(まごい)と緋鯉(ひごい)の2色になって、さらに青鯉も加わって家族を表すようになったということです。
節句の行事は平安時代からとされているそうですが、もともと武家には端午の結句に向けて玄関に幟(のぼり)や旗指物を飾る風習があったそうで…!
端午の節句には厄払いに菖蒲を用いることから、別名「菖蒲の節句」と呼ばれ、武家では菖蒲と「尚武」と結びつけて男児の立身出世・武運長久を祈る年中行事となったとのこと。
江戸時代中期になると商人がこの風習を行うようになり、ある町人が幟の竿頭の招代(おぎしろ)と呼ばれる小旗のようなものを、中国の登龍門の故事から鯉を象ったものにかえて掲げたところ、それが広まり次第に大型化したものが"鯉のぼり"とされているそうです。
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽
…ということで、昨晩リハーサルから帰ってきてから、びっくりな事実が判明し、解説やらなんやら時間がとてもかかり…💦
そして仕上がった本日のブログ。
昨晩は大変眠かったでございます🥱
しかしワタシはこれから練習に出かけます!!!