『ROCKETMAN』

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　８月に公開された映画で先日観に行こうとしたら夜しかやっていなかったので諦めていたら丁度良い時間に公開されたので急いで行ってきました。

エルトン・ジョンの半生記を描いた映画です。
映画の最初が無機質な廊下をオレンジ色のド派手な衣装を身に着けたエルトンが歩いてくるところから始まります。
　それから彼の子ども時代に遡り話が進みます。　誰からも愛されなかった孤独な少年時代、ピアノに出会い天性の才能を開花させていくエルトン。
作詞家バーニーとの運命的な出会い。愛を求めながらまわりの人たちに裏切られ続け、心と体を傷めてしまう。
しかし彼は「なりたい自分になる」という強い意志で進み続ける・・・

　エルトン・ジョンという人物の成り立ちを知ることのできる映画です。
ミュージカル部分は楽しいし、シリアスな物語もあるし、強く生きたい、と思わせてくれる映画でした。
　それにしても美しい音楽を作り出す人はどうしてあんなに自分を傷めつけるのでしょう？
クイーンのフレディ・マーキュリーとエルトンと重なって見えました。　すばらしい音楽のためには栄光を掴みながら心にむなしさを抱えて生きていくしかないのでしょうか？

　公開終了近い作品ですが　オススメです。