公式サイト
第2次世界大戦中、長男のピーターと長女のスーザンは両親と共にアメリカへ行く。
その間、次男のエドマンと次女のルーシーは いとこのユースチスの家に預けられる。
ユースチスは生意気で意地悪、ペペンシー兄妹とソリが合わない。
そんな3人が 部屋にかけてある海の絵の中に引き込まれていく。
3人が出たところはナルニアの海の中。 彼らは 王となったカスピアンに助けられ、カスピアンの父の友人で行方不明になっている七卿を探す旅に出る・・・・・
3D映画に慣れたせいでしょうか、あまり3Dだ!という感動はないのですが・・・
ストーリーは カスピアンとペペンシー兄妹、ユースチス、それぞれの成長の物語だと思います。
ファンタジー小説、映画、なのですが テーマはかなり重いもののような気がします。
人間は皆、劣等感を持ち、悩みを抱えて生きています。
それでも前へ進もうとしています。
この映画に登場するアスランはキリスト教の神様を象徴しているのでは?と感じたのですが それって当たっているみたいです。
だって原作者のCSルイスは作家であるととも神学者なのだそうです。
きっと子どもたちに 分かり易く神様の話を伝えたかったのではないでしょうか。
キリスト教文化の社会ではない日本でそれがどれくらい伝わるのか分かりませんが もちろんファンタジー映画として十分楽しめます。
ネタバレになるのは避けたいので 詳しくは書きませんが 謙虚で小さな存在こそ大きくて大切な存在・・・そんなことを感じました。
第3章でペペンシー兄妹とはお別れです。 彼らは 大人への階段を登っていくのです。
第4章はいとこのユースチスが主役とのこと・・・
映画化されるかどうか分かりませんが ユースチスの成長を見てみたいです。