名刺入れ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　初出勤した下の息子が「まるでトランプみたい。」と言って白い箱を持って帰ってきました。
たしかにトランプが入っているような大きさと厚さのある白い箱・・・・中身は名刺でした。

　へえやっぱり名刺入れって必要なんだ、と改めて思ったので　駅前のお店に一緒に見に行きました。
あまり乗り気ではなかった息子でしたがようやく「コレ、いいかも。」というものを選びました。
　ところが息子がいいと思うものは他の人もいいと思うらしく売り切れていて、しかもメーカー欠品中で１月中旬入荷予定がコロナの影響があるらしくいつ入荷するか分からないと言われてしまいました。
そこで別のものにしたら？と言ったものの　やはり気に入ったものが欲しいらしく　仕方ないのでネットで探しました。
するとネットなら売っているんです、しかもステッチのカラーが選べるし、名前まで入れてくれるということ。
　だったら好きなのにしたら？と言って本人に皮とステッチの色、名前の字体を選ばせて注文しました。
　　　その名刺入れが今日届きました。
さっそく中を開けたら・・・・
息子の顔が曇りました。
　だってご覧のように皮が白く汚れているのです。
これは返品だね、と言いながら箱に入っていた注意書きを読んだら　この白い汚れはワックスを拭き取らずに出荷しているので汚れているように見えるけど汚れではありません、と書かれていました。
白いのが気になる場合は柔らかい布で拭けばよいそうですがそのまま使っていても光沢が出てくる、と書かれていて親子でほっとしました。
　この名刺入れに光沢が出てくるのはいつ頃になるのかしら？　その頃には息子も社会人としての生活に慣れててくれるとよいのですが・・・・