辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
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ディスクリート方式4チャンネルレコードを聴く おー! と、思わず声をあげてしまった。

2020-10-07 18:32:11 | オーディオ
ディスクリート方式4チャンネルステレオ

1970年に日本ビクターが開発、
4チャンネル完全分離(ディスクリート4チャンネル方式)である。

MM式カードリッジ 442を購入。
MM式にも関わらず、周波性特性が60KHzまで再生ききる性能があるが、
なんせ、中古カードリッジ なので心配はしていた。


CD-4方式は、30KHzのキャリアに
FM変調したリアチャンネルの合成差信号「左側合成差信号(左前チャンネル - 左後ろチャンネル)を
レコードに刻んでいる。
今思うと50年前の技術で、レコードという記録媒体ではあるが
こんな高周波は記録できるんだぁーと感心してしまう。

カセットテープでも、せいぜい16KHz程度なので。。。


これが、デモジュレータCD4-10


30KHzのキャリアを感知できれば赤いランプが付く。

レコードによって、曲間でキャリアが無くなるレコードも有るようだが
テストレコード(トリオ)は、曲間もキャリアが乗っていて
安定してデコードしているのが見た目にも分かる。

現状、ジャズのテストレコードのみの再生では有るが
率直なところ、フロント、リアの音が完全分離しているのが
聴き分けることができた。


ビクターCD4 10からテクニクスのマトリックスで4chに振り分けるが
SQレコードの位相管理とは違い、CD-4は完全に位相管理されているので
フロント リアのバランスで雰囲気を楽しむって感じになります。

これは冨田勲先生も夢中になるわけだよなぁーと感じつつ
しばらくCD-4レコードを堪能。

仮接続の状態なので、アンプのイコライザーを
効かせることができるようにセッテイング(接続)を
アレンジしようと思う。

今更、50年前のレコードを聴くなんて、、、。と
思われるけど、レコードのコンディションが良ければ
CDに引けを取らない高音質で楽しめる。

まぁ、SQにしろ CD-4にしろ数年という
短命な技術ではあったが、レコードを買い込んで楽しんでみようと思った。

中古では有るが、デモジュレーターのCD-4 10のパーツ劣化で
SNが悪く、電源を入れてからしばらくしないと安定しない
という状況でも有る。

パーツ交換を近いうちにしなければと思いつつ、
4chレコードを買い占めて秋の夜長を過ごそうと誓った。

目標は、岩崎ひろみ、フォーリーブス、沢田研二は
4chレコードとして外せないので有る。


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