新人カメラマンの頃、
どーしても、カメラ位置から被写体までの距離感が掴めず
人物をどのサイズまでズームできるか
即答できなかった自分がいる。
その時間がかかった理由は、、、
フィルム撮影による スーパー35mm
TVカメラのCCDサイズ 1/4、2/3 1インチ
と、大まかに分類してもこの位ある。
自分でENGレンズを購入した頃、
便利なものが登場した。
それは、、、
レンズ カリキュレータである。
使い方は至って簡単、、、
被写体までの位置を選択
上部の小窓に数値が羅列され、
赤字の16:9のレンジを人物のサイズである、
FF(フル)、 KS(ニー)、 WS(ウエスト)、
BS(バスト)、 C-up(クローズアップ)のレンジに合わせる
撮像板のサイズを意識しつつ
J16 25倍など黒字の表記のレンジに赤字の画角が
入れば、希望のサイズにて画角を決めることが出来る
計算尺である。
現在は、スマホアプリやWebサイトでの計算も可能である。
このカリキュレーターを入手した頃は
嬉しくて常に現場に持っていたものである。