『引っ越し大名』

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　徳川綱吉の時代、姫路城藩主松平直矩は柳沢吉保の不興を買い大分への国替えを申し渡された。しかも禄高も半分に減らされて。
大名の引っ越しには費用も労力も多くかかる。
その引っ越しの責任を任されたのが　書庫に閉じこもっている引きこもり侍の片桐春之介だった。人と話すことが苦手な上、何から手をつけたらいいのかまったくお手上げな状態。
そんな春之介を幼馴染の高村源右衛門や勘定方の中西監物、そして引っ越しの前任者の娘於蘭が支え、大プロジェクトが始まった。

　先月は忙しくて観たい映画をたくさん見逃してしまいました。
でもこの映画と『ロケットマン』はどうしても観たかったので　今日ははりきってお出かけしてきました。（ロケットマンの方はどうも無理みたいです。）

　いろいろ鬱々とする日々が続いていますが　映画を観て久しぶりにケラケラと笑うことができました。
ドタバタ喜劇のようにも見えますが　それだけではなく　ひとりの人間の成長の話だったり友情、愛情の話だったりでした。

　主役の星野源さんが気弱な引きこもり侍の役にぴったりだっただけでなく　幼馴染の高村役の高橋一生さんが今までのイメージとまったく違う雰囲気の役でびっくりしました。
でも、高橋さんのこの役はアリだと思いました。
　高畑光希さんもしっかり者の於蘭にぴったり。　その他も魅力的な俳優さんがたくさん出演されていました。
ちょっとびっくりしたのは　現在活動自粛中のピエール瀧さんが出演されていたこと。
　多分あの騒動の前に撮影されていたのでしょう。　だけどパンフレットに彼の紹介はありませんでした。　

・・・・やっぱり映画っていいものですね～