辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

我が師匠、「中山猛」氏を偲んで。。。

2021-05-08 19:22:58 | オーディオ


私のオーディオ修理に関して
アドバイスを頂き、設計、測定、音質向上と
いろんな観点から、修理の楽しみを
教えてくれた師匠。

昨年6月に自叙伝の第一弾として
本を出版、完全な理系な内容ではあるけど
アナログとデジタルの解釈がエンジニア目線で
書かれている内容となっている。

実は、亡くなったのが3月4日頃
筑波ソニー のOBなので、そのまま
退職後もつくば市に在住であったが、
師匠に急ぎのお願いがあり、3月2日から
数日間、連絡をとっても返答がないので
心配であった。

実は在宅中に脳出血で亡くなって
数日、そのままだったと伺い
本当、あの時、出来たことは無いだろうかと
自問自答している自分である。

検死官の取り調べでは、亡くなったのは
3月4日と聞き、さらにショックだった。

筑波まで飛んでいけば
良かったなと後悔しても
しきれない心境。

師匠がソニーに入社したのは
1982年、オーディオ一筋で
CD、DAT、カセットデッキの
核となる、サーボモーターの設計者なので
何を聞いても即答してもらえるし、
とにかく、設計した本人が修理するのだから
禁断の魔改造なんて得意中の得意であった。

そんな、中山さんを師匠に持てて
私は幸せだ。

師匠曰く、日々、
「アナログ」「デジタル」も音楽を楽しむ手段であって
数値的な優位を付けるべきではないと、教えられました。

より良い音を求めて、解決方法を探るのが
科学的 技術的なアプローチであるとも教わりました。

私は理系じゃねいけど、
師匠の教えを肝に銘じながら
修理道を進んで行きたいと思う。


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